1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

さみしすぎる食卓

2008年04月03日 | Weblog
今日の昼、レストランで隣に座った二人連れのことです。

10歳くらいの男の子と、お父さんらしき(もしやおじいちゃんかも。50代に見えました)大人。
注文をし終わったら、子供はゲーム、大人は雑誌に没頭。
一言も会話がないんです。
さすがにお料理が運ばれてきたらやめるだろう、と私は思いました。

が、しかし。

なんとそのままの状態で食事をしたんです。
クラブハウスサンドを食べながら、テーブルに広げた雑誌を読み続ける大人。
口は動かしながらゲームをし続ける子供。

なんてさみしい食事の光景でしょう。

見た目は素直そうな男の子と、常識も持ち合わせてそうな大人です。
私は隣のテーブルで、とてもいたたまれない気持ちになりました。

確か「王様のレストラン」で紹介されたかもしれない言葉ですが、

だいじなことは
何を食べるかではなく
誰と食べるか、である

不確かですが、意味していることはこういう内容の格言(かな)がありました。

1日に3回の食事。
豪勢なものでなくていいんです。
笑顔で「おいしいね」と言い合える人と、食卓を共にしたい。
機械的に食べ物を口に運ぶだけ、なんて、さみしすぎます。
コメント (6)
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