Sightsong

自縄自縛日記

ホルガで銀座

2014-05-14 00:00:04 | 写真

ホルガという香港生まれのトイカメラがあって、昔から有名である。あまりにもチープなつくりゆえ、物欲を刺激せず、これまで距離を置くことができていた。しかし、ミラーレス用の交換レンズが出てしまった。20mmF8、絞り固定。これは試さなければならない。

実際に手にしてみると、本当にチープである。装着してもカタカタという音を立てる。ピントリングは非常に固い。とはいえ、わたしには、旧ソ連製のカメラを、「このまま強引に動かしたら壊れるのではないか」という不安とたたかいながら操作し、そのうちに指の皮がむけそうになった経験がある。こんな固さなどかわいいものだ。

何となくの距離指標(ひと1人、3人、大勢、山)があるものの、まったく当てにならないので、ファインダーを凝視してピント合わせをする必要がある。開放F8と暗く、そのうちに目が疲れてくる。

結果。ピントが合っているのかどうかよくわからない。異常に歪む。夢のようである。


白昼夢


歪んだ消防署


歪んだ歌舞伎座


昔、ここでペンタックスのLマウント43mmを買った


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