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Iの悲劇(米澤 穂信 著) (2019 文藝春秋) 80点

2019-12-09 20:15:07 | 読書遍歴

最初の2編辺りで読むのをやめようかなと思っていた。米澤にしてはかなり手を抜いているイメージがしており、これ以上読んでもと思いつつページを繰っていくと、だんだん面白くなっていくではないか。

これはいつもの米澤ペースに嵌っているぞ、と分かりつつもずんずん終息へ。なんと、こういうどんでん返しがあったとは。

読み進めていくうちにだんだん面白くなっていくミステリーは実は少ないと思う。通常は逆だろうから。こういう書き方も酔狂で、十分楽しませてもらった気がする。ただ、この作品に限っては、シリーズ物は無理だろうなあ、、。

 

 

 

 

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