ほぼ週刊サンプ通信  第21節 サンプドリア 1-1 ボローニャ 失った勝点2。痛恨の引き分け。

2014-01-26 17:42:00 | ほぼ週刊サンプ通信 '13-'14

セリエA 第21節 @ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)

サンプドリア 1-1 ボローニャ

 圧倒的に支配した勝ちゲームだったが、終了間際に痛恨のPKで引き分け

 ☆第21節、久々日曜のデーゲーム晴れ。 

Marcatori

(後半17分) サンプドリア ガッビアディーニ⑥:右サイドのスルーパスで抜け出したエデルが、ペナ内に侵入。中をよく確認してマイナスに出したクロス。詰めてきたガッビアディーニが確実に左足で蹴りこんで先制!

(後半45分)①ボローニャ ディアマンティ(PK):カウンターからフリストドゥロプーロスのドリブルを止められず。4人で囲むが、ペナ内への侵入を許してそこでファールの判定。そのPKを、移籍の噂が有るエース、ディアマンティに決められて同点・・・・

SAMPDORIA <4-2-3-1> 監督シニサ・ミハイロビッチ

             エデル

ソリアーノ  クルスティチッチ  ガッビアディーニ

        (78分レナン)   (88分サンソーネ)

    パロンボ  オビアング 

コスタ              デ・シルヴェストリ

  ガスタルデッロ(Cap) ムスタフィ 

           ダ・コスタ 

 ベンチ:GKフィオリッロ、ファルコーネ

 DFサラモン、M・ロドリゲス、ベラルディ、フォルナジエール

 MFゾレック、ビャルナソン

FWポッツィ

Bologna (3-5-1-1): Curci; Antonsson, Natali,  Cherubin (34' s.t. Mantovani); Garics, Christodoulopoulos, Pérez, Pazienza,  Morleo (20' s.t. Acquafresca); Diamanti; Bianchi (34' s.t.  Moscardelli).
A disposizione: Agliardi, Stojanovic, Khrin,  Sorensen, Laxalt, Crespo, Cristaldo.
Allenatore: Carlo  Regno.

Arbitro: Guida di Torre  Annunziata.
Assistenti: Bianchi di Lucca e Musolino di  Taranto.
Quarto ufficiale: De Luca di  Pescara.
Arbitri addizionali: Banti di Livorno e Abbattista  di Molfetta.
Note: ammoniti al 34' p.t. Bianchi per  comportamento non regolamentare, al 47' p.t. Diamanti per proteste, al 18' s.t.  Obiang, al 28' s.t. Gabbiadini, al 45' s.t. Costa per gioco scorretto; recupero  1' p.t. e 3' s.t.; abbonati 19.108 (rateo gara 156.124 euro), paganti 1.469  (incasso netto 21.904 euro); terreno di gioco in non perfette condizioni. 

 残留争いにお互い巻き込まれているボローニャ戦。ボローニャのアウェーユニはやや気持ち悪い緑色。過去B落ちさせられた因縁の相手でもあり、順位的にも下。負けるわけにはいかない戦い。ちなみにandataは2-2の引き分けだった。ボローニャは監督のバッラルディーニが出場停止でレーニョがベンチで指揮をとる。

  • サンプの4-2-3-1はクルスティチッチとソリアーノが出場停止から戻ってきて、現時点でのベストメンバー。左SBは、レジーニが出場停止でコスタが先発。
  • 前半は残留争いの両チームらしく、守備に重点を置いた戦い。ボローニャのGKのクルチは、サンプB落ちの戦犯に挙げられている一人。前回の対戦ではそのクルチのミスもあって点を取れた。サンプティフォージからは当然の大ブーイング。試合はサンプの方がボールを支配するが、なかなか決定的なチャンスはつくれず。前半終了間際、ガッビアディーニのパスからパロンボがダイレクトでチップキック。GKとの間に落としたボールにソリアーノが突っ込むが、これは間一髪GKの飛び出しに阻まれる。これが一番惜しかった。前半0-0。

  • 後半はサンプが攻勢に出る。この日良かったソリアーノがいくつもチャンスを作り出す。開始早々にカットインからミドルシュート。これは弱すぎ。その直後にはサイドを突破したソリアーノのクロスから、真ん中のクルスティチッチへ。これはDFのクリアに阻まれる。さらに11分には大チャンス。コスタのクロスの落としからソリアーノがGKと1対1になるが、シュートは惜しくもGKに当たってしまう。攻め続けてきたサンプの攻勢が実り、ついに17分にガッビアゴールで先制。その後もエデルがバックパスをかっさらい、追加点のチャンスを迎えるなど終始サンプペース。このまま逃げ切るかと思われた・・・思ってた・・・・・

  • しかし現実は厳しい。ボローニャ最後のチャンスのカウンター。世界一名前が長い、CHRISTODOULOPOULOSのドリブル。4人がかりで止めにいくも、するすると突破を許し、やや厳しい判定ではあったが結果PK。結果論だが、もう少し手前の、ペナ内入る前にファールで止めてしまう方が良かったのではないか。もちろんこの時間のFKも怖いが、ミハイロビッチが試合後に語った「我々にはカッティヴェリア(=直訳すると狡賢さ)が足りない」というのはここら辺か。私がDFならとっくにファールしていたと思う。(元々技術的に追いつかなくて・・・)。そのまま試合は1-1の引き分けに終わった。

   

 内容が勝ちだったので、非常に痛い引き分けとなった。今シーズンは特に終了間際に追いつかれたり、逆に追いついたりが多い。よりカッティヴェリアを持って戦わなければ

そして次節はいよいよ第108回「DERBY DELLA LANTERNA」。しかし今回のDERBYは、レガカルチョの昼12時半キックオフの決定に対して、サンプ・ジェノア両ウルトラスは強く抗議。両ティフォージは応援をボイコットして、クルヴァを空にする可能性がある。サンプの中でも、今のところ「ULTRAS TITO CUCCHIARONI」と「FEDELISSMI」の2大ウルトラスの意見も分かれてる模様。UTCはスタジアム外で応援、それに対してFEDELISSIMIは一応中に入る方向で話が進んでいるようだが・・・・

イタリア一美しいDERBYにティフォージがいないのは、本当に寂しい。ただジェノヴァデルビーが軽視された事、近年のTV放映を中心に考えられている試合日程などへの怒りはわかるし、尊重しなければならない。これが良い方向に向かえば良いのだが・・・

とにかく試合は行われるだろう。そして絶対に負けられない。我々あDORIANOはどんな形でも、どこからでも、どんな仕打ちを受けても、とにかくサンプを応援し続ける。そしてジェノアには負けられない

  

    GENOVA E’ SOLO BLUCERHIATA!!

 

次節:セリエA第22節 2/2(日) 対ジェノア @ジェノヴァ 現地12:30Kick Off(日本時間20:30)

 Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp

  ’13-’14 SERIE A 

 勝点22 21試合 5勝7分9敗 得点 25 失点 32 得失点差 -7 13


ほぼ週刊サンプ通信  第20節 ユヴェントス 4-2 サンプドリア 逆賊討伐失敗・・・

2014-01-18 15:59:00 | ほぼ週刊サンプ通信 '13-'14

セリエA 第20節 @ユヴェントス・スタジアム(トリノ)

サンプドリア 2-4 ユヴェントス  

敵地で王者を苦しめるが、ユーヴェ戦久々の敗戦。逆賊の12連勝を止められず・・・

 ☆第20節、土曜ナイターのアンティチポ。リーグ戦一回りして後半戦初戦。 

Marcatori

(前半18分)①ユーヴェ ヴィダル:ボグバが左サイドからドリブルで切り込んできて、絶妙なスルーパス。ヴィダルが走りこんできて、飛び出してきたGKをあざ笑うかのようなシュートで先制・・・・

 

(前半24分)②ユーヴェ ジョレンテ:右サイドからのCK。テベスが蹴ったボールは、ゴールから遠ざかるように巻いて、ジョレンテのドンピシャのヘッドにあってしまう。

(前半38分) サンプドリア O・G(バルツァーリ):CKのこぼれ球を左サイドで拾いなおしたガッビアディーニ。中にシュート性の鋭いクロスを送ると、戻ってきたDFのバルツァーリがたまらずオウンゴール。

(前半41分)③ユーヴェ ヴィダル(PK):右サイドのスルーパスに抜け出したヴィダルを、後ろから追いかけてきたレジーニが倒してしまう。と言っても引っかかったかどうかかなり怪しい判定のPK。しかもイエロー。まぁユーヴェだから仕方が無いかそのPKをヴィダル自身に決められる。

(後半25分) サンプドリア ガッビアディーニ⑤:CKからレジーニのヘッド。直前にもCKからスーパーセーブを見せたブッフォンがまたもやスーパーセーブ。しかし今度はガッビアがすぐに詰めて叩き込む

(後半33分)④ユーヴェ ポグバ:中盤、30mぐらいのところから思い切り蹴ったポグバのミドルシュート。強烈なボールが右隅に突き刺さる。むかつくけど素晴らしいゴールだ

SAMPDORIA <4-2-3-1> 監督シニサ・ミハイロビッチ

             エデル

ゾレック    ビャルナソン     ガッビアディーニ

(70分サンソーネ) (46分レナン)

    パロンボ  オビアング 

レジーニ              デ・シルヴェストリ

  ガスタルデッロ(Cap) ムスタフィ(52分コスタ) 

           ダ・コスタ 

 ベンチ:GKフィオリッロ、トッツォ

 DFサラモン、M・ロドリゲス、ベラルディ、フォルナジエール

 MFガヴァッツィ

FWポッツィ

Juventus (3-5-2): Buffon; Barzagli, Ogbonna,  Chiellini; Lichtsteiner, Vidal, Marchisio, Pogba, Asamoah (35' s.t. Peluso);  Llorente (41' s.t. Quagliarella), Tevez (40' s.t. Giovinco).
A  disposizione: Storari, Rubinho, Caceres, Pepe, Vucinic, Bonucci,  Padoin, Pirlo, Isla.
Allenatore: Antono  Conte.

Arbitro: Gervasoni di  Mantova.
Assistenti: De Luca di Pescara e Petrella di  Termoli.
Quarto ufficiale: Posado di  Bari.
Arbitri addizionali: Tommasi di Bassano del Grappa e  Irrati di Pistoia.
Note: ammoniti al 29' p.t. Chiellini, al  41' p.t. Regini, al 6' s.t. Wszolek, al 30' s.t. Gastaldello per gioco  scorretto; recupero 1' p.t. e 3' s.t.; terreno di gioco in non perfette  condizioni.

 現在リーグ戦、引き分けも無しで破竹の11連勝中のユーヴェ。その敵地に乗り込み雨の中のナイター。ユーヴェの強さはやはり、ヴィダルやポグバ、アサモアなど、フィジカルが強く、しかも技術も有る実用的な選手が多い事だろう。この日もピルロを休ませる余裕を見せながら、スタメンはそん色無い。

  • サンプの4-2-3-1はクルスティチッチとソリアーノが出場停止。これは正直、ユーヴェと違い選手層がそこまで厚くないサンプにとっては痛かった。代わりは攻撃的なサンソーネでは無くてビャルナソンが先発。左ハーフは前節に引き続きゾレック。左SBには、レジーニが純粋に実力で今回はスタメンを勝ち取る。 しかし平均年齢は若い。計算したらこの日のスタメンは25.1歳。これでユーヴェに挑むというのは、将来に向けても誇れることだ。
  • 前半の25分ぐらいまでは圧倒的なユーヴェペース。ユーヴェのプレスと正確なつなぎに耐えきれず守勢に回る。そしてやっと少しユーヴェのペースに慣れてきたかと思われた18分に先制を許す。その直後にガスタがCKから惜しいヘッドを放ち、簡単には負けないぞと言う姿勢を見せるが、その直後に再び失点。そこからやっとサンプにもエンジンがかかる。ムスタフィのミドルはブッフォンの足に阻まれるが、CKのこぼれからガッビアのクロスがオウンゴールを誘い1点差。ただ次のPKがでかかった。1点差に迫りさぁこれからと言うときに、与えられたPK。かなり疑惑の判定。前半1-3。

  • 後半はずっと消えていたビャルナソンに代えて、レナンを投入して4-3-3にシフトチェンジ。ムスタフィが怪我をしたため、コスタを左SBに入れてレジーニがCBへ。まだまだ諦めない姿勢を見せる。後半15分、CKからデ・シルヴェストリがノーマークでドンピシャのヘッド。しかしこれはさすがアズーリの守護神。ブッフォンのミラクルセーブに阻まれる。さらに攻め立てるサンプは、またもやCKから、再び一度はブッフォンの抵抗にあうも、ガッビアゴールで1点差。すかさずFWのサンソーネを投入して同点を狙いに行く。その2分後、ガッビアが放ったロングシュートは、無情にもバー。チャンスを逃すと今度は逆に、ポグバのユーロゴールを決められ2点差。

  • さすがに2点差は厳しかった。なおも反撃を試みるが、そのまま2-4で試合終了。ただ敵のコンテ監督には「我々をホームでここまで苦しめたチームは無かった。」と言わしめた。試合終了後には、元サンプのFWクアリアレッラが、サンプティフォージが集まるクルヴァに挨拶をしに来た。一応復帰の噂もあるクアリア。ぜひ帰ってきてくれーーーーー

   

 下を向く必要は無い。切り替えて次の試合に臨む。ただ次は結果が求められる。次は再び因縁の相手。98-99シーズン、Bに落とされた憎きボローニャ。ボロ-ニャはサンプの同盟国のパルマの敵でもあるので、元々仲が良くない。後半戦初勝利を

  

    BOLOGNA MERDA ALE~!!

 

次節:セリエA第21節 1/26(日) 対ボローニャ @ジェノヴァ 現地15:00Kick Off(日本時間23:00)

 

Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp

  ’13-’14 SERIE A 

 

勝点21 20試合 5勝6分9敗 得点 24 失点 31 得失点差 -7 13


ほぼ週刊サンプ通信  第19節 サンプドリア3-0ウディネーゼ ホームで快勝!!前半戦12位ターン。

2014-01-13 16:50:00 | ほぼ週刊サンプ通信 '13-'14

セリエA 第19節 @ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)

サンプドリア 3-0 ウディネーゼ  前半戦最終戦。合計3人の退場者を出す乱戦は3-0で快勝!! 

 第19節、月曜ナイターのポスティチポ。 

Marcatori

(前半16分) サンプドリア エデル⑧(PK):クルスティチッチのスルーパスから抜け出したエデルが、飛び出してきたGKに倒される。そのPKをエデル自身が左スミにゴロで落ち着いて決め、先制!!

 (後半2分) サンプドリア エデル⑨:パロンボのFKが一度壁に跳ね返される。そのこぼれをもう一度パロンボがグラウンダーのシュート。人混みの中に吸い込まれたボールを、ガッビアディーニがおしゃれなヒール。これが絶妙なスルーパスとなり、走りこんだエデルが2点目

(後半42分) サンプドリア ガスタルデッロ①:右サイドからガッビアディーニのFK。中央に蹴りこんだ鋭いクロスを、我らがキャプテンがヘッドですらしてダメ押し。今季自身初得点!!

SAMPDORIA <4-2-3-1> 監督シニサ・ミハイロビッチ

           エデル(85分サンソーネ)

ゾレック  ソリアーノ■62分 ガッビアディーニ

 (66分ビャルナソン)

    パロンボ  クルスティチッチ(72分レナン) 

コスタ              デ・シルヴェストリ

   ガスタルデッロ(Cap) ムスタフィ 

           ダ・コスタ 

 ベンチ:GKフィオリッロ、

 DFサラモン、ベラルディ、レジーニ、フォルナジエール

 MFレナン、マレスカ、エラモ、ガヴァッツィ

FWポッツィ

Udinese (3-4-2-1): Kelava; Heurtaux,  Danilo, Domizzi; Basta (20' s.t. Fernandes), Pinzi, Allan, Gabriel Silva;  Pereyra, Maicosuel (1' s.t. Badu); Di Natale (42' s.t. Zieleinski).
A  disposizione
: Scuffet, Naldo, Bubnjic, Mlinar, N. López, Jadson, Dos  Santos, Lazzari, Widmer.
Allenatore
: Diego  Bortoluzzi.

Arbitro: Mazzoleni di  Bergamo.
Assistenti: Di Fiore di Aosta e La Rocca di  Ercolano
Quarto ufficiale: Galloni di  Lodi.
Arbitri addizionali: Peruzzo di Schio e Pairetto di  Nichelino.
Note: espulso al 35' p.t. Allan, al 17' s.t.  Soriano e al 24' s.t. Gabriel Silva per doppia ammonizione; ammoniti al 18' p.t.  Soriano, al 27' p.t. Allan, al 29' p.t. Gabriel Silva, al 34' p.t. Krsticic, al  7' s.t. Wszolek, al 12' s.t. Badu, al 20' s.t. Domizzi, al 45' s.t. Bjarnason  per gioco scorretto; recupero 1' p.t. e 3' s.t.; abbonati 19.108 (rateo gara  156.124 euro), paganti 968 (incasso 14.886 euro); terreno di gioco in buone  condizioni.

 

 現在サンプと同じく順位表の2枚目をさまよってるサンプ。ウディネーゼは、売っては育て、育てては売ってで素晴らしい成績を残し続けてきたが、さすがに今年はやや厳しい状況のようだ。絶対的エースのディ・ナターレもついに引退する模様だし・・・ 

  • サンプはオビアングが出場停止。レナンが代わりかと思われたが、クルスティチッチがボランチのポジションに入り、ゾレックが左ハーフで先発。やや驚きのスタメンとなった。他はベストメンバー。競争が激しい左SBには、怪我の後遺症が残るレジーニでは無く、逆に怪我が治ったコスタがスタメンとなった。 
  • 夜の雨という厳しいコンディションの試合は、前半からサンプペース。それほど雨を感じさせないパス回しから、何度もチャンスを作り出す。前半16分に幸先よく先制すると、その5分後にはコスタのクロスから、ソリアーノが惜しいヘッド。その後もエデルのドリブルが何度もウディネーゼDF陣を切り裂く。ウディネーゼのブラジル人DF3人はファールを繰り返し、前半早々から2枚のイエローカード。一方のサンプも、クルスティチッチが自分のミスのボールロストから、無理やり相手を倒してイエローをもらい、次節出場停止となってしまった。それ以外は圧倒的にサンプペースで、再びエデルのドリブルを倒したDFアランは2枚目のイエローで35分には退場。前半は1-0、人数11対10で折り返す。

  • 後半も流れは変わらず。開始早々2分にFKの流れから追加点を奪う。さらに10分にはエデルがハットトリックを狙ったり、デ・シルヴェストリが2度の決定機にを迎えるが、ここはGKに阻まれる。順調に見えたサンプだが17分にソリアーノが、シュートにいった蹴り足が相手を思いっきり蹴ってしまうというやや不運なイエローカード。これが2枚目となり退場。少し嫌な感じになる。しかし、その後もボールを回してしっかり試合を作ると、7分後にひじ打ちで、敵のG・シルヴァも退場。再び数的有利になったサンプは、もう間違えることは無かった。後半42分にキャプテン・ガスタの今季初ゴールでダメ押し。2014年初勝利を、完封で飾った

   

 前半戦最後の試合は良い形で締めくくれた。12位と言う成績は全く満足できるものでは無いが、序盤のひどい有様から考えれば、上昇傾向にはある。何より内容が良くなっているので、早く残留を決め上を目指していきたい。ただ、ソリアーノとクルスティチッチが揃って出場停止と言うのが痛い。次節は逆賊討伐

  

    JUVE MERDA ALE~!!

 

次節:セリエA第20節 1/18(土) 対ユヴェントス @トリノ 現地20:45Kick Off(日本時間深夜4:45)

 

Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp

  ’13-’14 SERIE A 

 

勝点21 19試合 5勝6分8敗 得点 22 失点 27 得失点差 -5 12


ほぼ週刊サンプ通信 TIMカップ ローマ 1-0 サンプドリア コパイタリア、ベスト16で敗退

2014-01-09 15:50:00 | ほぼ週刊サンプ通信 '13-'14

TIMカップ ベスト16 @スタディオ・オリンピコ(ローマ)

   サンプドリア 0- 1 ローマ  健闘及ばず、コパイタリア敗退・・・

  約1ケ月ぶりのコパ・イタリアベスト16。敵地オリンピコで行われたナイター

 Marcatori

①ローマ(前半6分) トロシディス:左サイドのドドが鋭いライナーで巻いたクロス。そこに突っ込んできたデストロのシュートはGKフィオリッロが懸命の飛び出しで何とかセーブするが、こぼれ球をつめてきたトロシディスに押し込まれる・・・ 

SAMPDORIA <4-2-3-1> 監督シニサ・ミハイロビッチ

           ポッツィ(59分ペターニャ)

ゾレック   サンソーネ   ビャルナソン

                (90分ガヴァッツィ)

 マレスカ(80分ゲンツォグロウ)オビアング

カステッリーニ         M・ロドリゲス

  フォルナジエール   サラモン 

        フィオリッロ(Cap) 

 

ベンチ:GKダ・コスタ、

DFコスタ、ムスタフィ、ベラルディ、バリッラ、

MFレナン、ソリアーノ、エラモ、ポウルセン

Roma (4-3-3): Skorupski; Torosidis, Burdisso,  Castan, Dodô (47' s.t. Benatia); Nainggolan (24' s.t. Strootman), De Rossi,  Taddei; Florenzi (30' s.t. Gervinho), Destro, Ljajic.
A  disposizione: Lobont, De Sanctis, Marquinho, Totti, Maicon, Caprari,  Jedvaj, Ricci.
Allenatore: Rudi Garcia.

Arbitro: Tommasi di Bassano del  Grappa.
Assistenti: Paganessi di Bergamo e De Luca di  Pescara.
Quarto ufficiale: Tagliavento di  Terni.
Note: ammoniti al 17' s.t. Obiang e 22' s.t.  Nainggolan per gioco scorretto, al 41' s.t. Rodriguez per proteste; recupero 0'  p.t. e 3' s.t.; terreno di gioco in buone condizioni.

 ミッドウィークに行われたコパイタリアベスト16。オリンピコでのTIMカップと言えば、マッツァーリ時代に決勝をオリンピコでラツィオ相手に戦ったのを思い出す。あの時はアウェーにもかかわらず、ドリアーノ達はきれいな人文字を作り上げた。結果はカッサーノがPKを外して惜しくも準優勝だったが・・・ローマは今年非常に強い。ただこの日はお互いターンオーバーをしいて、前回の対戦とは全く異なるスタメンとなった。 

  • ミハイロビッチ監督は完璧なターンオーバーを敷き、ほぼ現在のレギュラーを使わなかった。前回のコパ・イタリアと似た布陣。キャプテンは前回のTIMカップと同様、若き2ndGKのフィオリッロ。レギュラーの中では、オビアングだけ次節出場停止の為にスタメンに名を連ねた。DFのサラモンが怪我が治り、サンプでの公式戦初出場。
  • 試合はホームのローマが攻勢。前半6分に左サイドを突破され、いきなり先制を許す。ただサンプも防戦一方では無く、スピーディーな展開な攻め合いとなる。先制を許した直後の前半10分、左サイドをゾレックがえぐり、シュートクロス。これはGKに惜しくも阻まれ、詰めてきたビャルナソンも点にならず。その後ポッツィもミドルを放つが、これは弱すぎてGKがキャッチ。その後ローマも反撃。

  • とにかくこの試合は、サンプのGKフィオリッロが素晴らしかった。決定的な場面を何度もミラクルセーブでストップ。特に前半36分。2度立て続けにフロレンツィの強烈なシュートを防いだのは圧巻だった。ヴィンチェンツォ・フィオリッロ=通称「オレジーナの鷲」(オレジーナはジェノヴァ近郊のフィオリッロの生まれた街)。サンプユース出身でずっと期待されているが、やや伸び悩んできたフィオリッロ。地元出身の彼が成長してくれれば、むこう10年サンプのGKは安泰となる。これはドリアーノ全ての願いであろう。まぁ正GKになったらなったで、またビッグクラブに引き抜かれてしまう可能性はあるが・・

  • 試合はこのフィオリッロの活躍もあり、追加点は許さなかったが、得点も奪えず0-1で敗戦となった。

 コパ・イタリアは残念ながら敗退となってしまった。しかし敵地で強豪相手に悪い結果では無かった。しかもターンオーバーを敷いていたし。胸を張ってローマを後にして、カンピオナートに集中しよう。次節はホームでウディネーゼ戦。今年初勝利を!!

  

次節:セリエA第19節 1/13(月) 対ウディネーゼ @ジェノヴァ 現地19:00Kick Off(日本時間深夜3:00)

   

Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp


ほぼ週刊サンプ通信  第18節 裏伊太利亜ダービー ナポリ 2-0 サンプドリア 2014年初戦は、

2014-01-06 15:42:00 | ほぼ週刊サンプ通信 '13-'14

セリエA 第18節 @サン・パオロ(ナポリ)

サンプドリア 0-2 ナポリ 2014年初戦は惜敗・・・

 

 第18節、冬休み明け初戦。月曜のランチタイムに行われた試合。

 

Marcatori

 

①ナポリ(後半9分) メルテンス:右サイド、サンプのゴールキックのつなぎミスから得たスローイン。ボールを奪ったナポリはイグアインがすぐさま突破してグラウンダーのクロス。走りこんできたメルテンスがダイレクトで合わせて先制・・・・

 

②ナポリ(後半17分) メルテンス:ペナルティーエリアすぐ外で得たフリーキック。ゴール左よりからメルテンスが蹴ったボールは壁ギリギリの低い弾道でカーブを描き、ダ・コスタも届かないゴールへ

 

SAMPDORIA <4-2-3-1> 監督シニサ・ミハイロビッチ

 

            エデル

 ソリアーノ  クルスティチッチ  サンソーネ

 (66分サンソーネ) (78分ポッツィ)

    パロンボ  オビアング 

レジーニ(72分コスタ)     デ・シルヴェストリ

   ガスタルデッロ(Cap) ムスタフィ 

           ダ・コスタ 

 ベンチ:GKフィオリッロ、

 DFM・ロドリゲス、フォルナジエール

 MFレナン、ゾレック、ポウルセン、ビャルナソン、マレスカ、エラモ

Napoli (4-2-3-1): Rafael; Maggio,  Fernández, Albiol, Réveillère (4' s.t. Armero); Inler, Dzemaili; Insigne,  Mertens, Callejón (39' s.t. Radosevic); Higuaín (32' s.t. D.  Zapata).
A disposizione: Contini, Colombo, Uvini, Bariti,  Pandev.
Allenatore: Rafael Benítez.

Arbitro: Banti di  Livorno.
Assistenti: Nicoletti di Macerata e Grilli di  Gubbio.
Quarto ufficiale: De Pinto di  Bari.
Arbitri addizionali: Calvarese di Teramo e Pinzani di  Empoli.
Note: ammoniti al 35' p.t. Obiang, al 41' p.t.  Regini, al 45' p.t. Mertens, al 16' s.t. Mustafi, al 35' s.t. D. Zapata per  gioco scorretto, al 44' p.t. Higuaín per proteste; recupero 0' p.t. e 4' s.t.;  terreno di gioco in buone condizioni.  

 現在3位のナポリ。監督は昨年サンプの誘いを蹴ったベニテス。元サンプのマッツァーリ監督の土壌を生かしながらも、全然違うチームとなった今年も結果を残している。キャプテンはこれも元サンプのクリスチャン・マッジョ。2014年の初戦となる。 

  • サンプの4-2-3-1は前節とほぼ同じ。ガッビアディーニが出場停止から帰ってきてほぼベストメンバー。怪我明けのコスタでは無く左SBにはレジーニが選ばれ、センターフォワードは小柄なエデルで当分行く模様。ナポリも同じ4-2-3-1。ベニテスのスペイン色が今年は強く出ており、攻撃はイグアイン、カジェホンらが中心となる。さらにベルギーの新生メルテンスもいる。 
  • 前半から一進一退の攻防。サンプのソリアーノがチャンスを外すと、イグアインのダイレクトシュートをダ・コスタがスーパーセーブ。12分に掛川西校ばりのフラッシュパス(by←昔の漫画「シュート」)からエデルとクルスティチッチのワンツーワンツーでゴールをこじ開けるが、これは惜しくもオフサイドでノーゴール。その後オビアングが敵のドリブルをハンドで止め、イエローで次節出場停止。色々あったが0-0で前半は終了。

  • 後半開始早々試合は動く。ミハイロビッチに代わって一つ大きく変わった点。ゴールキックを基本的にDFにゴロでつなぎ(バックパスの時も)、DFからもボールをつないでいく。かなり徹底されており良い結果が出ていたが、この日は裏目に出た。そのDF陣のつなぎミスから敵のスローインになり、すぐさま始められたリスタートからイグアインが右サイドを突破。そこから先制ゴールを許す。気落ちしたかに見えたサンプだが、全く諦めてなかった。

 

  • まずガッビアディーニが左足でカターニャ戦のようなミドルを放つが、これは惜しくもバー。さらに左サイドから切れ込んでペナ内に侵入したレジーニが倒される。PKかと思われたが、ナポリの大観衆に圧倒されたか、笛は吹かれず。この2つのチャンスを逃すと、FKからメルテンスに逆に自身2点目を決められてしまう。それでもまだまだ諦めない。ソリアーノに代わって投入されたFWサンソーネ。カウンターから敵DFと1対1。少し外して左足で渾身のシュートは、まず左のポスト、さらに右のポストにパチンコ玉のように当たりノーゴール。この日はこういう日だった。

  

 結果は負けたが、内容は悲観するほどではない。ただひと昔前のサンプとナポリの関係を思い出すと、ここ数年で資金力でだいぶ差をつけられ、力関係がやや変わってしまった。しかしチームは生き物だ。この20年間だけ見ても、サンプも山あり谷あり。それが変わらず一つのチームを愛する面白さでもある。さぁ気を取り直して、次節は2014年ホーム初戦

  

    FORZA RAGAZZI!!

 

次節:セリエA第19節 1/13(月) 対ウディネーゼ @ジェノヴァ 現地19:00Kick Off(日本時間深夜3:00)

 

Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp

  ’13-’14 SERIE A 

 

勝点18 18試合 4勝6分8敗 得点 19 失点 27 得失点差 -8 14