2019-20 SERIE A 第21節 SAMPDORIA 0-0 Sassuolo 最低限、だが・・・

2020-01-26 17:00:00 | ほぼ週刊サンプ通信 '19-'20

さて、19-20セリエA振り返りは大敗したラツィオ戦の次のサッスオーロ戦。

前半25分、正直サンプにはラッキーな判定で数的有利になって試合の3/4を戦うが得点は奪えず・・・

まぁ5失点の後なので無失点は評価できるが、しかし勝ちきれないのは情けない

Serie A 第21節 1/26(日) 15:00@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)  主審:ピッチニーニ氏(Forli出身)

サンプドリア 0-0 サッスオーロ

得点者: -

↑↑©Goal.comより

残留をかけた戦いは0-0ドロー。写真はクアリアvs元サンプのオビアング

[試合前情報] 

 勝点19で16位のサンプ、勝点22で15位のサッスオーロ。サッスオーロは3連敗の後、前節トリノに勝ってサンプと勝点3差をつけた。

どんぐりの背比べ対決。アンダータでの戦いはベラルディにハットトリックを決められて1-4で完敗している↓↓

2019-20 Serie A 第2節 Sassuolo 4-1 SAMPDORIA 悪夢の夜 - ブログ di ”サンプドリアクラブ東京”~blog di "SAMPDORIA CLUB TOKYO"~

振り返りたくない試合が続く……この試合はメルカートの締め切りを翌日に控えた試合。開幕戦完敗の後を受けて、それでも...

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以下がサンプvsサッスオーロにまつわるデータ集↓↓

直近5試合 ホームでのサッスオーロ戦(SERIE Aのみ)

ULTIMI 5 PRECEDENTI IN SERIE A:
2018-2019: Sampdoria-Sassuolo 0-0
2017-2018: Sampdoria-Sassuolo 0-1 90′ Matri
2016-2017: Sampdoria-Sassuolo 3-2 64′ Ricci (Sas), 74′ Ragusa (Sas), 84′ Quagliarella (Sam), 85′, 90’+1 rig. Muriel (Sam)
2015-2016: Sampdoria-Sassuolo 1-3 8′ Acerbi (Sas), 27′ Floccari (Sas), 38′ Pellegrini (Sas), 90′ Zukanović (Sam)
2014-2015: Sampdoria-Sassuolo 1-1 2′ Acerbi (Sas), 9′ Éder (Sam)

※サッスオーロが昇格してきてから、まだ通算6回しかホームでは対戦していないが。昨季も0-0

通算成績 サンプvsサッスオーロ(セリエAでのサンプホーム)

試合:6
サンプ勝利:1
引き分け: 2
サッスオーロ勝利:3
サンプGol:8
サッスオーロGol:11

※ちょっと意外な数字だが、実はサッスオーロとは相性が悪い。まだ対戦数はかなり少ないが、特にホームで悪い。

アウェイでの方が勝率が良いぐらいだ。強豪相手でもホームで通算負け越してる相手はそんなに無いのに・・・

通算成績 サンプvsサッスオーロ(SERIE A全部)
試合: 13
サンプ勝利:3
引き分け:4
サッスオーロ勝利:6
サンプGol:17
サッスオーロGol:22

※後半ロスタイムのゴールで結果が動いた試合が、思い出しただけでも4試合ある。最後までわからない対戦という事か



さてサンプはラニエリ監督が4-4-2を継続。まずチャボットが出場停止

多かった怪我人からクアリアレッラ、ラミレス、バッレートが戻ってきた。怪我でベンチ外はフェラーリ、デパオリ

そして何より冬の補強第1弾!正直新鮮感があまりないので、補強と言う感じがしないでもないが、昨季サンプに在籍したロレンツォ・トネッリが戻ってきた

↑↑©Fanta Masterより

昨季、半レギュラーだったトネッリは高額だった買い取りオプションを行使しないように、ぎりぎり19試合の出場に抑えられてレンタル元のナポリへ戻っていった。

しかし、ナポリでは結局全く出番が無く、本人の希望とCB補強急務のサンプの思惑が合致して戻ってきた。要するに半年間我慢してトネッリの価値を安くしたという事だ。

チーム状況もあり、獲得されていきなり先発出場。実に259日間実戦から遠ざかっていたので、不安っちゃー不安だ。ちなみに背番号が昨季の26から21に変わった

DF4バックは右SBベレジンスキ。中央はそのトネッリコリー。昨季も何度かあったコンビだ。左は前節途中で退いたムッルーが100%では無いという事でアウジェッロが先発
MFはやっとエクダルがスタメンに戻ってきてダブルボランチで右にトルスビーヤンクトがコンディション不良で不在なので左にリネッティが回り、右に戻ってきたラミレス
FW2トップはキャプテンクアリアレッラが戻ってきてガッビアディーニ
と2トップ

元サッスオーロはいない

SAMPDORIA4-4-2> 監督クラウディオ・ラニエリ

 クアリアレッラ(cap)ガッビアディーニ

リネッティ    ラミレス(60分カプラーリ)

 エクダル  トルスビー

アウジェッロ(    ベレジンスキ(72分ヴィエイラ) 

  コリー トネッリ(72分レジーニ)

     アウデーロ

ベンチ:GKセクリン、ファルコーネ DFムッルー MFバッレート、マローニ、レリス、ベルトラッチ FWボナッツォーリ

イエロー:エクダル、コリー、ベレジンスキ、ガッビアディーニ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

サッスオーロはデ・ゼルビ監督が前回対戦した時の4-3-1-2から4-2-3-1にちょっと変えてきた

FWはカプートを1トップにその下をエースのベラルディと私の好きなトラオーレ、そして快速のボガがサポート

ダブルボランチに私と誕生日が一緒のオビアングロカテッリ

前回いた元サンプ5人衆のうちダンカンはフィオレンティーナに移籍。

よって現在の元サンプはオビアング、フェラーリ、デフレル、ジュリチッチの4人

Sassuolo(4-2-3-1) 監督:ロベルト・デ・ゼルビ
    カプート(85分ミュルダー)

ボガ トラオーレ ベラルディ

   (29分ロジェリオ) (90分ジュリチッチ)

 オビアング ロカテッリ

キリアコプーロス  トリャン

 ペルーゾ■29分 ロマーニャ

   コンシーリ

ベンチ:ペゴーロ、トゥラーティ、マルロン、マニャネッリ、デフレル、ラスパドーリ、ピッチニーニ、ブラビア

イエロー:無し

備考:年間パス保有者数17.031(1試合平均177.402euro),有料入場者数2.229(22.784euro);芝状態良好

★日曜15:00のレギュラー時間に行われた試合


<あらすじ>

ハイライト動画⇒

Sampdoria 0-0 Sassuolo | Samp Go Head-to-Head with 10-Man Sassuolo in Goalless Match | Serie A TIM

Sampdoria faced off with Sassuolo, which was down to 10 men for over a...

youtube#video

 

立ち上がりから一進一退の攻防の後、試合が動いたのは25分。

ラミレスのロビングパスに抜け出したガッビアディーニを、後ろから踏んで倒し、抜けていたらGKと1対1だったという事でペルーゾに一発レッドの判定

正直サンプにとってはラッキーな判定だったと思うw

↑↑©Espn.comより

これにより早くも数的有利になったサンプ。

サッスオーロはトップ下のトラオーレを下げてCBロジェリオを入れて4-4-1に変更せざるを得なくなった

ただ、これで負ける可能性が少なくなったにも拘わらず、前半はそんなにペースは変わらず・・・

ロスタイム2分。前半は0-0で終了。

ポゼッションは何とサッスオーロの方が上でサンプ40.5%:サッスオーロ59.5%

後半も最初の決定機はサッスオーロ。8分:サンプのCKをクリアしてそこから猛カウンター

GKと1対1になって最後にボガが放ったシュートはアウデーロも届かなかったが、何とかポストに救われた

これでさすがにサンプも目覚めたか、そこからは怒涛の攻撃

2分後の10分にはガッビアディーニの惜しい左足。すぐ後に再びクアリアもチャンスを迎えたが点は奪えず

フル出場難しかったラミレスに代えてカプラーリ投入。さらに1枚イエロー貰っていたベレ(次節出場停止)に代えてヴィエイラ投入

久々出場のトネッリもここでお役御免。トルスビーを右SBに下げて攻撃的な布陣。必死に勝ちに行く

サンプ後半27分~

クアリアレッラ ガッビアディーニ

   カプラーリ

リネッティ  ヴィエイラ

   エクダル

アウジェッロ  トルスビー

  コリー レジーニ

   アウデーロ

しかし最終的に22本シュートを放つがゴールネットは揺らせず

ロスタイム4分。そのまま0-0で終了

(ポイント )

・後半のポゼッションはサンプ60.4%:サッスオーロ39.6%。最終シュート数はサンプ22本(枠内4):サッスオーロ6本(枠内1)
・しかし、相変わらずホームの試合で敵が退場になる試合が多いなぁ。八百長かなぁ。もし八百長して16位だったらヤバいな(笑)
トネッリは100%ではないだろうが9ヶ月のブランクは感じさせず。今のCB陣の中では即レギュラーだろう

ラニエリは試合後のインタビューで⇒

Sampdoria-Sassuolo, Ranieri: «Fatto di tutto per vincere»

La Sampdoria non è riuscita a scardinare la difesa del Sassuolo, ma Cl...

youtube#video

 

 「素晴らしく組織されたサッスオーロと戦うのが難しいというのは試合前から分かっていた。我々の試合への入りは良かった。

ボールを取った後、もっと早く切り替えをしないといけなかったかもしれない。ただ、(1人退場になってから)引いて守る相手に簡単な事では無かった。

良い戦いを見せたしシュートもたくさん撃っていたので、あとはペナ内での決定力だけだ。

トネッリは熱が有るにも関わらずプレーしてくれて感謝している。私が言わなければ交代せずに最後までやりたがっていたほどだ。

ラミレスも完調では無かったが、60分までよくやってくれた。ヤンクトが今週コンディション不良でいなかったので、特に助かった。

勝つ事はできなかったが、この勝点1は重要だ。残留争いのライバルたちはジェノアが引き分けたぐらいで、後は全員負けているのだから。この勝点1に満足して次のナポリ戦に臨もう

とコメント。

勝ちたかったがしょうがない。

まだメルカートも空いているので最後の補強も有るか。

次も連続ホームだが、簡単ではない相手ナポリ。

しかしナポリには負けたくない

Foooooooorza Saaaaaaamp!! 

21試合 5勝5分11敗 勝点20 得点20 失点33 得失点差-13 現在16位

次節:セリエA 第22節 2021年 2/3(月) 対Napoli@ジェノヴァ 現地20:45Kick Off(日本時間4:45)


2019-20 SERIE A 第20節 Lazio 5-1 SAMPDORIA 惨敗・・・

2020-01-18 17:00:00 | ほぼ週刊サンプ通信 '19-'20

現段階でセリエAは6/20からいよいよ無観客で再開するようで・・・すごい勢いで週2試合ずつしあいの予定が組まれた

以下が延期分の25節インテル戦と、27~35節までのサンプの予定

25.a Inter vs Sampdoria (domenica 21 giugno 2020, ore 21.45, diretta Sky)
27.a Roma vs Sampdoria (mercoledì 24 giugno 2020, ore 21.45, diretta Sky)
28.a Sampdoria vs Bologna (domenica 28 giugno 2020, ore 19.30, diretta Sky)
29.a Lecce vs Sampdoria (mercoledì 1° luglio 2020, ore 21.45, diretta DAZN)
30.a Sampdoria vs SPAL (domenica 5 luglio 2020, ore 19.30, diretta DAZN)
31.a Atalanta vs Sampdoria (mercoledì 8 luglio 2020, ore 21.45, diretta Sky)
32a Udinese vs Sampdoria (domenica 12 luglio 2020, ore 19.30, diretta Sky)
33.a Sampdoria vs Cagliari (mercoledì 15 luglio 2020, ore 19.30, diretta Sky)
34.a Parma vs Sampdoria (domenica 19 luglio 2020, ore 17.15, diretta DAZN)
35.a Sampdoria vs Genoa (mercoledì 22 luglio 2020, ore 21.45, diretta Sky)

mercoledi=水曜 domenica=日曜 giugno=6月 luglio=7月 diretta=放映

21:45キックオフなんて日本じゃ考えられない(笑)

ただ、確かに7月のイタリアは21時台でもまだちょっと明るさが残ってる時すらある。日の入はだいぶ遅いのだ

インテル、ローマ、アタランタのアウェイ戦が残ってるしDERBYもある。そしてここに載ってない36-38節はユーヴェ、ミラン、ブレッシャ

正直かなり日程はきつい。ラニエリは3-5-2への変更を示唆しているが・・・再開シーズンについてはまたゆっくり触れよう

さて、19-20セリエA振り返りは折り返して後半戦開幕のラツィオ戦。やっと楽しい試合が少し増えてきてたところだったのに・・・

5-1でせっかく大勝した次の試合で1-5で負けって、なんでやねーーーん!!

Serie A 第20節 1/18(土) 15:00@オリンピコ(ローマ)  主審:キッフィ氏(Padova出身)

サンプドリア 1-5 ラツィオ

得点者:前半7分カイセド、17分インモービレ(PK)、21分インモービレ、

    後半9分バストス、20分インモービレ(PK)、25分リネッティ②

↑↑©Tele Nordより

強えーなーラツィオ。これでセリエA11連勝だって・・・

[試合前情報] 

 後半戦の開幕は現在リーグ戦10連勝と絶好調のラツィオ。全体でもユーヴェ、インテルに次いで微差で3位。一方のサンプはこの時点で16位。

今季のアンダータ、開幕戦のホームでの対戦も0-3で完敗↓↓

2019-20 SERIE A 第1節 SAMPDORIA 0-3 Lazio 最悪な開幕戦 - ブログ di ”サンプドリアクラブ東京”~blog di "SAMPDORIA CLUB TOKYO"~

とりあえずコッパは勝利したものの、新監督の新フォーメーションに必要不可欠なウィングの補強はなざれず・・・しかしとりあえず待ちに待った開幕だ!...

2019-20 SERIE A 第1節 SAMPDORIA 0-3 Lazio 最悪な開幕戦 - ブログ di ”サンプドリアクラブ東京”~blog di "SAMPDORIA CLUB TOKYO"~

 

以下がラツィオvsサンプにまつわるデータ集↓↓

直近5試合 アウェイでのラツィオ戦(SERIE Aのみ)

2018-2019: Lazio-Sampdoria 2-2 21’ Quagliarella (S), 79’ Acerbi (L), 90’+6 rig. Immobile (L), 90’+9 Saponara (S)
2017-2018: Lazio-Sampdoria 4-0 32’ Milinković-Savić (L), 43’ de Vrij (L), 85’ e 88’ Immobile (L)
2016-2017: Lazio-Sampdoria 7-3 2’ Ketia (L), 19’ Immobile (L), 32’ Linetty (S), 36’ Hoedt (L), 38’ rig. Anderson (L), 45’ de Vrij (L), 65’ Lulić (L), 70’ Immobile (L), 72’ e 90’ rig. Quagliarella (S)
2015-2016: Lazio-Sampdoria 1-1 78’ Matri (L), 90’+3 Zukanović (S)
2014-2015: Lazio-Sampdoria 3-0 38’ Parolo (L), 41’ Anderson (L), 66’ Đorđević (L)

※3-7やら0-4やら大敗のイメージが強いが、そう言えば昨季はサポナーラのカンフーボレーでロスタイムで劇的に追いついたな~

喜び過ぎたサポナーラがサンプクルヴァに行って、ケツにティフォージに手を突っ込まれていた

通算成績 ラツィオvsサンプ(セリエAでのラツィオホーム)

試合:53
サンプ勝利:8
引き分け: 14
ラツィオ勝利:31
サンプGol:47
ラツィオGol:94

※個人的には2000-01シーズン、サンプはセリエBだったがコパイタリアでラツィオと対戦。その試合を観にローマまで行った。

夏で暑かったなぁ。ヴァザーリのゴールで先制してアウェイクルバで歓喜!・・・もつかの間、そこから怒涛の5失点。2-5で負けた。

さすがに当時も全盛期に近かったラツィオ。B時代のサンプが簡単に勝てる相手では無かった・・・

通算成績 サンプvsラツィオ(SERIE A全部)
試合: 107
サンプ勝利:26
引き分け:31
ラツィオ勝利:50
サンプGol:113
ラツィオGol:158

※ホームでもここ5年で1勝4敗だから、近年ラツィオとの対戦成績はどんどん悪くなっている・・・嫌な相手だ



さてサンプはラニエリ監督が4-4-2を継続。コリーが出場停止から戻ってきた

しかしクアリアレッラも軽い怪我でベンチ外。その他の怪我人も多くフェラーリ、デパオリ、ラミレス、バッレート

カイケ・ロシャはひき続きベンチに入った。

DF4バックは右SBベレジンスキ。中央は3戦連続チャボットが起用されて、コンビを組んだのは戻ってきたコリームッルーが左は不動
MFは前節と全く同じ4人。エクダルがまだ本調子では無くヴィエイラとダブルボランチで右にトルスビー。左にヤンクトが起用とされて右にリネッティが回る
FW2トップはクアリアレッラが怪我で、カプラーリガッビアディーニ

元ラツィオはいない。クアリアレッラ不在の為、リネッティがキャプテンマークを巻く

SAMPDORIA4-4-2> 監督クラウディオ・ラニエリ

 カプラーリ ガッビアディーニ(71分ボナッツォーリ)

ヤンクト(46分エクダル)    リネッティ(cap)

  ヴィエイラ トルスビー

ムッルー(63分アウジェッロ)  ベレジンスキ

  コリー チャボット■74分

     アウデーロ

ベンチ:GKセクリン、ファルコーネ DFレジーニ、ロシャ MFリゴーニ、マローニ、レリス、ベルトラッチ FW ー

イエロー:ヴィエイラ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ラツィオはS・インザーギ監督の3-5-2。

FWは元サンプのコレアがお休みでサンプキラーのカイセドがスタメン。得点王をひた走るインモービレとコンビを組む

インモービレはこの試合の前までですでに20得点。試合数を上回るゴールを決めている

アンダータの対戦からあと変わったのがDFパトリックとMFレイヴァ、左ウィングハーフのジョニー

元サンプはFWホアキン・コレアだけ

Lazio(3-5-2) 監督:シモーネ・インザーギ
  インモービレ カイセド(58分アデカニェ) 
         
 L・アルベルト ミリンコビッチ=サビッチ
ジョニー       ラッツァーリ
     レイヴァ 
ラドゥ(49分バストス)  パトリック
    アチェルビ(66分ヴァブロ)

   ストラコシャ

ベンチ:グエリエリ、プロト、L・フェリペ、ベリシャ、D・アンデルソン、コレア、パローロ、A・アンデルソン、ミナーラ

イエロー:アデカニェ

備考:芝状態良好

★土曜15:00キックオフのゲーム

サンプは紺-紺-紺の3rdユニで挑んだ


<あらすじ>

ハイライト動画⇒

Lazio 5-1 Sampdoria | Immobile Hits a Hat-Trick as Lazio Thrash Sampdoria! | Serie A TIM

In-form Ciro Immobile scored a hat-trick as Lazio record a convincing ...

youtube#video

 

ファーストシュートは実はサンプ。開始40秒でカプラーリのパスからリネッティの左足シュート

サンプが良かったのはここまで。つまり開始から1分だけ

ここからは一方的にラツィオペース。

7分にはチャボットがインモービレと実力の差を見せつけられるかのように、競り負けて独走を許す。

GKと1対1になったシュートはアウデーロが何とか止めるが、何故かコリーがボールウォッチャーになっておりカイセドに詰められる 0-1

2失点目はラツィオの右サイドからのクロスがムッルーの手に当たってしまいハンド⇒PK

インモービレがこれを決めて 0-2

この決められてる写真は結構カッコ良い

↑↑©La Repubblicaより

その4分後にはオフサイドラインを抜け出したインモービレが追加点 0-3

もうあまり振り返りたくない・・・

ロスタイム0分。前半は0-3で終了

後半サンプはヤンクトに代えてエクダルを投入。アンカーに入り、トルスビーが左MFに上がる。

しかしラツィオペースは全く変わらない

開始早々9分にバストスに追加点を決められると、L・アルベルトのシュートをコリーがハンドで止めてPK

これを決めたインモービレはハットトリック!得点王独走!! 0-5

その後25分にキャプテンマークを巻くリネッティが、サンプの意地と誇りを守る1点 1-5

しかしその直後に最後尾のDFだったチャボットがアデカニェを倒して一発レッド

↑↑©eurosportより

ズタボロになったサンプはそのまま

ロスタイム0分。そのまま1-5で終了

(ポイント )

・ポゼッションはサンプ38.9%:ラツィオ61.1%。シュート数はサンプ7本(枠内4):ラツィオ12本(枠内8)
・センターバックの弱さがとにかくヤバい
チャボットは前々節のイブラヒモビッチ、そして前節のバロテッリと巨漢FW2人を良くマークした。しかしスピードタイプのインモービレに圧敗して、限界を露呈した

ラニエリは試合後のインタビューで⇒https://www.youtube.com/watch?v=0f1Iw09hU8E

 「ラツィオは我々にとっては強すぎるチームだった。両チームの実力差は明らかだったが、私が就任してから一番悪いサンプだったのも間違いない。

言い訳は何もない。ラツィオには盛大な拍手を送る。ただ、我々はチームでは無かった。ブレッシャ戦の大勝で気が緩んだわけでは無いと思う。

我々はまだ砂山のような脆さを持っており、常に首にナイフを突きつけられてるような緊張感で戦わなければならない」

とコメント。昨季ローマを指揮したラニエリにとってはDERBYだったこのラツィオ戦。さぞかし悔しかっただろう。しかしとにかく酷い試合だった

実はこの試合は我々サンプクラブ東京の面々6人で集まって観戦していた。

前にも一度、大人数で集まった時にインテル相手に0-5で負けた試合が有った。

集まって観戦すると大敗ジンクスだけは何とか避けなければ・・・

とにかく、この試合は忘れるしかない。ラツィオは本当にサンプに強い。

最近調子が出てきていたが、これで改めて今季は残留が必須目標だという事に気付かされた

次はホームでサッスオーロ戦。この試合は間違いは許されない

あと、冬のメルカートの補強も急務。フェレーロさんよー

Foooooooorza Saaaaaaamp!! 

20試合 5勝4分11敗 勝点19 得点20 失点33 得失点差-13 現在16位

次節:セリエA 第21節 2021年 1/26(日) 対Sassuolo@ジェノヴァ 現地15:00Kick Off(日本時間23:00)


2019-20 SERIE A 第19節 SAMPDORIA 5-1 Brescia 前半戦最終戦、大勝!!

2020-01-12 17:00:00 | ほぼ週刊サンプ通信 '19-'20

今季いっぱいまでの契約選手、セリエAのクラブの場合は例年6月30日までの契約に普通はなっている。

他の国のクラブも同じ問題を抱えているが、セリエAが再開される場合、この今季限りで契約が切れる選手はどうなるのかという問題が出てきている。

現在のサンプの場合7選手

バッレート、ベルトラッチ、吉田、ファルコーネ、セクリン、マローニ、アウジェッロ

後ろの3選手は買い取り行使オプションがついており、アウジェッロは行使されるだろう

とりあえず、プレミアリーグに習い、セリエA再開の場合は特例で今季一杯の短期契約延長がまず認めらる事になると思うが

いずれにせよその正式発表を待たずに、エドガー・バッレートは契約を更新しない事が発表された

この7月に36歳になる彼はサンプ愛のある選手だし、既にコーチライセンスコースに通い始めているので、おそらくここで引退するのではないか?

私は彼の事を”南米のガットゥーゾ”と呼んでいた。ガットゥーゾよりはエレガントさ、テクニックは有ると思うが

労を惜しまず、ボール奪取に長ける。優しそうな風貌からは想像できないピッチでは狂犬のような選手だった。

パラグアイ代表のキャプテンまで務めたバッレート、後輩にも非常に慕われ特に南米の新加入選手がサンプに溶け込むのに大分貢献していた

私も練習場で1回会ったが、評判通りすごく優しく写真も一緒に撮ってくれた

サンプでは最初の3年はレギュラーを務め、5年間でここまで通算110試合5得点。いなくなるのは物凄く寂しいが、今後もサンプに関わって欲しい

↑↑©Twitterより

Grazie EDGAR!!

さて、19-20セリエA振り返りはやっと楽しい試合が少し増えてきて・・・

今季、DERBYの次に嬉しくスカッとした試合。ここまでの今シーズンベスト2の試合!

Serie A 第19節 1/12(日) 15:00@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)  主審:カルヴァレーゼ氏(Teramo出身)

サンプドリア 5-1 ブレッシャ

得点者:前半12分チャンセジョール、34分リネッティ①、48分ヤンクト②

    後半24分クアリアレッラ(PK)④、32分カプラーリ③、47分クアリアレッラ⑤

↑↑©Tele Nordより

今季のうっ憤を、前半戦最終戦で爆発させる5得点の大逆転勝利!!

[試合前情報] 

 前半戦最終戦にして今季初めてではないか?サンプより順位が下のクラブとの対戦となる。それも情けない話だが・・・

この時点でサンプは16位、ブレッシャは19位。久々のセリエA復帰に加えてバロテッリ帰還で少し話題となったブレッシャだが、やはり1人で勝てるほどサッカーは甘くない。

元サンプでもあるコリーニ監督は11節のエラス戦に負けて解任。後任にファビオ・グロッソ監督が就任したが12-14節のわずか3試合で解任。

15節から再びコリーニ再就任と、降格しそうなチームに有りそうなドタバタ劇を繰り広げている(その後、再再度コリーニは解任されて、現在はディエゴ・ロペス監督)

サンプとしては残留を争う相手とホームでの試合。120%勝点3を取らないといけない試合

以下がサンプvsブレッシャにまつわるデータ集↓↓

直近5試合 アウェイでのミラン戦(SERIE Aのみ)

2010-2011 Sampdoria-Brescia 3-3 50′ Eder (B), 55′ Pozzi (S), 57′ e 83′ Caracciolo (B), 63′ Tissone (S), 90+1′ Mannini (S)
2004-2005 Sampdoria-Brescia 0-1 55′ Di Biagio (B)
2003-2004 Sampdoria-Brescia 2-1 69′ Mauri (B), 88′ Bazzani (S), 90′ Flachi (S)
1997-1998 Sampdoria-Brescia 2-1 18′ Bia (B – autogol), 36′ rig. Montella (S), 50′ Neri (B)
1994-1995 Sampdoria-Brescia 2-1 2′ Baronchelli (B), 86′ e 90′ Platt (S)

※実に9年ぶりのセリエAでの対戦。エレベーターチームのブレッシャとの対戦はそんなに多くは無い。2003-04の試合は、伝説の柳沢が(ほぼ唯一)活躍した試合。

後半終了間際にPKを獲得してサンプの逆転勝ちに貢献した。フラーキ&バッツァーニのアベックゴール!

通算成績 サンプvsブレッシャ(セリエAでのサンプホーム)

試合:11
サンプ勝利:7
引き分け: 2
ブレッシャ勝利: 2
サンプGol:17
ブレッシャGol:11

※こんなに対戦数が少ないとは思わなかった。セリエBでの対戦も多いんだろうなー

通算成績 サンプvsブレッシャ(SERIE A全部)
試合: 22
サンプ勝利:10
引き分け:6
ブレッシャ勝利:6
サンプGol:27
ブレッシャGol:23

※勝ち星の差の割にゴール数の差があまりない



さてサンプはラニエリ監督が4-4-2を継続。コリー、デパオリが出場停止の結構DFは非常事態

怪我人も多くフェラーリ、デパオリ、ラミレス、ベルトラッチ、バッレート

そこで今季初めてブラジル人のカイケ・ロシャがベンチに入った。

DF4バックは右SBベレジンスキ。中央がいなくなってしまい、前節に続きチャボットが起用されて、コンビを組んだのはなんと我らがレジーニ

ラニエリ監督はレジーニの事を「出番が全然無くてもロッカールームを盛り上げて、いざ急に出番が来た時に準備できているベンチの鏡」と褒めていたが。

そして前節でも言った通りムリージョ移籍話が進んでいた為に起用されなかったはずで、実際この試合の3日後にセルタ・ヴィーゴに放出された。ムッルーが左は不動
MFはエクダルがまだ本調子では無くヴィエイラとダブルボランチで右にトルスビー。ラミレスが怪我の為左にヤンクトが起用とされて右にリネッティが回る
FW2トップは変わらずキャプテンのクアリアレッラガッビアディーニ

元ブレッシャはボナッツォーリ

SAMPDORIA4-4-2> 監督クラウディオ・ラニエリ

 クアリアレッラ(cap)ガッビアディーニ(75分カプラーリ)

ヤンクト        リネッティ

  ヴィエイラ トルスビー

  (82分エクダル)

ムッルー    ベレジンスキ(85分ムリージョ)

  レジーニ チャボット

     アウデーロ

ベンチ:GKセクリン、ファルコーネ DFアウジェッロ、ロシャ MFリゴーニ、マローニ、レリス FWボナッツォーリ

イエロー:ヴィエイラ、ムッルー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ブレッシャはコリーニ監督の4-3-1-2

ユーヴェも狙っている超逸材、ピルロ2世とも呼ばれるトナーリはこの日は出場停止。あとDFチスティーナも出場停止

GKは珍しいフィンランド代表のヨロネン

今季のブレッシャはとにかく悪童バロテッリがお金ではなく故郷のクラブと言う事で戻ってきた事が話題となった

彼とキャプテンのトッレグロッサが2トップを組む

あとはしかしセリエAを戦うには厳しい陣容。有名どころで言うとロムロマトリぐらいか

そして元サンプの選手が多数ベンチを温める。

サンプでは長くキャプテンも務めたガスタルデッロ、あとデッセーナ。さらにサンプユース出身のマルテッラ

そして忘れちゃいけないコリーニ監督

また、この試合の後にはアイスランド代表のビャルナソンもブレッシャに加入した

ブレッシャ(4-3-1-2) 監督:エウジェニオ・コリーニ

バロテッリ トッレグロッサ(cap)

   シュパレク(69分ンドイ)

ロムロ    ビゾーリ

  ヴィヴィアーニ

マテユ(81分マルテッラ) サベッリ

マングラヴィティ チャンセジョール

   ヨロネン

ベンチ:アンドレナッチ、アルフォンソ、ガスタルデッロ、ズムルハル、ドンナルンマ、アイエ、マニャーニ、マトリ、モロジーニ、センプリーニ

イエロー:ビゾーリ、ロムロ、チャンセジョール

備考:年間パス保有者数17.031(1試合平均177.402euro),有料入場者数3.806(40.705euro);芝状態良好

★イタリアは日曜15:00キックオフのレギュラーゲーム

ブレッシャはウグイス色のアウェイユニで挑んできた


<あらすじ>

ハイライト動画⇒https://www.youtube.com/watch?v=snXxerrCmFU

実は結果ほど楽なゲームでは無かった。特に前半

先制したのはブレッシャ。12分に右からのCK、チャンセジョールが押し込んであっさり先制。0-1

先制されてさすがに火が付いたサンプは、フリーのヤンクトがシュートを放つが苦手な右足で枠とらえず

右からのリネッティのクロスでクアリアレッラがフリーでヘッドするが、GK正面・・・・などチャンスは作るが得点は奪えず

正直この時点では、この絶対に勝たなければいけない試合でこれで良くても引き分け、最悪負けまで有るかもと思った。

それほど今季のサンプの得点力は悲惨。しかしここからサンプは頑張った

34分には左からのクロスを敵DFのクリア⇒小さいクリアとなったボールをリネッティが胸トラップから左足ボレー。同店ごーーる!1-1

↑↑©il Sussidiario.netより

このゴールは大きかった。だいぶ気が楽になっただろう

ロスタイム3分。前半は1-1かと思われたが47分。右のリネッティのクロスをファーでヤンクトがダイレクトボレーで逆転!!

やっとヤンクトの左足が火を噴いた

前半は2-1で終了

ポゼッションはサンプ59.3%:ブレッシャ40.7%。ラニエリになってからポゼッション勝ったのは初めてだろう

後半もサンプペースは変わらない

まず、リネッティの右からのクロスにクアリアレッラがファーで突っ込むが、惜しくもサイドネット

23分にはトルスビーのチップキックをペナ内でマングラヴィティがハンドで止めてPK

クアリアレッラが左上に突き刺して3-1

↑↑©il Giornoより

32分には途中出場のカプラーリにもゴールが生まれる。自らの強烈なシュートのこぼれ球をヤンクトが拾って折り返してくれる

⇒それに突っ込んでダイビングヘッド!4-1

今季初めてお祭り騒ぎになった試合。

ロスタイム2分にはヤンクトの一発のロングスルーパスに抜け出したクアリアレッラが、飛び出したGKをあざ笑うダイレクトループ!

ロスタイム3分。そのまま5-1で終了

(ポイント )

・ポゼッションはサンプ54.5%:ブレッシャ45.5%。シュート数はサンプ28本(枠内10):ブレッシャ10本(枠内4)
・右のリネッティと左のヤンクトが上手く機能して、大量得点を産み出した
チャボットは前節のイブラヒモビッチ、そして今節のバロテッリと巨漢FW2人を良くマークした。こういうタイプには強いかもしれない。

欠員だらけで心配されたDFラインだったが、結果は上々

ラニエリは試合後のインタビューで⇒https://www.youtube.com/watch?v=0EeLjGerdd0

 「先制ゴールを決められた時は氷水のシャワーをぶっかけられたかのようだったが、そこで諦めずにたくさんのチャンスを作れた事は良かった。28本ものシュートを撃ったし。

私は横に回すだけのパスは好きではない。常にゴールを狙える縦へのパスでチャンスを作りたい。ゴールを狙い続ける事によって、ティフォージも熱気付きさらに我々を後押ししてくれる。

ラン戦も含めて今までの試合でも選手たちはそういう風にプレーしてきてくれていたし、この試合でやっとそれが結果に結びついた。

次節は現在絶好調のラツィオ戦。しかもローマに乗り込んでの戦いという事で物凄く難しい試合となるだろう。でも我々は今日のような試合をやり続けなければならない

とコメント。

とりあえず前半戦は良い形で終えられた事は良かった。

今季初めてスカッとした試合だった。

ただ、ラニエリが言う通り次のラツィオ戦は物凄く厳しい。

まだまだ残留争いは全く安心できる位置ではない

Foooooooorza Saaaaaaamp!! 

19試合 5勝4分10敗 勝点19 得点19 失点28 得失点差-9 現在16位

次節:セリエA 第20節 2021年 1/18(土) 対Lazio@ローマ 現地15:00Kick Off(日本時間23:00)


2019-20 SERIE A 第18節 Milan 0-0 SAMPDORIA とりこぼし・・・

2020-01-07 09:12:56 | ほぼ週刊サンプ通信 '19-'20

ドイツでは無観客でブンデスリーガが再開された。

そしてブンデス2部にはサンプのウルトラスとジェメラッジョ関係にあるザンクトパウリがいる。

彼らはダルムシュタット戦で、暫定的な新ルール、5人まで交代可能を使用した第一号となった

さぁセリエAは6/13と20で揺れているみたいだが、果たして本当に再開できるのであろうか??

さて、19-20セリエA振り返りもやっと年を越して・・・

やっと2020年に追いついた!仮にセリエA再開するとしたら、それまでに間に合うか!?

Serie A 第18節 1/6(月祝) 15:00@ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ)  主審:マッサ氏(Imperia出身)

サンプドリア 0-0 ミラン

得点者: -

↑↑©Tele Nordより

ミランのイブラヒモビッチの凱旋お祭り試合にはさせず。ただ、決定機も2回有ったので勝てていた試合

[試合前情報] 

 2週間以上の長い冬休みがやっと終わり、いよいよ2020年初試合。そう言えば私は個人的にこの休みの間、仕事の繁忙期とインフルエンザで寝込んだりで全くサッカーに触れるどころでは無かった。

あーサンプが冬休みで良かったぁと思っていた記憶が有る。

さて、ミランはこの時点で6勝3分け8敗で12位と低迷。我らがジャンパオロを引き抜いて、7節を終えて3勝4敗の成績を残した時点で解任。

ジャンパオロのサッカーに必要不可欠なトップ下の適任が補強されず、期待していたスソのトップ下コンバートも失敗に終わる。プラート連れてきゃ良かったのに

ただ、元からジャンパオロのサッカーは時間がかかるのはわかっていたはず。わずか3ヶ月しか我慢出来ないとは、ミランのチーム作りも目に余る。

サンプも不幸になったし、当然ジャンパオロも。全てを不幸にした意味のない引き抜き

10/8の時点でステファノ・ピオリが後を継いだが、その後このサンプ戦までは3勝3分け4敗。大して良くなっていない。

現在は10勝6分け10敗と少し上向いたが、決してミランの低迷は監督の責任だけでは無い。

昨季のサンプ対ミランは1勝1敗。ホームではドンナルンマの珍しいミスをデフレルが叩き込み1-0勝利

アウェイではサポナーラクアリアゴールで2-1とリードしながら、2-3で逆転負けを喫した。

以下がミランvsサンプにまつわるデータ集↓↓

直近5試合 アウェイでのミラン戦(SERIE Aのみ)

2018/2019: Milan-Sampdoria 3-2  17′ Cutrone (M), 21′ Saponara (S), 31′ Quagliarella (S), 36′ Higuaín (M), 62′ Suso (M)
2017/2018: Milan-Sampdoria 1-0  13′ Bonaventura (M)
2016/2017: Milan-Sampdoria 0-1  70′ Muriel (S)
2015/2016: Milan-Sampdoria 4-1  16′ Bonaventura (M), 38′ Niang (M), 49′ Niang (M), 79′ Luiz Adriano (M), 87′ Eder (S)
2014/2015: Milan-Sampdoria 1-1  58′ Soriano (S), 74′ De Jong (M)

※ここ5試合1勝1分け3敗。2015/16の惨敗以外は内容は全く悪くない。昔からどちらが勝つにしろ1-0の試合が多いイメージ

通算成績 ミランvsサンプ(セリエAでのミランホーム)

試合:61
サンプ勝利:11
引き分け: 10
ミラン勝利:40
サンプGol:46
ミランGol:112

※こんなに悪いと思わなかった。個人的にはサンシーロでのミラン戦は覚えている限り4回現地で観てる。1勝3敗

一時サンシーロでミランやインテルを倒すと言う個人的目標を掲げていた時期が有ったので、もっと観てる気もするが多分忘れてる

強烈に覚えているのが2003-04、1-3で負けた試合でのピルロの強烈なミドル

2007-08、マッジョの先制点とデルヴェッキオのゴールの後の変なダンス(笑)

通算成績 サンプvsミラン(SERIE A全部)
試合: 122
サンプ勝利:30
引き分け:29
ユーヴェ勝利:63
サンプGol:116
ユーヴェGol:204

※ミランは腐ってもミランか。グランデミランの時代も有り通算はさすがに負け越してはいる・・・・・



さてサンプはラニエリ監督が4-4-2を継続。休み明けでだいぶ陣容が変わった。カプラーリが出場停止。休みの間にフェラーリが重い怪我をしてしまい、長期離脱。

怪我人の中ではベレジンスキボナッツォーリエクダルが戻ってきて…怪我人リストはフェラーリ、ベルトラッチ、バッレート

DF4バックは右SBにやっとベレジンスキが戻ってきた。コリー変わらずで怪我したフェラーリ代わりはムリージョかと思いきやチャボットが起用。

ラニエリ監督は練習中で一番良かったと会見で言っていたが、思えばこの時点でムリージョの移籍話がすでにある程度進んでいたのかもしれない。ムッルーが左は不動
MFはエクダルがまだ本調子では無くヴィエイラとダブルボランチで右にトルスビー。左にリネッティが上がり、右はラミレス
FW2トップはキャプテンのクアリアレッラガッビアディーニ

元ミランはベルトラッチ

SAMPDORIA4-4-2> 監督クラウディオ・ラニエリ

 クアリアレッラ(cap)ガッビアディーニ

  (86分エクダル)

リネッティ        ラミレス(30分デパオリ)(42分ヤンクト)

  ヴィエイラ トルスビー

ムッルー         ベレジンスキ

  コリー チャボット

    アウデーロ

ベンチ:GKセクリン、ファルコーネ DFアウジェッロ、レジーニ、ムリージョ MFリゴーニ、マローニ、レリス FWボナッツォーリ

イエロー:デパオリ、トルスビー、ベレジンスキ、コリー、リネッティ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ミランはピオリ監督の4-2-3-1。

今のミランに興味は全く無いので無責任な事を言いまくるが、まぁ一昔前、二昔前に比べると大分選手の質が落ちたなぁと言う印象。

ジャンパオロの影響での移籍だろうが、クルニッチとかミランでレギュラー貼る様な選手じゃないと思うし・・・

若手の使い方も相変わらず下手で、ケッシエ、コンティ、カルダーラなんて是非サンプに欲しいし、もっと活躍できると思う

パケタとかもこのままだと順調にフオリクラッセになれない可能性もある。

まぁこの日の話題は突然アメリカから帰還したFWイブラヒモビッチ一色

そして同じベンチにはマルディーニの息子、ダニエルもいる

ちなみに元サンプはロマニョーリ。彼には、Made in Samp印が入っているのでいつでも返してくれ

ミラン(4-2-3-1) 監督:ステファノ・ピオリ

    ピョンテク(55分イブラヒモヴィッチ)

   ボナヴェントゥーラ(56分レオン)

チャルハノール     スソ

 ベナセル  クルニッチ(85分パケタ)

テオ・ヘルナンデス  カラブリア

 ロマニョーリ(cap)ムサッキオ

   G・ドンナルンマ

ベンチ:レイナ、A・ドンナルンマ、カスティジェホ、コンティ、カルダーラ、ガッビア、ケッシエ、ブレシャニーニ、D・マルディーニ

イエロー:クルニッチ

備考:有料入場者数58.572(1.605.460euro);芝状態良好

★イタリアは1/6月曜、公現祭=エピファニーアで祝日0。なので普通に15:00キックオフのゲーム

サンプは白-青-青のアウェイユニで挑んだ


<あらすじ>

ハイライト動画⇒https://www.youtube.com/watch?v=YxjeJCY8Ics

試合は前半からボールは圧倒的にミランが持つ。ミランは中央・左からゲームを作って、最後のチャンスは右サイドと言う展開が多かった。

右サイドのスソに何本かチャンスが訪れたが、苦手な右足で助かったり、DFチャボットが頑張ったりした

この日のチャボットは良かった。多分今季唯一。この試合後は特にスピード不足を露呈して、ダメ

↑↑©The AC Milan Offside Homepageより

サンプは前半30分にラミレスが怪我で交代。しかし代わりに入ったデパオリは、出場してから10分でイエローを貰って次節出場停止

しかもその2分後には彼も右足首を怪我して交代。前半42分ですでに2枚のカードを使ってしまった。

デパオリは同じ足首を今季3度目の怪我という事で大事を取ったと試合後にラニエリは言っていた

ロスタイム3分。前半は0-0で終了

ポゼッションはミラン15分17秒:サンプ8分31秒。ラニエリになってからポゼッションはおそらく勝った事がない

まぁ回されるのはしょうがない

後半もミランがボールを保持して、サンプがカウンターを狙う展開は変わらない。

チャルハノールのミドルで幕を開けたが、一番の決定機はサンプに

4分:カウンターからガッビアディーニが抜け出してGKドンナルンマと1対1を迎えるが、必死に身体を張ったドンナルンマにぶち当てて、ゴール方向にボールは向かうがDFがクリア

そして10分にいよいよヤツが出てくる

↑↑©90Minutiより

この日たいして仕事をしなかったジェノア臭がするピョンテクに比べると、やはりイブラヒモビッチの存在感は抜群

まだ万全ではないのか、意外と自分で強引にと言うよりは周りを活かすプレーが多かった。

まぁとにかくポストでボールが収まるので、得点取れなくてもチームには大きいだろう

その後もイブラも含めてミランが押していてチャンスは作るが、決定機はやはりサンプ

11分に無人のゴールに放ったビエイラのシュートはDFにブロックされる

13分にはDFカラブリアのバックパスミスをかっさらったガッビアディーニが、飛び出したドンナルンマをかわすがシュートは枠の外

さすがに3回も決定機を外すと、貧弱サンプ攻撃陣にもう得点のチャンスはこなかった

後はひたすら耐える展開に。最後はFWクアリアレッラに代えてMFエクダルを投入して試合を閉めた

ロスタイム4分。そのまま0-0で終了

(ポイント )

・ポゼッションはサンプ18分15秒:ミラン30分34秒。シュート数はサンプ6本(枠内4):ミラン16本(枠内12)
・試合は支配してチャンスはミランの方が多く作ったが、本当の決定機はサンプの方が多かった。そう言う意味で勝てた試合
・次節はデパオリ、コリーの2人が出場停止

・ラニエリは試合後のインタビューで⇒https://www.youtube.com/watch?v=fEWEtcQsS1o

 「あなたはアンチェロッティに匹敵するような海外での実績が有るのに、なぜ残留をかけて戦っているサンプのオファーを受けたのですか?」

と言う質問に、

「私は常に自分の感覚でオファーを受ける。サンプはヴィアッリ&マンチーニ等が活躍したスクデットの時代もそうだが、今もすごく私にとって好意的なチームだ。

ここ3年間ジャンパオロの元で素晴らしい戦いを見せた。今は残留をかけて戦うという厳しい時期だが、それもまた面白い目標だろう」

チャボットの起用については

チャボットの起用はこの中断中の練習の結果で決めた。恵まれた体格を生かしてヘッドも強いし成長している。

左利きで右側のCBという事で、本来のポジションでは無かったが頑張っていた。私は後方(DFライン)から細かくつないでいくサッカーに特に興味はない。

そういうサッカーは他チームに任せればよい。とにかくFWからDFまでをコンパクトに保って、前にボールを素早く運びその陣を獲得していくと。

左利きで右サイドのDFだと前への展開が少し難しいが、それはしなくて良いと言った。本来は私は後ろ向きのパスは嫌いだ。選手達には常に前を向いてプレーするように言っている

とコメント。

勝てたなぁ。ラニエリも

サンシーロで勝点1は満足しなければいけないのかもしれないが、私はアウェイでも常に勝利しか目指していない」

と言っていた。半歩前進だが・・・

次のホームでのブレッシャ戦が前半戦最後。この試合は間違いなく勝点3が要求される

Foooooooorza Saaaaaaamp!! 

18試合 4勝4分10敗 勝点16 得点14 失点27 得失点差-13 現在16位

次節:セリエA 第19節 2021年 1/12(日) 対Brescia@ジェノヴァ 現地15:00Kick Off(日本時間23:00)


Happy New Samp 2020!!

2020-01-06 12:12:26 | ほぼ週刊サンプ通信 '19-'20

サンプファンの皆様、洗脳されつつある潜在的サンプファンの皆様、このBlogに間違えて入ってしまったその他のファンの皆様
あけましておめでとうございます‼
今季に入って全く更新できておらず申し訳ありません。

自分で最後に更新した記事を見て、ディフランチェスコの笑顔に愕然としている今日この頃です。ディフラの数試合はB時代にも感じなかったぐらい、やってるサッカーの内容に絶望感を感じていました。まぁそれと更新していないのはあまり関係ないのですが(少しは有るかも・・!?)、ラニエリになってから少しは見られるようになったでしょうか。

以下、今季のここまでの成績です。

ディフランチェスコ監督 7試合 1勝6敗0分け 得点4 失点16 勝点3 20位

ラニエリ監督 10試合 3勝4敗3分け 得点10 失点11 勝点12 現在17位

と言うわけで、前半戦残すところあと2試合。17試合終了して何とか降格圏をギリギリ脱出した17位となっております。

唯一の救いはDERBYに勝利した事と、その〇ェノアがサンプよりさらに酷い出来で、最下位に沈んでいるという事。まぁものすごく低レベルな争いをジェノヴァ市でしてしまっているのですが・・・

あとラニエリに課せられた仕事は、もう片方のDERBYに勝利してくれて残留を果たしてくれればそれでよいですが・・・あくまで繋ぎでしょうから。来季につながるような何かをみたいですが、今のところ若手もあまり期待できるのはいない気がします・・・
冬のメルカートではリゴーニとかレリスとか間違えたと割り切ってすっぱり売って、若手に投資して欲しい。ただ、結局身売りできずにティフォージの信頼度0のフェレーロが会長に居座る状況で、全く補強は期待できません。即戦力は特に期待しないので、せめて将来性ある選手を獲得できれば・・・ちなみに冬のメルカートも一歩間違えると降格の危機に直結します。


2020年はこんな感じで↑↑
 2020はついにダブル・ヴェロンですねー

95-96の20番キエーザを持っていたはずなのに、実家を探してもどうしてもみつからない・・・そこで20はヴェロンのホーム&サードになってしまいました。サンプの背番号20と言うと、この2人以外はあまり活躍した印象がありません。私の大好きだったCBのグランドーニが一瞬20番も付けた事があるぐらいでしょうか。
-20 ファン・セバスチャン・ヴェロン(96-97サンプ3rdユニ)
-20 ファン・セバスチャン・ヴェロン(96-97サンプホームパチユニ)

 20番のヴェロンは去年も書きましたが、あと80年ぐらい変えなくても良いという事で・・・言わずも知れた元アルゼンチン代表のスターですね。試合前のスタジアムでのアップで、ピッチの端から端まで使った彼とマンチーニのロングパス交換は圧巻でした。まぁユニを2つ持ってるぐらい私も好きな選手でした。ルイジ・フェラリスで出待ちをしていたら、ヴェロンの黒いフェラーリにひき殺されそうになったのは今でもはっきり覚えています。それも含めてカッコよかったなぁ。この青ユニはパチ物だったのと、あまり持っていなかった長袖と言う事もあり、かなりのヘビーローテーションでサッカーの時に着用していました。まだまともな形で現存しているのが奇跡なぐらい(よく見るとボロボロですが・・・)


 さてクリスマス休暇も終わって、明日はいよいよセリエA再開。アウェイでミランとの対戦になります。シーズン開幕前は、この試合でジャンPとディフランチェスコの対決で、首位攻防戦ぐらいしてれば良いなと夢見ていましたが、まさかの12位対17位の対決。サンプも相当調子悪いですが、あの面子をそろえているミランがサンプとわずか勝点6しか離れていないというのは驚きです。そしてあろう事かイブラヒモビッチが帰還。さすがにいきなり出てくるかは微妙ですが・・・前節、CR7の驚異的な鳥人間ヘッドの引き立て役になってしまったサンプ。イブラの引き立て役になるのだけは避けなければ。ここは同胞の”サンプの良心”ことエクダルにビシッと抑えてもらいましょう。

 ウィンターブレイクの間に徐々に怪我人は戻りつつあります。ベレとボナッツォーリも100%では無いですが、とりあえず招集はされました。ミラン戦不在なのが出場停止のカプラーリ。あと怪我人はバッレート、ベルトラッチ、そして練習で重傷を負ったフェラーリ。後は全員います。

以下、ミラン戦招集メンバー

GK アウデーロ、ファルコーネ、セクリン

DF アウジェッロ、ベレシンスキ、チャボット、コリー、デパオリ、ムリージョ、ムッルー、レジーニ

MF エクダル、ヤンクト、レリス、リネッティ、トルスビー、ヴィエイラ

FW ボナッツォーリ、ガッビアディーニ、マローニ、クアリアレッラ、ラミレス、リゴーニ

予想スタメン

 クアリアレッラ(C) 

       ラミレス

リネッティ     トルスビー

  エクダル ヴィエイラ

ムッルー     ベレシンスキ

  コリー ムリージョ 

   アウデーロ


↑↑ミラン、サンプ共に不利益しかもたらさなかった監督交代劇。まさか冬も持たずに両者解任されているとは・・・

しかし監督が代わっても残ったという事は、ゆくゆくはパロンボ監督がやはり既定路線なのかなー。

さて新年早々、正月気分を一掃するためには願ってもない相手。

まずはみなさま、Milan Merda💩で!

それではドリアーノの皆様、今年もよろしくお願いします。

Foooooooorza Saaaaaaaamp!! 

 次節:SERIE A 第18節 2020年 1/6(月) 対ミラン@ミラノ 現地15:00Kick Off(日本時間深夜23:00) 

’19-’20 SERIE A  

17試合 4勝3分10敗 勝点15 得点14 失点27 得失点差-13 現在 17位