スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~その136~

2014-02-24 08:11:38 | 食~そば・うどん

食事処  常盤食堂

浦和区常盤2-10-21

TEL:048-831-5820

定休日 水曜日  営業時間 10:30~20:00

昭和10年創業、78年の歴史をもつ旧中山道に面した昔の街のそば屋さん

看板の局番も2桁のまま昭和レトロの匂いがする

地元の友人に奨められて行ってみた。こうゆう店は、昔沢山あったが

だんだん減ってきてかえって新鮮で懐かしい

カウンター席が4つ テーブル席が3テーブル

壁にメニューが沢山貼ってある

ご夫婦と伜さん3人でやっているようだ。

伜さんは出たり入ったり忙しい

そういえば、出前をしてくれるお店も少なくなった

全面喫煙可というのも、時代の流れが止まったみたいで

愛煙家にはホッとできるのでは

手書きのセットメニュー、荒っぽく書かれているのが

逆に人の温もりを感じる、ここは全てがアナログの世界だ

久し振りにカツ丼が食べたくなって「もりそばカツ丼セット」を注文

1000円ちょっと高目だナ。

出てきて オッ!

ボリュームがたっぷりだ。みそ汁も付いている。

多少最後は無理したが完食した

そばは手打ちか?白目の色で更科系か?

それなりのレベルで合格点だ

そば湯も出てきた

飾り気のないカツ丼、しかし心がこもっている

これだけで普通のカツ丼一人前はある

ここは昔のそば屋さんで良心的だというのが

一番の感想です。そこで一句

「ずっとこの場所 ずっとこの味 常盤食堂」

ところで常盤食堂がある旧中山道について触れてみたいと思います

中山道は江戸日本橋から草津宿(滋賀県)までで東海道に合流

その間67か所の宿場があり、浦和宿は板橋宿、蕨宿の次の宿場町

として江戸時代盛えた。

明治以降になって4町(高砂町、仲町、岸町そして常盤町)で

浦和町を形成していた

だから古い浦和の人は旧4町とよく言う

 この慈恵稲荷の社頭で戦国時代以来、昭和の初めまで

毎月二・七の日に市が開かれていた

そこでは農産物や各種の生活必需品が取引された

現在もそのなごりとして市神様と市場定杭がある

その当時の市場で取引している女性のブロンズ像

車でその前を通ると「あれ人がいる」とドキッとします。

一時より都会化で随分減りましたが、なんとなく

昭和の匂いがする古い建物がまだ中山道にはポツンポツンと残っている。