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『誘拐児』(翔田寛著 2008) 70点

2009-01-14 19:29:16 | 読書遍歴
戦後のどさくさ状態での誘拐シーンはかなり迫力があり導入部からこの作品にすんなり入ることができる。まあ15年後の殺人事件との接点もなかなか読みごたえがあるが、本格からは少々遠いかなあというのが感想であります。

ミステリーではあるけれど、犯人が何かあっけなく感じたし前半ほどは惹き付けるものがなかったかなあ。現代ではなく昭和を意識した書きぶりはなかなかのものと評価できる。

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