1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

マンドリン業界(?)と匿名発信

2018年01月30日 | Weblog
柴田門下の友人とマンドリンの情報のやり取りをしています。
アメリカ在住ですが、ネット社会ですので私が知らないこちらの話を教えてもらうこともあります。

そのひとつがこの話題。

マンドリン業界、そろそろ足並みを揃えようよ

このブログのことをFacebookで取り上げた人もいたそうです。
私はこのところあまりFacebookは利用していないので、記事には気付かず、そこでどのような話がふくらんだのかもわかりません。

「はてな匿名ダイアリー」とは「名前を隠して楽しく日記」、なんだそうです。
この記事の内容はいいところ突いてると思うところもあります。
ただ、匿名じゃないと書けないのかな。
顔出しで書けば気まずいことになるんですかね。
そういうの、いやですね。

さて、内容について。

業界、業界人、という言葉が引っかかりますが、若い人の感覚なのかな。
それは置いておいて・・・

【ARTE国際コンクール&フェスティバル】
いいイベントだと思います。
新しいコンクールを立ち上げで続けていくのは本当に大変な労力だと思います。
あれだけの審査員を揃えていることもすごいし、審査方法も連盟のコンクール(今後変わるらしいですが、今までの、ということで)と違って予選が録音審査というのもいいですし。
「国際」というだけあって、参加者も世界から集まるし、ロシアを始め海外のレベルの高さを目の前で見られるのはありがたいです。
ただ、東京で開催されたときに、私の知り合い(マンドリンを弾く人)はあまり足を運んでいませんでした。
多くのマンドリン愛好家にとっては、マンドリンといえば合奏の楽器で、独奏、それもコンクールとなると「別世界のこと」くらいの感じなんだと思います。

このブログに書いてある、
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ARTE国際もそうだ。せっかくの三連休で大きな行事をやるというのに、そこに演奏会を合わせてくる、被せてくる団体が結構多い。何も一番規模の大きいコンクールに合わせなくても…と思う。高校の全国フェスに合わせて演奏会をする団体はいない、下手したら独奏コンクールでもいないにも関わらず、アルテがやるときはそういうことを平気でしてしまうのは腑に落ちない。方法はともあれ、頑張ろうとしている人の揚げ足をとっているように感じる
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これはどうかなぁ。
三連休に演奏会をやる団体は自分たちの都合で日程を選んでいると思うけれど・・・。
秋の三連休、狙い目ですよね。
私は妨害工作とは思えません。
団員がコンクールに挑戦するのでもなければ、前もってその日程を外そうとは思わないだろうし。
演奏会のホールを確保するのって都内だけでなく横浜でも競争率はとても高い。場所によっては1年半前や2年前に予約ですし、運よく取れたら後でコンクールと同じ日だとわかってもキャンセルはしないでしょう。
もっといえば、意識すらしていない、被ってることすら気づかない、ってところじゃないかしら。興味もないし足を運ばないんだし。

【マンドリン響演】
これに関しては同意見です。
本当に素晴らしい企画ですね。
同じことを関東でもできないか、に関していえば、難しいだろうと思います。
というのも、連盟が主催しているのではなく、個人が企画したイベントだからです。
桝川千明さんのブログに書いてありますが、「あるアマチュアの愛好家ご自身の記念として企画されたもの」なんです。
その愛好家の方は、柴田先生のお弟子さんです。
どれほどの労力と費用がかかったことだろうと思います。

【アマチュア奏者でも、プロ奏者でも、指導者でも、互いが互いの足を引っ張ることが非常に多い】
私は実感していませんが、「非常に」多いのかしら。
自分が引っ張られるほどの足ではないから、わからないのかもしれませんね。
高校のフェスティバルのことは残念ながら知らないので、書けません。

【関東地区は、指標となる奏者、団体に乏しかったり指導者同士の絡みがあったりして何となく全体のレベルの魅力が低く感じる】
「関西マンドリンフェスティバル」「何歳になってもやればできる」で書きました。
東京開催の50周年記念コンサートが、関西と同様の内容でない理由。
柴田先生が言うには、「関東は派閥があって難しい」ということです。
東京には柴田先生ほど実績や発言力、影響力と問題意識がある奏者(指導者)がいない。
団体はたくさんありますが、何か違うんでしょうね。

【コンクールはみんなで支えて】
自分がコンクールを受けなくても、聴きに行くのはいいことだと思います。
いつどこでやっているのかわからない、という人も多いと思います。興味がなければ情報も入ってこないですよね。
連盟のコンクールに関しては宣伝が少ないと常々思っています。ARTE国際はチラシもあるし、こちらはわかりますね。

ひさしぶりに長々と書いてしまいました。
ふー。

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