Sightsong

自縄自縛日記

『ザ・閉店2 ―定食・洋食篇―』

2018-02-27 08:06:19 | 食べ物飲み物

『ザ・閉店2 ―定食・洋食篇―』(2017年)を読む。欲しいなと思っていたら新宿の模索舎にあった。文と写真はtwitterでもよく拝見する刈部山本さん。

すでに閉店した食堂が紹介してあり、下には、その代わりとして「ここで食え!」と現役の食堂。そのセットが1頁。ジャンルは定食屋などの食堂のみならず、町中華、大衆酒場、立ち食いそば、カレー、パン・喫茶。残念ながらジャンル的にすべてヒットする。

三原橋の半地下、シネパトス近くにあった「カレーコーナー三原」には結局入らなかった。神保町の「徳萬殿」には数回入ったのだが、普通の勤め人が半端ない大盛を平然と平らげているのを目撃して仰天した。7年以上離れていて、また近くの職場に戻ってきたら、すでに閉店していた。隣の「ふらいぱん」もその後閉店した。裏側(というか、すずらん通り側)の「キッチン南海」についても閉店という誤情報が流れて焦った。思い出はこのような人情食堂とともにある。

「アツアツのを頬張ると、やんわりと玉子とご飯の甘みがきて、焦げた香ばしさとネギのニガ甘さと合わさって、なんでもないこと極まれり! 量的にはそんなに多くないが、満足感がハンパない」とか、次々に読んでいるとやたら笑える。やっぱり「卵」より「玉子」だよなあ。「なんでもないこと極まれり」に真実がある。

で、昨日と今朝、神保町の「天丼いもや」と「とんかついもや」が3月末に閉店との報。これは誤報ではなさそうだ。悲しい。

とりあえず、「ここで食え!」をもとに食べログにいくつか登録した。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。