世界の軍事費ランキング。１位米国、２位中国、３位英国。日本は６位。世界情勢がわかる。

専門誌で、２０１０年の世界の軍事費ランキングを見た。ストックホルム国際平和研究所によると、
１位は米国で６９８３億ドル、GDPの４．８％、世界全体の４３％。１０年間で２．２倍に増えた。アメリカの財政が破綻する。
２位は中国で１１９０億ドル、GDPの２．１％。世界全体の７．３％。１０年間で３．６倍に大幅に増加した。
３位は英国で５９６億ドル、GDP比２．７％。世界全体の３．７％。１０年間で１．６％しか増えていない。
４位はフランスで５９３億ドル、GDPの２．３％、世界全体の３．６％、１０年間で１．２倍微増。
５位はロシアで５８７億ドル、GDP比４％、世界全体の３．６％、１０年間で４．９倍に増加して回復している。
６位は日本で５４５億ドル、GDP比１％、世界全体の３．３％、１０年間で０．９７％しか増えていない。
７位はサウジアラビアで４５２億ドル、GDP比１０．４％、世界全体の２．８％、１０年間で２．１倍に増加。
８位はドイツで４５２億ドル、GDPの１．３％、世界全体の２．８％、１０年間増えず１．１倍。
９位はインドで４１２億ドル、世界全体の２．５％、１０年間で２．７倍に増加。
１０位はイタリアで３７０億ドル、GDPの１．８％、世界全体の２．３％、１０年間で１．１倍で変化は少ない。
以下１１位ブラジル、１２位韓国、１３位オーストラリア、１４位カナダ、１５位トルコの順になっている。世界情勢がわかるようだ。

航空自衛隊幹部養成は全寮制、グランドを行進、整理整頓、食事は１．５倍。心身の強さが必要。

テレビで、航空自衛隊の幹部養成校を見た。全寮制で年齢は若い人もいるし、５０代もいる。朝６時起床で、上半身裸でグランドを走り整列する。行進訓練を生徒が指揮する。号令が遅れると教官に怒鳴られる。５０代でも怒鳴られて罰として１０kgのリュックを背負って腕立て伏せをする。授業時間は６５０時間で、世界で必要な英語も勉強する。整理整頓が求められ、ロッカーに順番に衣服がそろえられている。衣類を順番に並べるのは暗闇のなかで着なければならないからだ。激務なので食事は普通の人の１．５倍の量を食べる。幹部は最後の砦なので精神も規律も強くなければならない。幹部がしっかりしないと弱い部隊になるという。