最近自転車を買った。それもクロスバイクという結構今流行りのスポーツ型(でもないか?)サイクリング車である。それはそれで今のところ順調でとほほではない。
問題なのは、もう一台残ったママチャリである。買って2年。3万円強で買った僕にとっては結構割高備品(今時ママチャリで30000円もかけて、、)。僕以外乗らないから自転車も一台でいいのだが、昔から2台所有している。まあ、ちょっとした用向きにはママチャリを利用しようとすることに決めている。
先日近くの医院に寄った。帰る時、自転車のキーがないことに気づく。受付で聞いても届いていないという。医院まで自転車で来て、そこでキーを抜いたのだがから絶対にここで落としたのだろう。しかし出て来ない。あまりきょろきょろするのもなんだから、後ろ髪引かれながらも医院を後にする。
でももうすっかり夜の気配。キーがないので歩いて家まで戻り、スペアキーを探し、あればまた歩いて医院に来て自転車で帰る。これがベストだろうなあと思う。でも何となく面倒くさいし、どうしようかと思ったが、ふとこのまま担いで帰ることにしようかと魔の誘いがチラついた。
自転車は後輪が動かないので後輪部分だけを浮かして(持ち上げて)運ぶ。でもこれが結構重い。10メートルぐらいでめげた。そのままずるずると引きずった形で家まで運ぶ。そうすると意外と楽。でも家路まで7,8分。長い。そのうち楽なんてものじゃないことに気づく。結構大変。タイヤを引きずるとよくないことは分かる。でももう止められない。
そのうちプス、プスと何か奇妙な気持ちの悪い音がする。暗がりで見ると空気が完全に抜けていそう。でも持ち上げて家路に帰ることを思えば仕方ないや、と当日はそのまま駐輪場にしまう。
朝、なんとかスペアキーを探し近くの自転車屋へSOS。最初は空気を入れようとしたが、うんともすんとも言わず。店員さんに診てもらったら、これ引きずったでしょう、と尋問される。自転車は引きずったらすぐパンクしますよ。それにこれはタイヤもいかれてしまっておりチューブも交換しないといけません、と言われる。
値段を聞けばよかったのだが、それじゃお願いしますと、後輪のタイヤ等の交換を告げる。
10分ほどすると修理完了。値段は4000円程度。大したことないじゃないの、と言われそうだが、店頭で10000円弱の新品の自転車が展示してある。僕の心は複雑でした。新車を先日買ったところなのだ。4000円もするのなら捨ててもよかったのだ。(それか展示用の新品を買えばよかったのだ(でももったいない気もするが))まあ、エコの時代だから仕方がないか、と自分を慰める。
でもちょっと家まで歩いてキーを探し、医院まで戻りゃ済むものを、ちょっぴり面倒くさがったものだから体はあちこち痛くなるは、貧乏になるは、で、日頃のばちが当たったようである。
考えたらキー部分はドライバーで簡単に外せるんですよね。何と、とほほ。
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