2012-13 シーズン選手寸評① 監督&GK編

2013-06-17 21:13:09 | ほぼ週刊サンプ通信 '12-'13

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監督 チロ・フェラーラ 4.5 残念ながら結果からするとこういう評価にならざるを得ない。とは去年のアッツォーリと同じコメントだった(我ながら成長していない・・・)。やっぱりフェラーラ、ペルッツィのコンビがサンプのベンチは似合わないという事で、失敗してくれて良かったかも。まぁ監督としての力量はまだ若いし、この結果だけではわからないが、今シーズンのサンプの選手をうまく生かしたのは間違いなくデリオ・ロッシだった。

監督 デリオ・ロッシ 6.5 壊滅まではいかないが、闇の中をさまよいもがいていたサンプに、一筋の道を与える。給料を払いながら飼い殺しされていたパロンボを復活させた点が1点。先にも書いたが、クルスティチッチのコンバートも良かったし、デ・シルヴェストリも復活した。まぁ当然、逆に割を食う選手もいるわけで、マレスカやマクシなどは不満であろう。惜しむらくは攻撃面で、連携で崩すきれいな形を作る事が出来なかった点か・・・最初から采配を揮う来年に期待しよう。

GK22セルヒオ・ロメロ  6.5  最後の最後に評価を落とした。開幕戦のミラン戦を含め、彼にしかできないスーパーセーブも数々有り、伊達にアルゼンチン代表の正GKでは無いなと・・・反応の速さはピカイチ。ただパルマ戦のミドルの処理を誤ったり、終盤バックパスの処理をミスしたりポカがあるのは去年から変わりなく。さらにサンプから出ていくのが濃厚だったために、最後やる気が無いとティフォージに思われる。終盤4試合は罰としてサブに降格したが、どうやら来年も心を入れ替えてサンプでやるみたいなので、とにかく課題は集中力!!(32試合/0ゴール)

GK1アンジェロ・ダ・コスタ 5.5 今年は、序盤に八百長への関与で3か月の出場停止処分を受ける。その為サンプはもう一人GK,ベルニの獲得を余儀なくされる。そのマイナスポイントはでかい。しかし復活すると第2GKの座に戻りロメロ不在時にその穴をしっかり埋める。終盤ポカがあったロメロに代わり、初めて怪我や代表で不在とかではなくスタメンを勝ち取る。(4試合/0ゴール)

GK32トンマーゾ ベルニ 6 前述のダ・コスタの出場停止を受けて急きょ獲得。ダ・コスタ不在時は第2GK。実力的に第3GKとなってしまったが、特筆すべきはそのプロ精神。決して腐る事無く、特にベンチではムードメーカーの役割りを果たしていた。(3試合/0ゴール)

 
  • 来シーズンもGK陣は今のところ大きな変動は無いように思われる。大逆転でロメロの移籍が実現した時だけか・・・ベルニはサンプに残りたいと言っているが、果たしてどうか・・・さらに「ジェノヴァの大鷲」とずっと期待されているフィオリッロ。今季もリヴォルノにレンタルされていたが、なかなか羽ばたかない。ここで終わるとただの早熟だった可能性がある・・・

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