1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

樫本大進&コンスタンチン・リフシッツ デュオ・リサイタル

2013年02月02日 | Weblog
昨日行ってきました!

サントリーホールの公演もありましたが、アプリコのチケットを買いました。
チケット料金がサントリーホールより安い上、家からも近い。
もちろんサントリーホールは本当に素敵で、高いのも納得なんですが・・・。
わざわざ(?)アプリコでやってくれるなんて、本当にありがたい。

    <オール・ベートーヴェン・プログラム>
・ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調 作品12-3
・ヴァイオリン・ソナタ第4番 イ短調 作品23
・ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 作品47 「クロイツェル」

弾き始めの、やわらかく豊かな(もっと適切な言葉があると思うけれど)音色に参りました。
終始とにかく音が美しい。
ああ、語彙力があればあの音色についてうまく表現できるんだけど~。

楽章間は、ピアニストと大進が何か会話を交わしていました。ほぼ毎回。
どんな話をしていたんだろう。リラックスしているように見えました。

ほぼ満席の聴衆の集中度がものすごかったです。
それゆえ、楽章が終わるたびに、ちょっとしたため息や、緊張した身体を緩める雰囲気が一斉に起きるんです。
そして、今のうちにしておかなきゃ、とばかりに咳をする人多数。

バイオリニストはかっこいい。
というか、大進かっこいい。
立奏がいいですよね。
マンドリンだと椅子に座ってるからなぁ。
どうもあんな風に身体全体を使って自由に演奏している感じが出ない。

出ハケの際は、スクロール部分を持って歩くんですよ。
前もそれが印象に残っていました。
私も真似したい。演奏は真似できないからせめてそのくらい。


終演後はサイン会がありました。
レセプショニストの列整理がうまくなくて、少々混乱しました。
大きい声ではっきりと誘導しないと、人は動いてくれないんですよね。

握手をしたい、という望みは叶わず、サインだけ。

たくさんの人が並んでいるから、とにかくベルトコンベア方式で流されました。
ピアニストは疲れているのか、やる気なさそうでした。
大進はサインしたあとにこちらの目を見て挨拶してくれました。いい人だ。



秋にはベルリンフィルと来日するとか。楽しみです。
コメント
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