セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 86本、 演劇 63本

恋する神父 (2004)(ホ・インム)

2005-08-27 23:15:21 | 映画遍歴
まさにクォン・サンウを見るために作られたアイドル映画的ラブコメ。女の人がこの映画でサンウの涙を見るのはそりゃため息が出るほどうれしいでしょうけど、男の僕はどうしたらいいんでしょうか、、。あまりに女性どもの熱気に一人違和感を感じる、であった。 *** . . . 本文を読む
コメント

南極日誌 (2005)(イム・ピルソン)

2005-08-27 23:14:07 | 映画遍歴
南極の白い雪と強風という延々と続く同じ風景に少々眠気も増してきて僕はしばしば白昼夢の状況になった。目を開けると映画も僕の脳裡と同じ状態で、サイコ的な怖さもあるが少々独りよがり気味。映画的なスケールには程遠かったなあ。 ユ・ジテがふっくらで別人のよう。隊長と対立する役なのに迫力足りず。 ソン・ガンホは相変わらずうまいが、そもそも脚本自体が書けてないので、演技のしようがなかったのではないか、、。 . . . 本文を読む
コメント

ふたりの5つの分かれ路 (2004)(フランソワ・オゾン)

2005-08-27 23:12:15 | 映画遍歴
こういう現在から過去へ物語を遡っていく映画としては韓国の「ペパーミントキャンディー」を思い浮かべるが、あの映画は順番どおりにしてもなかなか重い映画だったのに対し、この映画は内容的にかなり薄っぺらいものになってしまう。 こんなありふれたものを逆に辿っていくことで、人間の棘のようなものを表出するあたり、オゾンのうまいところ。 でもこんなハナシを映画にしちゃうなんて、ちょっと映画的にも軽くないかな。内 . . . 本文を読む
コメント

容疑者 室井慎次 (2005)(君塚良一)

2005-08-27 23:10:28 | 映画遍歴
期待以上の拾い物。派手な刑事ものになるのかなと思ったら、意外や警察上層部、悪徳弁護士等を警鐘する骨太映画に仕上がっている。しかも底流として人間愛がしっかり描かれており、室井慎次氏には心から惚れてしまった。娯楽作以上のものを感じる秀作。 以下、ネタバレあり。 室井慎次の学生時代の恋物語に思いがけず感動してしまい、不覚にも涙してしまいました。そのときの生き方が今にも続いていることを知り、この映画 . . . 本文を読む
コメント