Life Flows Slowly/sphontik
ずっと思い続けていたことです。日本人が作るラウンジ系の音楽はセンスが良いと思うのです。僕が日本人だから、何かしらの精神システムか遺伝子の配列が共鳴しやすくなっていて、心地よいと感じるのかも知れませんが。でもひいきなしに聴いてみてもメイド・イン・ジャパンのラウンジ・ミュージックは世界中の人に聴いてもらいたいものが増えました。例によって中古CDショップでジャケ買いした「Life Flows Slowly」は昨年から大のお気に入りです。写真がいいですね。フランスパンがいっぱいで・・・?よく見たらバスタブにフランスパンをたくさん浮かべて人が浸かっているような演出です。さて、ミュージシャンはスフォンティックこと安田健児氏という人物のソロプロジェクト。(ソロプロ多いな。)ジャンルを述べることは相応ではないと思うのでエレクトロニカとだけ記しておきましょう。打ち込みは当然としてもアコースティックな楽器も多用しています。多分。というのはクレジットには参加ミュージシャンや録音された楽器のことなど記載されていないからです。何とも表現し難い音楽なんですねえ。大好きです。「日常にほんの少し嬉しくなるような小さな発見を。」これがこのアルバムのコンセプトだとは聴いた人の多くが理解できるでしょう。僕も的確な言葉だなと思いました。個性的なリズムパターンではあるけど、トーンが揃っていてどのナンバーも気持ちを落ち着かせてくれます。クリエイティヴな側面を含めてオリジナリティが際立っていて、似た音楽を探すなんて野暮なことは考えたくありません。ファンシーなリズム。ノスタルジックな響き。遠くまで写り込んだ風景写真を眺めるような感覚。またはサイレント映画を流しながら強い酒を飲んでいるような恍惚・・・。2曲目のタイトル曲「Life Flows Slowly」はペンギンの群れが田舎街を歩いているようで印象が湧いて可愛い。5曲目の「Some Steps In The Moonlight」は最初に聴いてハートを持っていかれました。ミニマルの傑作だと思うんだけどなあ。スマホにしてからイヤフォンで音楽を聴く機会が増えました。朝、出勤しながらこのアルバムを聴いてみたら、見慣れた景色が変わって見えました。2012年リリース。
Life flows slowly
ずっと思い続けていたことです。日本人が作るラウンジ系の音楽はセンスが良いと思うのです。僕が日本人だから、何かしらの精神システムか遺伝子の配列が共鳴しやすくなっていて、心地よいと感じるのかも知れませんが。でもひいきなしに聴いてみてもメイド・イン・ジャパンのラウンジ・ミュージックは世界中の人に聴いてもらいたいものが増えました。例によって中古CDショップでジャケ買いした「Life Flows Slowly」は昨年から大のお気に入りです。写真がいいですね。フランスパンがいっぱいで・・・?よく見たらバスタブにフランスパンをたくさん浮かべて人が浸かっているような演出です。さて、ミュージシャンはスフォンティックこと安田健児氏という人物のソロプロジェクト。(ソロプロ多いな。)ジャンルを述べることは相応ではないと思うのでエレクトロニカとだけ記しておきましょう。打ち込みは当然としてもアコースティックな楽器も多用しています。多分。というのはクレジットには参加ミュージシャンや録音された楽器のことなど記載されていないからです。何とも表現し難い音楽なんですねえ。大好きです。「日常にほんの少し嬉しくなるような小さな発見を。」これがこのアルバムのコンセプトだとは聴いた人の多くが理解できるでしょう。僕も的確な言葉だなと思いました。個性的なリズムパターンではあるけど、トーンが揃っていてどのナンバーも気持ちを落ち着かせてくれます。クリエイティヴな側面を含めてオリジナリティが際立っていて、似た音楽を探すなんて野暮なことは考えたくありません。ファンシーなリズム。ノスタルジックな響き。遠くまで写り込んだ風景写真を眺めるような感覚。またはサイレント映画を流しながら強い酒を飲んでいるような恍惚・・・。2曲目のタイトル曲「Life Flows Slowly」はペンギンの群れが田舎街を歩いているようで印象が湧いて可愛い。5曲目の「Some Steps In The Moonlight」は最初に聴いてハートを持っていかれました。ミニマルの傑作だと思うんだけどなあ。スマホにしてからイヤフォンで音楽を聴く機会が増えました。朝、出勤しながらこのアルバムを聴いてみたら、見慣れた景色が変わって見えました。2012年リリース。
Life flows slowly