吹奏楽の演奏会にエキストラで演奏します。
2013年7月7日(日)
12:50開場 13:30開演
横浜みなとみらいホール 大ホール
客演指揮:小田野宏之
プログラム:
O.レスピーギ/「ローマの祭り」「ローマの噴水」「ローマの松」
入場料:1,000円
オケでマンドリンが使われている、数少ない曲の中のひとつが「ローマの祭り」です。
このたび、縁合って参加させていただくことになりました。
高校時代の友人がメンバーで、以前演奏会に伺ったことがあります。
迫力ある演奏、指揮の先生の素敵さ、懐かしい曲・・・大いに感銘を受け、客席で涙したことを思い出します。
さて、ローマの祭り。
マンドリンの出番は、3楽章(全部で4楽章)。その中の、ほんの一部。
つまり、ステージに乗ってもほとんどが「待ち」なんです。
研究所の発表会の直前の、とある日(先月です)、初めて合奏に加わりました。
自分なりに練習していきましたが、果たしてどうなるか(特に音量面で)少々不安でした。
練習はローマの祭りの3楽章から開始。
初合流なので、演奏前にみなさんに紹介していただきました。
普段マンドリンを弾いているときが小川のせせらぎだとすると、吹奏楽は音の滝壺に放り込まれたくらいの感覚です。
楽友協会は、管弦楽の「弦」を担当する管楽器と、もともとの「管」を担当する管楽器があります。
通常のオーケストラの配置のように、弦担当の管楽器が前半分、管担当の管楽器が後ろ半分。
私はその境目あたりの位置でした。
心配していた入りも、指揮の先生がわかりやすく合図を出してくださったのでだいじょうぶでした。
3楽章のにぎやかさが急に静まって、おもむろにマンドリンが出てくるので、かなりプレッシャー。
弾き終わって、先生が「やはりマンドリンの音はいいですね」と言ってくださり、みなさんから温かい拍手。恐縮しました。
祭りの他の楽章もそのまま見学させていただきました。
先生の音のイメージの伝え方がとてもわかりやすく、しかも明るく楽しい。
次は、本番前日の土曜日がリハーサル。
そして日曜日が本番。
それに備えて、前回のアレクサンダーテクニークのレッスンでアドバイスをいただいてきました。
というのも、あのステージ上での長い待ち時間、その後のいきなりの目立つソロ。
待っている間の気持ちの持ちよう、そして姿勢はどうするのがいい演奏に結び付くか、ということです。
この日のレッスンの参加者が管楽器の人が多かったので、「ローマの祭りのマンドリンは、とてもおいしいですね」と言われました。
おいしい。
目立つということです。
ずっと弾いていればいいですが、待った揚句弾く、というところが・・・。
でもだいたいマンドリンの扱いはこのようなものなんですよね。
バジル先生のアドバイスは、
「待っているのではなく、自分が弾かなくても1楽章から音楽に参加している、と思いましょう」
ということでした。
そうか。
ステージにいるということは、音を出していなくても、私も参加してるんだ。
その気持ちの違いは大きいようです。
座っているときの姿勢、楽器を構えるタイミングなども、アドバイスしていただきました。
それを土曜日に実践するのが楽しみです。
みなとみらいホールの演奏会、もしご都合つけば、ぜひお越しくださいませ。
ローマ三部作、素晴らしいです。
チケットは私の手持ちがありますので、ご連絡ください。