MA社会研究所情報

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子供の体力低下が文科省の調査でわかった。運動することしない子に二極化している。

2014-10-13 12:53:25 | Weblog
 小中学生の体力が1985年ごろを頂点として低下しているという。文部科学省が12日に発表した2013年度の調査によると、11歳男子の握力は1964年は19.4kg、女子は18.22kgだったが2013年度は男子20.04kg、女子19.74kg、50m走は男子が1964年では8.96秒、女子が9.12秒、2013年では男子が8.90秒、女子が9.12秒であまり変わりはないが、50年間の変化をみるとオリンピックがあると体力が向上するという。ボール投げでは1964年の男子が33.44m、女子が18.74m、2013年の男子は28.41m、女子は16.85mに減少している。野球の人気が少なくなり、サッカーや他のスポーツが増えているからだという。キャッチボールができない。グラブをさし出してボールを受けようとせず、顔面にボールが当たったり、ボール投げができなくて足元にボールを投げる子供もいる。全く運動しない子と運動ばかりしている子の二極化が起きている。運動でも二極化が進んでいるようだ。学校では競争に勝つことより、個人の達成感を大事にして教育しているという。会社とは逆の教育が行われているようだ。