1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

藝祭

2009年09月04日 | Weblog
奏楽堂で仕事でした。
今日から3日間、藝祭だそうです。
学生と訪問者で朝から学内はとてもにぎやかでした。

今日の奏楽堂プログラムは、11時から3年生によるコジ・ファン・トゥッテ全幕、4時から邦楽。
どちらも、これが大学生か、と感心する公演でした。
邦楽は、日舞、筝曲(2ステージ)、尺八、長唄。
邦楽の生徒さんは、みなさん紋付袴姿で、髪もりりしくまとめていてかっこよかったです。
日本の伝統芸能を勉強している若者がこんなにいるなんて、となんだかありがたい気持ちになりました。

奏楽堂が大学の施設、っていいですね。
学生のみなさんはこんなに素晴らしい環境で日々研鑽を積んでいるんだなぁ。
おもしろいのは、美術学部と音楽学部と、学生の雰囲気がまったく違うことです。
音楽の人は小さい頃から英才教育を受けてきたんだろうな、というまじめそうな感じが漂っていますが、美術の人はかなり個性的な感じ。

神輿パレードというのが恒例の出し物だそうで、派手な(でも芸術的な)半被を着て、大勢で神輿を担いで校内を練り歩いてくるんです。
奏楽堂のロビーの前がちょうどゴール地点だったようで、立派な神輿をそばで見られました。
芸大の人が制作しているだけあって、見ごたえのある作品でした。
その場でビール掛け、そしてビールラッパ飲みで、褌姿の人もいて、祭り気分が盛り上がってました。
いいなぁ、大学生。
芸術系の大学生。
こういう時期って人生の宝だよな、などと自分の昔を思い出したりしていました。

今日は勤務が長かったので、他のイベントは見られなかったんですが、3日通っても飽きることはないと思います。
今日のオペラも邦楽も、あれが無料で見られるなんて、本当にお得だと思います。

上野はなんだか特別な場所ですね。
科学博物館、国立博物館、国立西洋美術館。
建物だけでもかなりの迫力です。
科学博物館の周囲には、ロケットランチャーやシロナガスクジラ(模型)が外に展示してあることに初めて気づきました。

そういえば、2日続けて褌姿を見たんです。
昨日は、ハワイアンのケアリィ・レイシェルのコンサートで、彼は褌がトレードマーク(?)なんだそうです。
開演時、真っ暗な客席から褌姿のレイシェル氏が登場したら、客席は多いに沸いていました。
逞しく、引き締まった体格で、さすがに褌がお似合いでした。

ダンサーさんもたくさん来日していました。
ハワイアンって、ふくよかな人が踊ると味わい深いですね。
ソロを踊っていた女性の方は、相当重量級の感じでしたが、舞台映えはするし、やわらかな動きが素敵で、包容力や温かさがあふれていました。
これがスリムな人だったらなんだかちょっとさみしいな、と思いました。
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ご迷惑をお掛けして

2009年09月02日 | Weblog
謝罪会見での最初のひとこと。

お騒がせしてすみません
ご迷惑をお掛けしてすみません

こういうことを言うケースがとても多いんですけど、謝るべきは「やったこと」に関してだと思うんです。
その結果が騒動と迷惑なのだから、原因を謝罪しなきゃ。
いつもそう思います。

レッスンをしていて、生徒さんがたくさん練習してきてくれているとうれしいです。
自分でやるからこそ、うまくいかない箇所がはっきりする。
そこをどう改善すればいいか、をレッスンで考えられるので、家に帰ってからさらに先に進める。
みなさんそれぞれ事情があると思いますが、実際に体を使って弾かないことには上達するのは難しいです。

確かな一歩の積み重ねでしか遠くへ行けない

イチローが出ているCMです。
イチローが言うからこそかっこいい、とも思えますが、誰でも何事でもまったくそのとおりですね。
あの天才イチローですらストイックに努力し続けているわけですから、いわんや一般人をや、です。

毎日一歩。
それをずっと続ける。

根気のいることだけれど、結局それしかないんだと思います。

と自分に言い聞かせています。
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