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探偵は教室にいない(2018 東京創元社)(川澄 浩平著) 80点

2022-04-19 20:16:25 | 読書遍歴

思春期のどこにでもある謎、これって米澤の古典部シリーズに感化された?

でも素敵だね。歳を重ねてもこの時代は人生上でも白眉。うんと評価は甘くなる。肝心のミステリー的には前半の2作はすぐ真相がわかった。僕が分かったということは80%の人たちが分かっているということに他ならない。

これが鮎川哲也賞受賞作とは到底思えないが、これが現実。受け止めよう。

引きこもり探偵歩くんが絶品。ユニークで楽しい。一人この甘美な小説を盛り上げてる、、。ミステリーとしても米澤にとても及ばないが、それでもこのジャンルに挑戦はうれしい限り。


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