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ブロークン・フラワーズ (2005)(ジム・ジャームッシュ)

2006-04-30 21:25:56 | 映画遍歴
ビル・マーレイのワンマンショーというべき味わい深い人生のたそがれショー。
マーレイの表情が絶品で、それだけでこの映画を物語る。音楽も選曲が相変わらずグッドで、映像に引き込まれる。
ハナシはヴィム・ヴェンダースの「アメリカ,家族のいる風景」と同じ子供探しなのだが、向こうが直球なのに較べて、こちらはいつもの軟球勝負。人生って、そんなにうまくいくものではないさ、とビル・マーレイのなかなかいい顔から伝わってくる。
好きだなあ。女優陣の豪華さとあいまって必見の映画。
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1 コメント

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比べ方 (現象)
2006-05-07 01:39:33
お久しぶりです。

たぶん「カミュなんて知らない」以来だと思います。

またコメント&TB失礼します。



>「アメリカ,家族のいる風景」こうが直球なのに較べてこちらは軟球



なるほど、その対比は素晴らしいですね!

うーん、まさしく。
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