180ページぐらいで短編が4篇。すぐ読めちゃう。
それぞれアッという驚きが生じますが、凝り過ぎているというか、練りすぎているのかなあ、でも、だからこそ面白い。4編の中では『サンクスレター』が印象に残る。凄いと思う。ここに書けないのが苦しいが、今まで読んだことのない別次元の謎解きであります。
なかでもユニークな取り組みである『秘薬』もさすがで、にんまりとした。でも、自宅介護を題材の「手に手を」はなんだかすっきりしないまま終わってしまい、これは長岡氏にしてはちょっと問題かなあとも思った。
でもねえ、単行本で180ぺージはないよ。文庫本化できない分量ですね。何か原因でもあるんだろうか、、。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます