1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

ケアを受けるまでの遠い道のり

2019年01月19日 | 高齢の親のこと
以前、介護認定を受けた記事を書きました。
去年の11月24日のことです。

あと1ヶ月半後には、何らかのサービスを利用してお互い少しラクになるはず

と書いていましたが、実際のところまだサービスは始まらず、ラクになっていません。
むむむ。

少しは前に進んではいるものの、果たしてこの先どうなることやら。

今までやったこと

・訪問マッサージ体験

・デイサービス見学

・「あしゆ」レンタル

訪問マッサージ、というのは、その名の通りマッサージ師が家に来て様子を見て必要なマッサージをしてくれる、というもの。
じっくり話を聞いて、1時間近く施術してくれたそうです。
父はその場は気に入った様子だったのに、少ししたらマッサージの人が来たことすら忘れていた・・・。
サービスを受けるには主治医の同意書が必要で、その手続きをし、来週から来てもらうことにしました。
父にはまだ説明していないけれど(先のことを言っても忘れちゃうので)、軌道に乗るといいなぁ。

デイサービスは、昨日姉同行で行ってきました。
家までの送迎付きで、本当に助かります。
他と比べていないのでよくわかりませんが、姉が言うには「新しい施設で日当たりも良く、いい感じ」だったそうな。

が、しかし。

父は「あんな年寄りばっかりのところにいたら、頭がおかしくなっちゃう。行かない」

と言うのです。

「白髪のおじいさんばかり」
と父は言うけれど、父より若い人かもしれない。
父は髪の毛がない(小さん師匠風)なので白髪頭じゃないだけで、実際に生えていたら同じような感じのはずなのに。
どうも、自分は年寄りだと自覚していないのか。

「将棋なんかしちゃって」
とも言っていました。日がな一日テレビを見てるだけより、よっぽど頭使っていて偉いと思うけど~。
いろいろ言いましたが、まったく受け入れる気がない。
困ったな。

レンタルした「あしゆ」はこういう物です。
これの3人用(かなり大きい)を10日間無料で貸してもらえました。
それも設置した人が帰ったら、「早く返そう」とそればっかり。
私が使うから!と説得していますが、納得いかない様子。
いつも足先が冷たい父のために借りたのに、何か新しいものには抵抗があるのか、あるいはお金がかかると思うのか。
なんだかんだ言いながら、心地よいのか自然に足を入れていましたけど・・・。

こんな父の様子を目の当たりにすると、カータンのこの記事「実家にヘルパーさんがやってくる」を思い出します。
デイサービスの見学のときも、父は「食事も自分で作れる」(実際は一切やらない)とか、あれもできるこれもできると言い続けていたらしい。
荒療治として、本当に姉も私も実家に泊まるのをやめてみるか・・・。
でもできないのは明らかなので、そうもできず。

というわけで、サービスを受ける体制は整ったものの、当人が受ける気にならないので先に進みません。
来週は、歩行訓練に特化したハーフデイ(3時間)の見学に行きます。
パンフレットを見る限り、整形外科のリハビリに似ているので、抵抗が少ないかもと期待しています。

私が入院する前に、週に2日くらいデイサービスに行けるようにしないと。
最後はしっかりと父に事情を説明して、姉のために行って、と頼むしかない。
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