「会社と社員を元気にするための処方箋」
というタイトルで㈱ライフバランスマネジメント研究所の
渡部卓代表の話を聞いてきた。
渡部卓氏は1956年(昭和31年)生。
早稲田大学を卒業後、外資系企業のモービル石油、
ペプシコーラに勤務。2003年に同社を創設。
主に企業のメンタルヘルス、ハラスメントなどの
コンサルティングを900社位実施。
現在同社を経営する傍ら、帝京平成大学
現代ラライフ学部教授を務めている。
他に、中国進出日本企業向けに中国の大学で
客員教授も務めている。
因みに中国では年間30万人の自殺者がいるそうだ。
心理学では人間の心理をゴムボールに例える。
心身の健康は4つの要素が影響し合う、特に「考え方」が
曲者だそうだ。
石=ストレッサーは人間関係が一番。
これが高じるとアトピー、ぜんそく、ストレス性難聴になる。
①は日本など農耕民族に多い。
②は白黒をハッキリさせ勝負に拘る優秀な人に多い。
①、②は従来型の「うつ」だが、③は若い人
過保護の人に多い新型「うつ」。
うつ病の人は原則休ませなくてはいけない。
最近2週間の様子について毎日①~⑨で
「はい」が5つ以上あると要注意。
職場で見られる健康不全の予兆行動
上司は部下に対して、聞く、訊くではなく
聴く姿勢が重要。アメリカでは「カウント5」
指で数えるらしい。
コーチングの神様 マーシャル・ゴールドスミス氏
の法則を参考にして渡部氏が作った「かりてきたねこ」
誰かからも聞いたが、ストレスの解消、
うつに対しては腹式呼吸がものすごくいいらしい。