冷たい雨の中、生徒さんがレッスンに来てくれました。
生徒さんが来てくれるおかげで、私は(それなりに)身なりを整えたり、掃除をしたり、楽器を弾いたりできている気がします。
ありがたい。
仕事がなければ、何もしないだろうなぁ。
今日の生徒さんは、私が一番長く教えている方です。
青葉台の東急セミナーのマンドリン講座を開講した時からなので、もう20年近い。
経験者だったので出会ったときから上手でしたが、とても練習熱心なのでさらに上達し、自宅レッスンに通うようになりました。
月に一度のレッスンですがとてもたくさん課題をこなしてきてくれるので、本当に見倣いたい。
教則本も一通り終わってしまい、「その後のテキスト」をやっています。
独奏曲も有名どころはだいぶ済ませたので、今はカラーチェの前奏曲5番を。
私も改めて練習し直しています。
終わりの所でどうやって弾くのか思い出せない部分があり、YouTubeを見ていたら、思いがけず自分が昔出ていたオケの動画を見つけました。
C&V Orchesta Mandolino "ロマン的協奏曲"
第5回演奏会の動画です。
ブラウスや髪型に時の流れを感じますね。
第1回から7回くらいまで出た記憶があります。
第4回の動画はなくて、静止画に音がかぶせてありました。
それでもひさしぶりに聴けてうれしかったです。
明治と大妻の人が中心の団体で、横浜の公立高出身の私たち(同期4人で入った)は物珍しい存在だったと思います。
指揮者からは「横浜南の人」と呼ばれていました。
みなさん上手で、そして都会的でした。
懐かしいな。
コンミスの榎本さんが私の憧れの人です。
当時のオルマンでは2部にソロと小アンサンブルのステージがあって、それが楽しみでした。
第5回演奏会では前奏曲10番を弾いています。
ついこの動画ばかり見てしまい、自分の練習が・・・
高3の定演で弾きました、というか、振りました。
コーチが長谷川さんだったので、オルマンからの流れで、こちらに回ってきたんでしょうね。
コンミス嬢のソロ、いまだに憶えています。
すごかった!
ものすごい存在感でしたよね。
あんな風に弾けたらな、と思います。
振ったんですね。かっこよさそう。
ロマン的いいですよねー。
オルマンは上手な人ばかりだったけれど、榎本さんはさらに別格で、別世界の人でした。
本当に素敵です。