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心斎橋・梅田・九条映画日記(6/28~6/29)

2010-06-30 16:03:56 | 書きとめ日記
休日初日。月曜日。人々が働き始める憂鬱な初日に僕は休日の初日になる。この生活をして云十年。いいこともあり悪いこともある。この日ばかりはいつものうらぶれたスーツよサヨウナラだ。

さて、最近は時間のローテーションで映画館に行っているが、なるべくマイナーなもの、いわゆる見たいものを優先的に見ようと思い始めている。
今日はまず心斎橋のシネマートで香港映画の「殺人犯」。なんとなく見た。韓国映画かなあと思ったら、香港映画でした。そのため、コワーイ映画でしたが、恐怖的なゾーとする韓国映画独特のホラー感はない。

でもこの映画、いくら何でもといった手法を使っているので、それだけでこの映画、後々後世に残る映画となるのかもしれません。

終わると午後1時前。いつものように3階のサイゼリアで昼食。ここはコーヒーとか飲み放題なので僕はそれだけで気に入っている。といいながら長居したことはないが、、。

地下鉄に乗り継いで梅田に出る。結構今日は夏のような暑さだ。梅雨の合間は大阪は完全に夏だ。
そこからテアトル梅田に行く。お目当ては「パリ20区、僕たちのクラス」。カンヌ映画祭のパルム・ドール受賞作。

2時間強。教育の現場に臨場させられる。そこから人間一人一人の素が見えてくる。エゴ。感性。粗悪。強烈な映画だ。感心する。

翌日。何となくまた難波まで行こうかなと思ったが、九条のシネヌーヴォーでイエジー・スコリモフスキ特集をやっていることに気づく。これは見ないといけないなあと思って映画館のHPを見ていると、何と僕の敬愛するキャシロフスキ特集もやっているではないか。しかも僕の未見の映画である。ああ、知らなかった。

即映画館に行く。キェシロフスキ特集は2階のヌーヴォーXでの上映。観客は2人。でも先日僕はここで一人というものすごい体験をしてしまっている。二人は心強い。

ここで「地下道」「初恋」「平穏」の3本を見ることができた。初期の作品群だが、すでにキェシロフスキが出ている。ファンにはこたえられない作品。別の日にまだ見ぬキェシロフスキに来なければならない。日程が合うだろうか、、。
また、イエジー・スコリモフスキも見たいんだよね。これも時間の合間を繰って見なければ、、。

うーん、大変。
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