スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

平塚 老郷本店

2010年11月10日 | 料理/グルメ
平塚には地元の人がこよなく愛するラーメンがあるとか。平塚には随分泊まったことがあるので、一体どこにそんなラーメンを食べさせてくれるお店があるのかと思ったら、なんだ駅前じゃないか。今日は久しぶりに平塚に泊まることになったので、そのラーメンを食べてみました。「老郷本店」(ラオシャンほんてん)はJR平塚駅から歩いてすぐのところです。入り口も何も扉が開いていて、すぐカウンターがあって、その後ろで店員が道にはみ出すかのようにお客を待っています。お昼時に行きました。メニューはたったの三つ。「湯麺」「みそ麺」「餃子」。基本中の基本、「湯麺」(550円)を注文しました。そして出てきたラーメンはちょっと変わっています。スウプは透明度の高い酸っぱい味。ワカメがどっさり。メンマ少々。粗刻みのタマネギ。麺はもっちり感のあるストレート。これは一体なんだ?と初めてだと思いますね。前評判をほとんど知らなかった僕は当然の感想を持ちました。知らずにこのラーメンを口にすると、スウプの酸っぱさに驚嘆します。酸っぱすぎないか?と半分騙された気がします。するとお店の人が「ラー油を入れてください。」と教えてくれました。はああん。と納得して特製のラー油をスウプに溶かしてみると、味が豹変します。「あれれ!」そっかあ。このラー油を入れて完成するスウプなんだとやっと理解しました。さっきまで酸っぱ過ぎると思っていたスウプから酸味が消えます。ラー油の辛味はそれなりにありますが、辛味はマイルドです。相乗効果があるようです。そうなるとさっぱりしたワカメがいい感じになります。量もこれくらいあった方がちょうどいいとさえ思えます。メンマは歯応えが欲しいところを埋めてくれます。タマネギは灰汁をしっかり取り去ってあるので臭みがありません。甘味さえ感じます。ネギよりこちらの方が薬味として相性が良いでしょう。食べればわかる美味しさというのはこのことです。好き嫌いは分かれる個性の強いラーメンですけど、美味しかったです。僕は好きです。お酒を飲んだ後に仕上げで食べるなんてありですね。そんなこと地元の人は皆知ってるに決まっているか。



住所 神奈川県平塚市紅谷町17-23
電話 0463-21-36580
場所

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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いいかんじですね (猫ママ)
2010-11-13 00:10:39
店構えもなかなか好きな感じです。ラーメンも個性的だなぁ。酸っぱさにラー油ってラー油が出汁?酸っぱい出汁?と困惑しそうだけど。
事前情報がないのもよかったですね。玉葱かぁ。うん!いいね。
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強烈なお店です (signofthetimes)
2010-11-13 23:27:33
この店個性的なんですよ。味もそう。平塚系といってこのあたりには系列店?なのかいっぱいあります。
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