冒頭のメキシコシティのカーニバルの盛り上がり。続く長いカメラワークからボンド登場で、あのアクションシーン。やはり度肝を抜きます。娯楽大作はこうでなきゃね。その意気込みが十分観客に伝わります。
少々お年を召したレイフ・ファインズも最後は元気を取り戻すし、今だ美貌を維持するモニカ・ベルッチの妖艶さもなかなかのもの。彼女の発するセリフも素敵でございました。なかなか顔を出さないスペクターことクリストフ・ . . . 本文を読む
大好きなシリーズ。それにしても随分大森署長の在籍が長いなあと竜崎を心配しつつ、今回も一気読み。それだけダントツに面白い小説である。
短編集なのだが、竜崎の魅力は健在、そして魅力満載である。何がいいのかって、今は僕も仕事をしていないが、サラリーマン生活をしていたとき、とても人生の励みになった記憶がある。竜崎のぶれない仕事ぶりが理想的過ぎるとはいえ、素敵だ。身震いするほどだ。
今回は、でもちょっと . . . 本文を読む