MA社会研究所情報

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グローバル経営戦略。グロ-バルリスク管理。日本は攻めに強いが守りに弱い。

2009-07-18 01:23:39 | Weblog
放送大学でグローバルリスク管理の話を聴いた。
儲けるより損害をこうむらないようにするリスク管理が大事になっている。クレーム処理には時間がかかる。為替の変動の影響は大きいので外国為替情報は大事である。中国に企業が進出するブームがあったが、赤字やデモを恐れてインドに移っている企業もある。日本は横並び主義で他社が進出すると自社も進出しようとするので、調査不足で苦杯をなめる企業が多い。
総合的なリスク管理が重要で、情報の収集分析が必要だ。日本は攻めてもうける情報は収集するが、欧米は防御的でリスク情報を集める。日本企業は攻めに強いが守りに弱い。リスク管理のキーパーソンをつくり、ガイドラインを作る。各支店のリスク一覧を作り、対策を作るという。

福祉国家と福祉社会の行方。グローバル化で基盤が揺らぐ。公共政策で雇用確保。反グローバリズム論もある。

2009-07-18 00:56:09 | Weblog
グローバル化で企業の経営基盤が揺らいでいる。外国資本の流入や安い海外の労働力の影響がある。企業が雇って食べさせていた人々がリストラされるので、公共政策で養っていかなければならない。社会的包摂が必要になっている。
生活資金を与える経済的な福祉と、職業能力を高める福祉政策がいる。
所得再分配から自立支援型になる。排除された人々を社会的に包み込んでいかねばならない。
世界のGDPは183カ国で36兆ドルで、上位10カ国が73.4%持っているという。貧しい人々の人口が増加している。反グローバリズムや福祉愛国主義が論じられている。最近は右派も反グローバリズムになっているが、左派と違うのは国の福祉を外国人に与えない点だ。グローバル企業の政策が重要だという。