今週珍しく演劇観戦が続く。しかも同じ劇場HEPHALLなのだ。「空晴」に続く今回の出し物は「スクエア」の下町の流しミュージカルもの(?)。
だいたい財布に1000円ぐらいしか入っていないしがないサラリーマンの4人。いろいろ言いたいことはあれど、されど社会に何か攻(口)撃しているわけでもない、底辺にさりげなく生息する庶民派リーマンたちである。無力な我々の姿でもある。
その彼らが唄うコント風ソング . . . 本文を読む
10年以上追いかけている劇団「空晴」、その千秋楽に行ってきました。いつも僕らの身の回りにある、小さな、ちょっとした不安、喜び、夢を観客と等身大になって見せてくれる、ありそうでなかなかない希有な存在の劇団である。
今回も、ちょっとした誤解がどんどん広がり最後はほっと安心できるいわば僕らの実際の生活を描いてくれる。小さすぎてこんなの劇ではない、なんて言って見てしまった観客は知らず知らず彼らの虜になっ . . . 本文を読む