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天使の棲む部屋(大倉崇裕 著)(2016 光文社) 65点

2016-06-02 21:12:33 | 読書遍歴

ミステリーといえどなんでもあり破壊的ミステリーという触れ込みです。面白いといえば面白いが、ここまで何でも許しちゃうと、もはやミステリーとは言えないのではないか、なんて(意外とミステリーに関しては硬い)吾輩は思っちゃいます。

でも読みやすい。4編の連作(180頁)なんですが、1時間半もあれば読破しちゃいますね。発想が漫画的で漫画にしちゃったら面白いだろうなあと思っていたら、実際もう漫画になっているんですね。

でもこの小説、今や若い人に受けているのかもしれません。薄いです。でもこの本が2000円近いというのは高いと思いません?

 


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