テレビで、自民党の安倍総裁が日銀の総裁と会談し、デフレ不況対策で物価上昇目標を２％にしてほしいと希望しているという。日本銀行は独立中立の中央銀行で物価の安定が使命だから、政府の指示に従ってインフレターゲット目標を持つのはよくない。日本銀行は独自で１％の物価上昇率の目標を決めている。金融緩和して日本銀行から一般の金融機関に資金供給しても、消費者の給料が少なくて、物が売れないので資金を借りて事業を拡大しようという企業は少ない。消費者に直接資金を供給して消費してもらう必要がある。麻生政権がしたように国民一人一人に１万円配れば消費の呼び水になるかもしれない。給料や年金を２０％上げるのが景気が良くなるいい政策だろう。