思考の部屋

日々、思考の世界を追求して思うところを綴る小部屋

そっと考える・幸せって何だろう?

2011年10月05日 | 思考探究

[思考] ブログ村キーワード

 柄谷行人(からたに・こうじん)の公式ウェブサイトがあります。
 
そこに「反原発デモが日本を変える」という対談が紹介されています。
http://www.kojinkaratani.com/jp/essay/post-64.html

この「反原発デモが日本を変える」に対するコメントの投稿記事が「阿修羅サイト」に掲出されています。

http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/897.html

世界的にネット呼びかけに応じた「デモ」が世界的(一部なのかも知れませんが)がある国ではクーデター並みで国家を転覆したところがありました。

 ウォール街でも行われているデモもこの範疇にはいるデモと考える人もいるように思えますが、世の中の不安定さを助長する不思議な波が寄せてきているように思います。

 『柄谷行人政治を語る』(シリーズ六十年・七十年を検証する(1) 図書新聞)の中で、

 だから、日本では、デモは革命のために必要だというようなものではない。とりあえず、デモが存在することが大事なのです。しかし、そのためには、アソシエーションがなければならない。個人(単独社)はその中で鍛えられるのです。日本ではもう共同体がないのですから。

と書かれ、表紙の裏面にもこの言葉が紹介されています。

 最近は反原発でもが都内で行われ6万人が威集したようです。集合なのですが個人的には威集に見えました。

 内閣調査費の使い道は、今はどこにあるのか。どこにいきわたっているのか。菅さんも億単位を使用したようです。

 上記に「アソシエーション」という言葉がありますが、ウィキペディアフリー辞典には次のように改札されていました。

<ウィキペディアフリー辞典>

アソシエーション(association)
・ 組織 (社会科学)
・ アソシエーション (社会思想) - 共通の関心や目的などで集まった機能的集団。会社や非営利組織など。コミュニティの対義語。柄谷行人の思想においては、普遍宗教によって開示された「他者を手段としてだけでなく目的として扱え」というカントの格率のもとでつながる、資本=ネーション=国家を超えた組織(生産消費組合)であり、マルクスの「可能なるコミュニズム」のコミューンは、この意味でのアソシエーションに他ならない。
・ アソシエーション (心理学)
・ アソシエーション (天文学)
・アソシエイション - アメリカ合衆国のロック・バンド
・ 無線LANのアクセスポイントとクライアントが接続する際に行う認証方式のこと。

<以上>

 この解説の中に

 柄谷行人の思想においては、普遍宗教によって開示された「他者を手段としてだけでなく目的として扱え」というカントの格率のもとでつながる、資本=ネーション=国家を超えた組織(生産消費組合)であり、マルクスの「可能なるコミュニズム」のコミューンは、この意味でのアソシエーションに他ならない。

人それぞれにいろいろな想いがありこの世を生きています。ここでまた昨日の

「アイデンティティーとは自分が何ものかを自分に語って聞かせる説話(ストーリー)である」

というイギリスの精神分析医R・D・レイン(1927~1989)の言葉が浮かびます。

幸せって何だろう?

安心の説話を作ろうではないか。

そのためにもよい人に出会いたいものです。でないと自らすべてを打ち壊すことになるように思います。

 反原発デモでは、公務執行妨害で何人か逮捕された別のデモ隊もあったようですが、・・・・・。

 幸せのためには戦わなければならないのか。東北の被災地では塩水を克服し生産したコメ農家の人がおられました。

 噛みしめたいものです。そのお米に流れる生気を・・・・。

 悲しみを覚える。そんな人(単数複数を超えて)に出会っている気がします。

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