ハノイ便り

久しぶりの海外転勤、日々の記録として書き綴ります。

結婚式

2009-03-08 14:09:30 | Weblog

3月8日

昨日オットの会社の女の子の結婚式に招待され、行ってきた。

なんといっても平均年齢が20代の若い国なので、妊婦さんはどこにでもいるし、結婚式前の写真撮影は公園や、史跡など背景のよいところで何組も撮影をしているのを恒常的に見かける。

 街なかで、ピンクの風船で飾られたブルーシートが結婚式の会場としてつかわれているのをよくみかけるが、招待されたのははじめてなので、ちょっと嬉しかった。

 5時開宴、みんなで示し合わせて会場にはいる理由は後ほどわかるとして。

ピンクの風船のゲートをくぐると、新郎新婦が待っていて挨拶をし、ご祝儀は横のハートの箱にいれるだけ。

普通は30万ドン(2000 円くらい)くらいが標準らしい。

席は決まっていないので適当に仲間で集って席につく。時間も適当ではやく行く人や、遅い人もいる。

テーブルの飲み物を勝手に飲み、6人ひと組の標準的なベトナム料理のコースが並べられるのを各自で食べ、すませると自由に帰ってもよいらしい。

正味1時間くらいかな。

今回は両親と一緒にステージに上がって挨拶をし、その後各テーブルを回っての挨拶があった。

 会場はおそらく400人はくだらない程の大勢の人であふれていた。

招待のやり方は、誰を呼んだり呼ばなかったりを避けるためか、会社の人にも一様に声をかけていたみたいで、運転手さん仲間や、退職した職員も出席していた。

 こんな形は、私は結構好きだな、欠席の人の祝儀も預かってきたので、誰がきて誰がこなかったかわからないし、ラフで大雑把でしかも、大宴会の結婚式。

式に当たっては、おそらく、大体これくらいの人の出席があるので、会場はこの広さ、料理は何人分くらいとかの計算でことが済むのだろう。

日本では、呼んだ呼ばれなかった、席次がとか、結構細かいことに神経をつかわなくてはならないのに、こんな感じで済ませられるのは楽かもしれない。

ベトナムでは、昔からの儒教の教えによる家族のあり方と現代生活の変化による、家族のあり方が変わってきているようで、離婚率が増えてきているらしいし、結婚観が変わりつつあるとは聞いたことがある。

とはいいながらも、なにはともあれ、幸せな結婚生活を送ってほしいと願っている。