1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

合奏コンクール

2006年01月17日 | Weblog
残念ながら、コンクールは見にいけませんでした。
出場した、アンサンブル テスタ カルドは同門のアンサンブルです。
私は、たまにエキストラのように参加することはありますが(この前の神戸音楽祭等)、本来はメンバーではありません。
でも、たまに出てしまうせいか、最近メンバーがだいぶ入れ替わったせいか、私もメンバーの一員と思われることが多いです。

というわけでかもしれませんが、コンクール後、急にブログのアクセス数が増えています。
コンクールの感想や裏話等、期待してくださった方がいらしたら申し訳ありません。
テスタのメンバーや、会場に行った知り合いからたくさん話は聞きましたが、実際に自分の目で見、耳で聴いていないので、コンクールについて書くのはやめておこうと思っていました。

でも、ごく客観的なこと(審査結果)と、それと正反対に、マンドリンオケの現状(というほどの深い話でもないかも・・・)についての、ごく主観的なことを少し書くことにしました。

まず、客観的なことから。
審査結果です。
ここに掲載されてますが、これだと詳しいことはわかりませんね。
順位のつけ方は、来場者(得票数)、審査員2名の順位を合計した数字が少ないところから1位、2位・・・とする、ということです。
発表された審査結果表はこのようになっていました(列がうまく揃わなくてすみません)。

          来場者   小松   藤掛   合計   順位
・相模原MC  4位(76票) 5位   4位  13点   5位

・テスタカルド  5位(62票)1位   5位   11点   4位

・福岡MO    2位(142票)3位   1位   6点   2位

・リベルテ    1位(157票) 2位  2位   5点   1位

・同志社女子  3位(136票)4位   3位  10点   3位



参加されたみなさま、お疲れさまでした。
リベルテの方、おめでとうございます。
望月君は最優秀指揮者賞も受賞だそうで、さらにおめでとうございます。
当日はテスタのソロと、リベルテの指揮で本当に大変だったことでしょう。

この日が本選であって、予選は事前に録音(CD、MD)による審査がありました。
参加資格である「指揮者を伴うマンドリン合奏団」は、日本に何団体あることでしょう。
連盟に登録していないところも多いと思うので、正確な数はわかりません。
首都圏だけに絞ってもかなりの数が頭に浮かぶくらい、団体数は多いと思います。

でも、予選に応募してきたのは一桁(確か、8か9)だったそうです。
事前の宣伝不足でしょうか。
それとも、コンクール自体に魅力を感じないとか興味がないとか・・・。

コンクール当日、私は自分の所属するオケの練習に出ていました。
たまたま同じパートにリベルテのメンバーがいたので、練習中にメールでもらった結果速報を見せて、その時にごく数人で盛り上がりました。
でも、ほとんどの人(メンバーが100人以上いるオケなんですが)は、15日がコンクールだということも、コンクールが開催されてることも知らなかったのではないでしょうか。

なんだかとてもマイナーな楽器というイメージがあるマンドリンですが、マンドリン人口は意外と多い(でもギターとかとは比べ物にならないけど)。
そして、その演奏人口のほとんどがオケでの活動という、結構珍しい楽器だと思います。

そのせいか、マンドリン独奏には無関心な人が多いように感じます。
私は学生時代から個人レッスンに通っていたので、自分の周囲には当然独奏をする人が多く、独奏の演奏会や独奏コンクールに行くのも当たり前のように思っていました。
でも、それはわりと特殊な環境なのかもしれません。

独奏、小編成、合奏、それぞれ良さがあって、それぞれを勉強することで相乗効果があると思います。
合奏だけしかやらない人にも、たまには独奏の演奏会を聴いてもらいたいし、気の合う仲間と小編成を弾いてみるのも楽しいと思います。

自分の団体で演奏するだけでなく、いろいろなところに足を運んでみると、普段弾かないようなジャンルの曲に出合ったり、びっくりするような奏法を見たり、きっと何か感じることがあると思うんです。
他所には一切興味がない、自分のやってることが一番だ、という人もいるかもしれませんが、他を見ることで自分を見つめ直すこともできますし、何らかいいことがあると思います。

というわけで、土曜日はぜひアメデオの演奏会にお越しくださいませ。

いえいえ、結論はこれではないんです。

長々と書いてしまいましたが、合奏コンクールの結果が掲載されているHP(上でリンクしたところ)は、藤掛さんの個人のページなんです。
マンドリン連盟のHPがあるのは、関西支部と九州支部だけで(AJMLの登録をみると)、関東支部はないんです。
そういう点をなんだかとても残念に感じています。

とにかく、情報が少ない。
マンドリン連盟の個人会員になっていると、連盟誌が届きますが、ページ数も少なく、2ヶ月に一度の発行なので、タイムリーな情報は得られません。
マンドリン関係のことならここを見ればなんでもわかる、のようなサイトがあったら、いいと思うんです。
マンドリンがもうちょっとどうにかメジャーになれば、作曲家がいい曲を作ってくれたり、いい楽器製作者が増えたり、楽しくなってくるのにな。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アンサンブル・アメデオ 第... | トップ | 伝えるのは難しい »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事