待ち遠しいこのシリーズもいよいよ終盤近しと思わせる何やら雰囲気。今回はなんと全編太宰治作品の古本調査。これは力が入っとる。
相変わらず頼りなげな二人の関係も少々まともになってきたが、その分、魅力が薄まってきているのも事実かなあ、、。人間って、やはり得恋には評価がきついのだろうか。
ミステリー的にはちょっと不満もあり(あの、盗聴電話はいかにも感が、、)納得できず。
またラスト近くで気になる栞子さんの母親の出自が披露されるが、ちょっと大輔君と似てすぎないかな。なんか、調子良過ぎの感もないではない。どうなんだろうね。
そして僕にとって一番気になるのはこのシリーズもそろそろ大詰めが近づいているということだ。そんなこと言わないでせめてあと5巻は続いてほしいと思うのは僕だけだろうか、、。僕から読書の楽しみを奪わないでください。
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