MORNING DANCE/SPYRO GYRA
スパイロ・ジャイラの代表作であり、人気を集めたセカンドアルバム1979年発表の「モーニング・ダンス」を今聴くと当時のフージョンサウンド全盛期の頃を思い出します。スパイロ・ジャイラはデビューは1977年で現在でも活躍しているベテラングループです。最近のアルバムも買って聴きましたけど、相変わらずの爽やかミュージックを演奏していました。さて、歌のないインストゥルメンタルはヒットしづらいと思われがちですが、70年代後半から80年代前半には明るい感じのポップなジャズが流行っていたものです。しかめっ面をしながら聴きがちになる前衛ジャズとは違い、体育会系のノリでシンセサイザーも使っちゃおうという軽い気持ちが伝わってくるのが、その頃のフュージョンだった気がします。思春期の頃にフュージョンだのクロス・オーバーだのに興味を持ってしまった僕は、大人になった気分で聴いていました。フュージョンの印象を振り返ると、新しい試みもあったようですが、どちらかというと能天気なスタジオ・ミュージシャン達が、それぞれ自分たちのパートを尊重する形で演奏しながら楽しんでいるところがありました。悪く言えば、ソロパートのリフがやたらしつこかったりして・・・・。スパイロ・ジャイラの活動内容は、グループリーダーのジェイ・ベッケンスタインを中心に、曲に応じてミュージシャンを起用してセッションをするスタイルで作られています。スティール・ドラムで始まるエキゾチックな1曲目「MORNING DANCE」はアルト・サックスのメロディが南国の島の青い空を思い浮かべさせます。5曲目『STAR BUST」は印象深いアルト・サックスが響くアップ・テンポなナンバーで終盤の盛り上がり方がホットです。8曲目の「LITTLE LINDA」も軽やかな感じが心地よく、思わず身体が揺れる佳作だと思います。スローな曲もバランスよく収録されていて完成度は高いアルバムです。スーパーマーケットの店内放送みたいだから止めて!と耳を塞いだのは我が細君。玄人受けがよく、BGMに使われ過ぎてしまって一般には酷評されてしまっていることがちょっと残念です。僕は大好きだけど。よく聴くと凄いんだからね。
モーニング・ダンス
スパイロ・ジャイラの代表作であり、人気を集めたセカンドアルバム1979年発表の「モーニング・ダンス」を今聴くと当時のフージョンサウンド全盛期の頃を思い出します。スパイロ・ジャイラはデビューは1977年で現在でも活躍しているベテラングループです。最近のアルバムも買って聴きましたけど、相変わらずの爽やかミュージックを演奏していました。さて、歌のないインストゥルメンタルはヒットしづらいと思われがちですが、70年代後半から80年代前半には明るい感じのポップなジャズが流行っていたものです。しかめっ面をしながら聴きがちになる前衛ジャズとは違い、体育会系のノリでシンセサイザーも使っちゃおうという軽い気持ちが伝わってくるのが、その頃のフュージョンだった気がします。思春期の頃にフュージョンだのクロス・オーバーだのに興味を持ってしまった僕は、大人になった気分で聴いていました。フュージョンの印象を振り返ると、新しい試みもあったようですが、どちらかというと能天気なスタジオ・ミュージシャン達が、それぞれ自分たちのパートを尊重する形で演奏しながら楽しんでいるところがありました。悪く言えば、ソロパートのリフがやたらしつこかったりして・・・・。スパイロ・ジャイラの活動内容は、グループリーダーのジェイ・ベッケンスタインを中心に、曲に応じてミュージシャンを起用してセッションをするスタイルで作られています。スティール・ドラムで始まるエキゾチックな1曲目「MORNING DANCE」はアルト・サックスのメロディが南国の島の青い空を思い浮かべさせます。5曲目『STAR BUST」は印象深いアルト・サックスが響くアップ・テンポなナンバーで終盤の盛り上がり方がホットです。8曲目の「LITTLE LINDA」も軽やかな感じが心地よく、思わず身体が揺れる佳作だと思います。スローな曲もバランスよく収録されていて完成度は高いアルバムです。スーパーマーケットの店内放送みたいだから止めて!と耳を塞いだのは我が細君。玄人受けがよく、BGMに使われ過ぎてしまって一般には酷評されてしまっていることがちょっと残念です。僕は大好きだけど。よく聴くと凄いんだからね。
モーニング・ダンス
奥様にはスーパーマーケットの店内放送みたいに聞こえちゃうんですかぁ。