セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 73本、 演劇 45本

日本列島(1965/日)

2005-08-07 22:37:56 | 映画遍歴
反国家権力をストレートに描いた今でも充分な問題作。白黒の映像に日活の演技派俳優の生き生きとした演技が見もの。まあ、ハナシはGHQ時代の日本の黒い霧のダイジェストなんだが、権力に屈しないぞという議事堂を背景のラストは爽快。 **** . . . 本文を読む
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ぼくの瞳の光(2001/伊)

2005-08-07 22:36:40 | 映画遍歴
イタリア映画にしては思いがけず優しいタッチのヒューマンドラマ。ハイヤードライバーという特殊な職業が焦点。沈黙の美というセリフもあるように無償の愛がテーマなんだが、こういう掘り下げ方もできるんだなあという印象かな。 *** . . . 本文を読む
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砂と霧の家(2003/米)

2005-08-07 22:24:02 | 映画遍歴
何でこういうことになるの?という素朴な感想。でも、その間にアメリカの他民族排他意識、危ない保安官の一面、グータラ女の生態などが美しすぎる映像で厳しく暴かれてゆく。 いつも映画では悪玉そのもののイスラムの考えが180度覆るその美しい思想。唖然ですなあ。秀作。 それにしても、イランの家族3人の演技は絶品。この悲劇を美しく印象的なものにした。言うまでもないが、名優ベン・キングスレー はそれこそ完璧な演 . . . 本文を読む
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生首に聞いてみろ(法月綸太郎 角川書店 2004)

2005-08-07 11:51:47 | 読書遍歴
法月綸太郎久々の長編。満を持しての本格ミステリー。 やっと帰ってきてくれたね、といううれしい感想。しかも、あっと驚く秀作。 ファンとしてはとてもうれしい。一気に読んでしまった。 はやり、こういう本当の本格推理小説(古いでしょうか、、)の骨格を崩さず、しかもいつものエラリーもので、僕には最高です。いまどき本当の本格ものを読めるのは本当に贅沢なんだ。 でも次作はいつになるのかな。 80点 . . . 本文を読む
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