セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 62本、 演劇 40本

劇団さあもん『浪漫ヲ謡エ』 (脚本・大川朝也 演出・桜田 憐) 60点

2019-04-14 20:38:36 | 演劇遍歴

旗揚げ公演って好きだ。その劇団のふつふつとしたすべてが詰まっているからだ。ある意味その劇団の試金石でもある。

5人による過去・未来、そして不思議なその通過点をテーマとした風変わりな話である。まあ、でもどこかで見たような演劇でもある。目新しくはない。しかし5人が若いので、抑えたエネルギーも感じるし、何より新鮮である。

だが、僕から言わせると旗揚げにしては朗読劇風である。演劇で基礎的な要素であるモーションが全くない。5人ともほとんど立ちすくんでセリフを言う。時々倒れたりするが、交差するセリフも動きも全くない。

なぜなんだろうか、、。

そのためすこぶる単調である。芝居の楽しみの30%ぐらいしか感じない。あえて意図するところがあるのだろうが、僕にはこの意図とやらも分からず、怠慢なものとして感じることになった。

きつい言い方だけど、もっと勝負しようぜ!


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