MA社会研究所情報

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世界経済はどうなるか。ヨーロッパの恐慌が世界に影響し、貧困化、格差反対デモ、スト、円安に。

2011-12-11 14:25:02 | Weblog
週刊誌で世界経済の記事を読んだ。ヨーロッパ発の世界恐慌になる可能性が高いという。ヨーロッパが恐慌になると、アメリカもだめになり、中国にも影響が及び、戦争になる。1930年代の恐慌に似ている。今は円高で1ドル77円ぐらいだが、数ヶ月で1ドル100円位に暴落し、大銀行が2~3個つぶれるかもしれないと民主党の政策関係者がオフレコで言ったという。
ギリシャでは空港のそばに豪邸が並び、高級車ベンツが目立つ。経済破綻する国とは思えないが、脱税のためだという。税務署もストをして、年金カット反対のデモやストが起きている。交通は麻痺している。スペイン、イタリアなども似たような状況だという。ユーロの傘の下で無駄な公共事業や不動産投資に多額の金を使い、バブルになり、ドイツ、フランスに助けを頼む状況だ。通貨を統合して財政を統合しなかったためだ。ユーロは崩壊の道を歩む。中東諸国は産油国間での共通通貨を考えている。中国の元も世界の基軸通貨として期待されている。ユーロ崩壊の歯止めとなる米国も不況で1ドルショップが増えている。安いユニクロの衣類が人気だ。米国人も貧困になっている。格差反対デモが頻発している。リーマンショックで失業した人々が貧しくなったのに、原因者の金融マンが公的資金を受けて高額の収入を得ているとして怒っている。不動産バブルが破裂し、銀行がつぶれた日本の90年代の状況が再現される。国債、投資信託、外貨預金も暴落するという。
世界経済は心配な状況にあるようだ。