セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 86本、 演劇 63本

ペッピーノの百歩(2000/伊)

2005-08-09 22:18:36 | 映画遍歴
イタリア、シシリーでは有名な人なんだろうなあ。前半の1時間はアジテーターが多く、人間的にも見るべきところはなく退屈だったが、後半仲間の「アジだけでは心が通じないぞ」の一言から本当の連帯を知るあたりから俄然面白くなる。 なんといっても、マフィアとのつながりから抜け出たものの結局はマフィアに殺されてしまう一人の男の人生が走馬灯のように映る。 人それぞれ、精一杯の人生を生きるのだが、駆け足過ぎて描 . . . 本文を読む
コメント

東京マリーゴールド(2001/日)

2005-08-09 00:01:48 | 映画遍歴
相変わらず洗練された映像。市川準の色だ。この移ろい行く色彩は東京にはぴったりだ。 1年ぽっきりの恋。期限があるのにやはり恋愛感情はそんなものでなくなってくる。どっと押し寄せる別れの不安。一筋見たい淡い光。この灯を消したくない気持ち。そんな当たり前の女の感情を田中が結構うまく演じている。 前半の30分が東京に生活している女性のスケッチだったのが、だんだん深みに入ってくるあたりからいい。ホント、普 . . . 本文を読む
コメント