Sightsong

自縄自縛日記

ワールド・ジャズ・ミュージアム21でのサックス奏者たちの写真展

2022-08-07 22:45:21 | アヴァンギャルド・ジャズ

伊香保のワールド・ジャズ・ミュージアム21に足を運んだ。遠い遠いと思っていたけれど、バスタ新宿から高速バスに乗ったらぼんやりしているうちに着いてしまう。

目当てはサックス奏者たちの写真展で、僕が高木元輝さんを2000年に撮った写真群も展示していただいている(不破大輔さん、大沼志朗さんとのトリオ)。あのときの記憶がフィルムを介して何度も浮上してきて、先日出た本でも写真展でも観ることができるのは不思議。高木さんの写真でいえば、ミルフォード・グレイヴス来日時の貴重な写真(桑原敏郎さん)、猛烈に吹いているのに静かな雰囲気を身にまとう写真(松本晃弘さん)。松本さん、郷里の隣町のご出身ではないですか。

それから阿部薫さんを撮った南達雄さんの一連の作品がみごと。真っ暗でISO1600まで増感しても限界があり、阿部さんの動きとシンクロするように撮ったとのこと。これは写真集として観たい。

館長の菅原光博さんとNYやライカの話なんかで盛り上がり、帰りに近くの巨大な台湾のお寺・法水寺を案内してくださった。菅原さんのポストカードに署名を頂戴したりして。

Leica M8, Summicron 50mmF2.0

高木元輝、2020年4月22日(渋谷7th Floor)

桑原敏郎さん

松本晃弘さん

南達雄さん

菅原館長

菅原さんのソニー・ロリンズの写真に署名をいただいた

●高木元輝
『アート・クロッシング第3号: 特集:高木元輝フリー・ジャズサックスのパイオニア』(2022年)
高木元輝の最後の歌(2000年)
2000年4月21日、高木元輝+不破大輔+小山彰太(2000年)
高木元輝『Live at Little John, Yokohama 1999』(JazzTokyo)(1999年)
高木元輝『不屈の民』(1996年)
小杉武久+高木元輝『薫的遊無有』(JazzTokyo)(1985年)
1984年12月8日、高木元輝+ダニー・デイヴィス+大沼志朗(1984年)
加古隆+高木元輝+豊住芳三郎『滄海』(1976年)
加古隆+高木元輝+豊住芳三郎『新海』、高木元輝+加古隆『パリ日本館コンサート』(1976年、74年)
富樫雅彦『風の遺した物語』(1975年)
豊住芳三郎+高木元輝 『もし海が壊れたら』、『藻』(1971年、75年)
富樫雅彦『Speed and Space』(1969年)

●阿部薫
『阿部薫2020 僕の前に誰もいなかった』(2020年)
1977年の阿部薫
(1977年)
阿部薫+山崎弘『Jazz Bed』(1971年)
豊住芳三郎インタビュー(JazzTokyo)(2019年)
のっぽのグーニー+竹下勇馬、阿部薫没有未来@大崎l-e(2019年)
ニュージャズホールって何だ?@新宿ピットイン(2018年)


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