レトロ調の様式を全編に、じわじわ怖いハナシが幻想的に美しく続いてゆく。そこらのホラーより僕には怖かったなあ。夢野久作の世界が映像を通して伝わってくる。その美しきことよ。でも、ラストがちょっと拍子抜けかな。
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世の中は郵政法案で今燃えとるように思えるが、何かおかしな国でございます。
小泉さんの気持は4年たった今、肝心の時にこんなことをされたら釈然としませんでっしゃろうなあ。
あの方は郵政法案で殴り込みをかけ、自民党総裁になった人だから、、。
自民党(大部分とはいわないが、、)は彼の人気だけを担ぎ出し、肝心なところではうっちゃったわけなんですな。
これが日本の今の現実、、ですか、、。
総選挙といっても、今 . . . 本文を読む
「このミステリーがすごい」大賞受賞作。
結構面白く読ませてもらった。呼んでいると、すぐのどが乾きそうな、そんなエネルギーに満ちた娯楽作だ。
だんだん消失した娘を探すうちに真実の娘の姿が見えてくる。そして、その原因が自分であったことに気づく父親。
ただ、ラスト前当たりから、父親が向こう側の人間になるあたりから、破綻しかけている。
あのラストも、面白いけれども、いきなりすぎて、ミステリーたり得ていない。
65点 . . . 本文を読む