いやあ、これは参った。こんなグロテスクとスプラッタの山のような小説を読んだことがありませんでした。というか、我ながらよくも5編も読んだことだわい。14歳ごろの20人もの少女の惨憺たる殺戮話、というかまるでそれを飾りにしているようだ。
人間というのは、とはいってもそんな薄ら寒いスプラッタでも読んでいるうちに慣れて来るもんですね。いやあ、我ながら恐いですよ、自分の変わり身に早さに、、。
まあ、ミステリー的な叙述はしているものの、それほど本格ではない。これをミステリーとは言えないのではないか、とは考えるものの、それでもすごい小説であることには変わりない。
読み切ったのが夕食前だったので、食欲0でした。こんなモノを駆ける白井氏とは一体全体どんな神経をしとるのか。とはいえ、人間というのは薄ら寒いですなあ。怖いです。
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