ほぼ週刊サンプ通信 最終節 サンプ 3－2 ユーヴェ 逆賊討伐!!久々生観戦、有終の美を飾る?

セリエA　第38節　＠ルイジ・フェラリス（ジェノヴァ）

サンプドリア　3－　2 ユヴェントス　　逆賊討伐ユーヴェに今季2連勝

久々の生観戦となった今季最終節。直前でカメラが壊れて、携帯しか無かったのでまともな写真は撮れなかったが、とりあえずマラッシにただいま~一応エデルのゴール後に喜んでる瞬間・・・

↓そして合わせて5点入った、得点経過↓

Marcatori

①ユーヴェ(前半25分)　クアリアレッラ：

ピルロのダイレクトロビングから、DFラインの裏に抜け出したクアリラレッラ。1トラップして、GKとの1対1を落ち着いて決める。元サンプのクアリアはいっさい喜ばず

サンプドリア(前半31分)　エデル（PK)：

カステッリーニの左からのクロスに、合わせようとジャンプしたイカルディがキエッリーニに倒されてPK。SUDの下でエデルが落ち着いて決めて同点。エデルは自身⑦点目

サンプドリア(後半12分)　デ・シルヴェストリ：

右からのコーナーをエスティガリビアがニアへ速いボール。それを走りこんできたデ・シルヴェストリが直接ヘッドで叩き込み逆転!!”ロロ”は自身②点目

サンプドリア(後半30分)　イカルディ：

大カウンターからエスティが右サイドを一気に駆け上がる。そして苦手の右足で、中央必死に走って追いかけてきたイカルディに絶妙なグラウンダーのクロス。イカルディは、実は左足のシュートをミスったが、後足の右足で無人のゴールに流し込みダメ押しイカルディは大台の自身⑩点目

②ユヴェントス(後半45分)　ジャッケリーニ：

右サイドのリヒトシュタイナーのグラウンダーのクロスをダイレクトで合わせてゴール。焼け石に水

SAMPDORIA　＜3－5－2＞　監督デリオ・ロッシ

　　　エデル(80分サンソーネ) イカルディ　

　　　　　オビアング　　　　ポーリ 

　　　　　　　　　　パロンボ(66分ムナーリ)

エスティガリビア(84分ベラルディ)　デ・シルヴェストリ

カステッリーニ　ガスタルデッロ(Cap)　ムスタフィ

　　　　　　　　　　ダ・コスタ　

ベンチ：GKロメロ、ベルニ、DFマティアス・ロドリゲス、ポウルセン、MFマレスカ、ソリアーノ、FWマクシ・ロペス、サヴィッチ

Juventus (3-5-2): Storari (35' s.t. Rubinho); M. Cáceres, Bonucci, Chiellini; Isla, Padoin (29' s.t. Lichsteiner), Pirlo, Giaccherini, De Ceglie; Giovinco (29' s.t. Bendtner), Quagliarella.
A disposizione: Buffon, Marchisio, Vucinic, Peluso, Barzagli, Vidal, Matri.
Allenatore: Antonio Conte.
Arbitro: Gervasoni di Mantova.

↓さらにちょっと動画で撮ったSUDの風景↓
「MOL003_M.3gp」をダウンロード

• 土砂降りの中、ナイターで行われた今季最終戦。ユーヴェはスクデット、サンプは残留を決めていたが、サンプはホームで最終戦という事で、前節とは異なりレギュラー陣を起用。特筆すべきは、パロンボが1年半ぶりにレジスタ(MF)の位置で起用された事。今季最初の半年はフェラーラに干され、ロッシ監督からは新境地のＤＦとして滋養されていたパロンボ。彼にとってはサンプドリアでの出場試合数が歴代5位(376試合＝ファウスト・サルサノに追いついた)となったこの試合、ムナーリと交代で引っ込む際にはスタンディングオヴェーションを浴びた。
• また試合前のSUDではA昇格を決めた同盟国「エラス・ヴェローナ」を祝福する横断幕も。来季はセリエAで5つのDERBYが復活する。さて試合開始。
• 前半は降りしきる雨の中、一進一退の攻防。若干押され気味だったサンプは前半25分にクアリアゴールで先制される。この日は同じく元サンプのGKストラーリもスタメンで出場していた。クアリアはサンプに敬意を払いゴールを決めても喜ばず。えらいホーム最終戦を何とか飾りたいサンプはすぐさま反撃。ちょっと微妙な判定だったが、得たPKをエデルがしっかり決めて、点を決められてから6分で同点に追いつく。サンプはポーリやエスティの頑張りが目立ち、それに対してユーヴェはやはりピルロが核だなと言うプレーを見せていた。

試合の様子はこのYoutubeでよく見れます↓↓

http://www.youtube.com/watch?v=6pQnSqjeKKQ

• 後半はサンプのペース。ようやくスリッピーなピッチに慣れてきたのか、ボールが回りだす。その流れのままCKからデ・シルヴェストリが逆転弾。リードしてからは、ユーヴェの攻めを耐えてはカウンターを繰り出すという展開で、30分にダメ押し点。この3点目は見事なカウンターだった。そしてティフォージは

「Perche non cantate piu?」（なんでお前らもう歌わないの？）の大合唱

• 3点目を取ったイカルディはユニフォームを脱ぎ捨てて、出てきたＴ－シャツには大きい「１０」の文字が。彼自身の今季10得点目を祝う為に用意したものだったらしい。そして当然イエローカードをもらい、これがおそらくインテルに旅立つ”マウリート”のドリアーノへの最後の置き土産となるだろう。個人的には、いつかはビッグクラブにとられるのは覚悟するとしても、彼本人の為にも、「まだビッグクラブは早いのでは？」と思うのだが・・・
• その後負傷退場した敵GKストラーリに代わって入ってきた第3GKのルビーニョに対して、サンプティフォージは強烈なブーイング。彼は元ジェノアのGKだ。しかも泥棒顔の３－１となった後は、ＧＫダ・コスタを中心に必死に守り、終了間際に焼け石に水ゴールを決められるが結果は3－2

　サンプにとってはホームで3/3のひな祭り以来、2か月以上ぶりの勝利。最終戦勝利を見事にティフォージにプレゼントした。さらにスクデットを取ったユーヴェ相手に今季唯一2連勝(バイエルン・ミュンヘン以外）。監督交代を含めて色々なことがあったシーズンだったが、最低限の目標＝残留を果たし、ユーヴェに2連勝、ミランにも勝ち越し、ＤＥＲＢＹも1勝1分けとまずまずのシーズンだったと言えよう。ただ攻撃面では、特に内容が乏しく、まさに2003-04の昇格直後のシーズンと似た内容だったと思う。留任が決まったロッシが1年間采配を揮うという事で、まずＦＷ陣の整備、あとクルスティチッチの早期復帰が待たれる。

1年間お疲れ様でした。来季も当然・・・・・・・・・

Fooooooooooooooooorza　Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp

12-’13　SERIE　A　最終成績

勝点42（減点1)　38試合　11勝10分17敗　得点　43　失点　51　得失点差　-8　14位