セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 73本、 演劇 45本

さようなら (2015/日)(深田晃司) 90点

2015-12-18 20:06:59 | 映画遍歴
全編ポエムのような作品であります。しかしそのうっすらと塗り込めれた死のイメージがこの映画の映像を全面に覆う。原発モノとしてのペシミズムより、むしろ本質的な人間の生と死を問い続けているかのように、、。 若いころ自分の息子を殺してしまい、もう一人産んだ息子と引き離された女は、わが子が海外に移住することを知り自死する。彼女の移住優先度は低かった。残されて死ぬことより自分で断罪をすることを選んだのだろう . . . 本文を読む
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