
北欧の旅も2ヶ国目スウェーデンの首都、水の都と言われている
ストックホルムへ入りました。スウェーデンの国土は日本の約1.2倍、
人口は約1000万人。カール16世グスタフ国王の下
立憲君主制の国だ。主な宗教は福音ルーテル派が多数を占めている。

ストックホルムはメーラレン湖に浮かぶ14の島、郊外を
入れると2万4千の島からなる森と湖の都だ。

これが有名な街のシンボル市庁舎。ナショナル・ロマン様式の建物で
800万個の赤レンガが使われている。ここの「青の間」で
ノーベル賞受賞の晩餐会、「黄金の間」で舞踏会が開かれる。
詳しくは後日アップします。

13世紀に築かれた街、ガムラ・スタン(旧市街)にある
リッダーホルム教会の尖塔が見える。当協会は鋭く天を突く
尖塔が象徴的なゴジック建築の教会で王室の菩薩寺となっている。


真ん中の丸い建物が国会議事堂。このヘランズホルメン島には
ストックホルム中世博物館もある。国会議事堂は現在、一部修繕中であった。

オペラハウスは19世紀後半に建てられたバロック様式の建物で
バレエとオペラを中心に上演されている。

この建物は宿泊したホテルの隣りにデンと構えていた
スウェーデンの中央銀行(日本の日銀)。





今スウェーデンは景気が良く、ストックホルムの中心部セルゲン広場周辺では
建築ラッシュだそうだ。その為交通渋滞がひどいと言う。
躯体工事を見るとこの国も柱が細く、梁も無い。
やはりストックホルムも地震がないのか。現場事務所(?)の
プレハブは立派に見えた。


地下鉄の内部はとてもアートだとうことで
早朝散歩で歩いたがちょっと不気味な外国人労働者風の人が多くいて、
嫌な空気を感じて早々に去った。
エスカレーターの回転歯車みたいのは初めて見た。

ストックホルム市内にはスウェーデンのアパレルメーカーH&Mの店が
多くあった。ここは低価格かつファッション性のある衣料店を
扱っている。他には日本で根強い人気の車ボルボ。
最近日本でも急拡大している家具メーカーのイケアもスウェーデン企業だ。

早朝の朝日が広場に射して鳩の群れが芸術的な一枚に成ったのでアップしてみました。

ノルウェーに続いてストックホルムでも首の回りがグレーの
カラスに似た鳥がゴミをあさりに来たのでパチリ。
どうもこの鳥は今回の旅で気になってしょうがなかった。

宿泊ホテルの近くにクララ教会があるというので早朝行ってみたが
入口の門は閉まっていて中には入れなかった。
この辺りも人気がなく、労働者風の人が来ると避けながら歩いた。
ストックホルムの治安はどうなのだろう?


市庁舎の近くで珍しく斬新なデザインのビルを見たのでパチリ。
建物に金網が巻きついたフォルム、結構施工が大変だったのでは。

海の入江の所、王宮の向かい側に並ぶ超高級マンション街。
この通りは気品のある通りで雰囲気があった。

スウェーデンでは自転車の使用が奨励されていて
競技用のチャリを乗っている若者が多く走っていた。


これからはストックホルム観光の中心地、ガムラ・スタン(旧市街)を
中心にアップしていきます。ノーベル賞100周年を記念して
開設されたノーベル博物館。ダイナマイトを発明した
アルフレッド・ノーベルの遺志により1895年ノーベル賞が
創設され、毎年12月10日(ノーベルの命日)の授賞式は世界中から注目される。




博物館館内には歴代受賞者の記録を展示している。
そして歴代受賞者の写真も売られていた。
パッと見るだけでも何人もの知っている人がいる。
さすがノーベル賞受賞者だ。その中に1994年文学賞を
受賞した大江健三郎氏のコーナーもあった。

椅子の裏にはサインしたノーベル生理学・医学賞受賞山中伸弥教授。
このサインをするようになったのは、2001年クリントン大統領が
博物館を訪れた際に大統領が座っていたイスに
博物館職員が「ビル・クリントン」と書いたのがきっかけだとか。

当館のお土産人気No.1のノーベル賞のメダルで作った
チョコレート。ここだけのオリジナル商品だ。下に日本語表示があった。
訪れた日本人がきっと沢山買って帰るからだろう。



美しい尖塔がそびえ立つドイツ教会。16世紀にドイツ商人が
商業協会の建物として建てた。中はステンドクラスや金の
彫刻で美しく装飾され、荘厳な雰囲気だ。

昼食を終えガムラスタンの古い街並みがよく残っている
メインストリートを歩いてホテルへ向かう。
この通りにはアンティークショップやカフェなど多様な店がひしめいている。

ガムラ・スタンを見下ろす大聖堂の塔。1279年創建の
ストックホルム最古の教会で、1976年現国王の結婚式が行なわれた。


ここは国会議事堂の内を通り抜けられるヴェステルロング通り。
まるで中世の街を歩いている錯覚に陥る。
国会議事堂はヘランズホルメン島という島の中にある。

この存在感のあるピンクぽい建物はたぶん外務省か
財務省の建物(?)この周辺は日本の霞ヶ関で
中央官庁の建物が並んでいる。

古色蒼然としたメインストリートをさらに進むとやや今風の
ショップが並んだ所に出た。ここはショッピングストリートで
多勢の人が居て賑わいがあった。

4人の親子連れが、お土産物店のバイキングセットを
身に付けて記念写真を撮っていた。微笑ましい光景だ。

レコードショップのショーウィンドにはレコードジャケットを
モチーフにしたTシャツが飾られていた。その中の一つ
ビートルズのサージャントペッパーロンリーハートクラブバンドの
Tシャツ。この店に入ってみたかったが、団体行動の
制約もあり、外から見るだけで終わったのが残念だった。


ストックホルム
王宮と大聖堂がある広場で突然路地から軍楽隊が現れた。
これはラッキー。旅で予定外の事が起きると
すごく幸せな気分になる。急いでビデオを動かした。

スウェーデンの名物料理の一つミートボール(ショットブラール)。
他にジャガイモ、クラッカーのようなパン。クネッケや
ライ麦パンなどが日常的に食べられる。
日本ではバイキングと呼んでいるビュッフェ式の料理は
「スモーガスボード」というスウェーデンの伝統料理が原点となっている。


海外に行くと必ず見られる大道芸。ガムラスタンであまり見ない
女性2人組の大道芸人が居た。服装もモダンで
とてもコミカル。チップを入れるととてもユニークな
パフォーマンスをしていた。2枚の写真はビフォー、アフター。