ハノイ便り

久しぶりの海外転勤、日々の記録として書き綴ります。

ハノイに帰ってきました

2010-08-29 11:04:03 | Weblog

8月29日

 昨日、小雨交じりの涼しいハノイにもどってきた。

福岡便はガラガラでエコノミークラスは30人くらいの乗客、お陰で、出発も到着も予定よりずっとはやく、荷物もすぐにでてきてお得な気分を味わえた。

 3年ぶりの日本の夏は暑く、椅子に座っているだけでも汗をかく毎日で、買い物に出る気にもならず、荷物をといていると、買い忘れたものを思い出して残念な気にさせられた。

 オットも一緒だった最初の一週間は、東京、山梨、山口に暮らしている子供たちが、3人一緒になることはなかったけど、それぞれが休暇をとって会いにきてくれたのは嬉しかった。

 今回の長男のおみやげは、アイパット。

 福岡の家では新聞も本もインターネットもひょいと簡単に開けてすごく便利だったが、「ベトナムで無線なんてないしこれは使えないね」、というと、電気屋さんで無線ランを買ってきて設定までしてくれたけど、ネット事情の悪いベトナムでうまくいくのかなあ?

 IT関係の仕事をしている長男はいろいろ新しい製品を持たせてくれる。

2年以上も前に、いまこれがすごい人気で品薄状態だからと買って持たせてくれたデジタルフォトフレームは、いまは時計でしか使っていない。

わたしには使いこなせなさそうなアイパットだが、音楽をたくさん入れてくれているし、新たに購入してきたものもあるので、これだけは嬉しくて退屈しなくてすみそうである。

 日本って便利だし、空はきれいだし、いっぱいに広がった青空と真っ白い勢いのある雲を毎日眺めて楽しんでいた。

ある日、晴れた空に虹が浮かんでいるのをみつけた。

 透明ではかなげな虹は夢のようにきれいで幸せな気持にさせてくれた。

子連れママの会ではあるが、福岡にもどった友達のアレンジで、各地から集ってきてくれたハノイでの友達に会うことができた。

 子供たちは、あいにくの台風の襲来で楽しみにしていた海水浴や観光が出来ずにすこし残念だったようであるが、ママたちはゆっくりおしゃべりができたと満足げだった。

子供たちは身長が伸びて少しおとなびてきて、成長振りが目にみえたけど、ママたちは相変わらずで以前とかわらずおしゃべりを楽しむことができた。

こんな機会を作ってくれたケイちゃん、お礼もいわずに帰ってきてしまったけど、声をかけてもらって嬉しかったし、楽しかったし、ほんとうにありがとう。

さあ、きょうからハノイでの生活が始まります。

 気持を切り替えて、楽しいことをまた探してゆきます。