まず、メルカートで嬉しいニュース!
DFジャンマルコ・フェラーリ、MFガストン・ラミレス獲得決定!
前号でお伝えした2人の獲得が正式に決定した。まずはクロトーネのセンターバックジャンマルコ・フェラーリをレンタルで獲得。保有元のサッスオーロから150万ユーロでレンタル、買い取り義務オプション1350万ユーロ、サッスオーロがやっぱり手放さない場合は1600万ユーロ払うと言う方向で話がまとまった模様。昨季は出場停止の1試合を除いて37試合に全時間フル出場。脆弱なクロトーネDFを何とか引っ張り、奇跡の残留に貢献した。左利きのCBで長身を生かしてヘッドは得意。スピードもそこそこで、左SBでもプレー可能。まだ若いし、まさに我々が求めていたセンターバックだ。代表にも今年の4月9日に初招集され、5月31日のサンマリノとの練習試合では嬉しい初ゴールを早速あげている。本人も「サンプで更なるレベルアップを図り、個人的な目標は来年のW杯に出る事だ」と語っているように、今季にかけるモチベーションは十分だ。背番号は空いてるから昨季つけていた13番になるのかな?レギュラーCBとして期待しよう!
↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより
GianMarco Ferrari ?ジャンマルコ・フェラーリ
- ポジション:DF
- 1992年5月15日生まれ(25歳)
- イタリア パルマ出身
- 189cm 82kg
- 昨季:クロトーネ 37試合3得点
- イタリア代表
次はプレミアリーグのミドルズブラからガストン・ラミレスを完全移籍で獲得。結局900万ユーロ+200万ユーロボーナス。左利きでトップ下本職でウィングも出来る攻撃的MF。テクニックとスピードを兼備する。2010年から2年間セリエAのボローニャでプレー経験有り。その当時は27試合7得点、33試合8得点と十分な実績を残した。その後サウザンプトンに引き抜かれてプレミアリーグヘ。2年間プレーした後に、ハルシティとミドルズブラにレンタル移籍。昨季はミドルズブラに完全に移籍してプレーした。前回のセリエAデビューの時はわずか19歳だった為に、まだ若いが経験は十分だ。サンプのロメイ弁護士は、「密かに2年間ずっと追いかけていて、今夏のメルカートも本命のトップ下は最初から彼だった」と言う通り、相当彼には執着していた模様。背番号は10番が与えられるのかな?トップ下のレギュラーとして期待したい。
↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより
左からプラデSD、ラミレス、フェレーロ会長、会長の右腕ロメイ弁護士
Gastón Exequiel Ramírez ? ガストン・エセキエル・ラミレス
- ポジション:MF
- 1990年12月2日生まれ(26歳)
- ウルグアイFray Bentos出身
- 183cm 78kg
- 昨季:ミドルズブラ(プレミア) 26試合2得点
- ウルグアイ代表:42試合0得点
これである程度陣容は固まってきた。あとはFWのシックがどうなるかで、FWの補強が有るかどうか。ジャンパオロは「望んでいた2人を獲得してくれて本当にうれしい。欲を言えばセンターバック。シミッチとレヴェルベの2人はまだ未熟なので、もう一人ぐらいすぐ使える選手が欲しい」と。
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さて、昨シーズン振り返りの最後は16-17シーズンFW陣。ジャンパオロ監督は2トップ+トップ下の形を1年中採用。基本的にレギュラーはクアリアレッラ、ムリエル+トップ下(ブルーノかリッキー)。そんな中、徐々にシックが本領を発揮し始める。途中出場からだけで6つものゴールを決め、スーパーサブとして欠かせない存在になってくる。そしてムリエルが代表戦で怪我した第30節のインテル戦からはスタメンをゲット。その後シーズン最後までずっとスタメンを務めた。FWの4番手がブディミル。高さはあったので、負けてて時間が無い時のパワープレーで使われたりしたが、ほとんど結果を残すことが出来なかった。夏のキャンプには帯同していたカッサーノは、開幕前にジャンパオロの構想から外れ、結果的に1年間ずっと飼い殺しで、トップチームの練習にも参加させてもらえずに終わった。
ジャンパオロのレギュラー、4-3-1-2
クアリアッレ ムリエル
(ブディミル) (シック)
フェルナンデス
(アルヴァレス)
それでは1人1人の総括を見ていこう↓↓
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FW 9 ルイス・ムリエル 6 序盤は比較的順調にゴールを積み重ねる。相変わらず個人技からのムリエルjならではのゴールも多かったが、クアリアレッラとのコンビもなかなか合っていた。特にDERBY2試合共に得点を決めたので、ティフォージにかなり好印象を与えた。ムリエル個人の応援歌も出来たほどだ。自己記録のシーズン11ゴールは余裕かと思われていたが、好事魔多し。3月のDERBY後の代表の試合で怪我。そこから閉幕直前まで欠場を余儀なくされ、結果的に自己記録タイの11ゴールで終わった。来季はセヴィージャに2000万ユーロで完全移籍。サンプでの2年半は、完璧に開花したとは言い難いが1100万ユーロで買ってそれ以上で売れているし、そこそこ貢献もしたのでトータル的にはプラスであろう。守備厳しいセリエより、リーガエスパニョーラの方が結果を残せるような気がする。コロンビア代表(31試合25先発/11ゴール/5アシスト)
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FW 27 ファビオ・クアリアレッラ 6.5 欠場したのはわずか1試合だけ。FW陣での出場は一番多かった。さすがに年齢的に独力だけで何とかは出来なくなったが、ポストプレーや他のFWを生かす動きやパス、自らも相変わらず点で合わせるシュートは得意であった。11月のサッスオーロ戦ではセリエA通算100得点を達成した。ただ、年齢的にもうこれ以上伸びしろが無いのが来季以降は厳しいかもしれない。サンプが強くなるには彼がスーパーサブにいる陣容にならなければ。元イタリア代表(37試合35先発/12ゴール/4アシスト) FW 14 パトリック・シック 6.5 今年のサンプで最終的に一番話題となった選手。FWの3番手だったが、徐々にセリエの水に慣れてくると途中出場から得点を決め続け、スーパーサブとして存在価値を強烈にアピール。段々先発の機会を増やし、ムリエルが怪我した終盤戦は完全にレギュラーとなった。大柄だが足元に優れた左利きのテクニシャン。ドリブルも得意で、将来は何でもできるファンバステンやイブラヒモビッチの様なスケールの大きいストライカーになる可能性が高い。得点はカットインからの左足の強烈なミドルが多かった。いち早く目を付けられたユーヴェに、3050万ユーロと言う破格で移籍が決まった・・・・・・はずだったが、そこからメディカルチェックで問題が見つかり(と言う事になっている)、いったん破談。今まさに移籍騒動の最中だ。これが本人のキャリアとサンプに悪い影響を及ぼさなければ良いが。チェコ代表。(32試合14先発/11ゴール/3アシスト) FW 47 アンテ・ブディミル 4.5 一昨年のベルヘッシオ、昨年のロドリゲスの再来みたいになってしまった選手。FW4番手と言う序列で、先発はわずか2試合。ヘッドとポストプレーだけは一番強かったが、いかんせんスピードが無く残念ながら他の3人に比べるとテクニックと決定力も劣った。セリエBでは得点を量産していたが、さすがにAの壁は厚かったと言う事か。来季は古巣のクロトーネに戻って、再出発を図る。クロアチア人。(11試合2先発/0ゴール/0アシスト) FW 99 アントニオ・カッサーノ ND サンプとカッサーノの2度目の結婚は、2度目の離婚で終わった。キャンプには招集されたが、最終的にリーグ戦の登録から外れる。昨年のDERBY敗戦後のロッカールームでのロメイ(フェレーロの右腕)との大喧嘩、そこから始まったフェレーロとの溝、さらに若手を重用するジャンパオロからも構想外とされた結果だ。しかしカッサーノが何とかサンプで出場したいと言う事で移籍を望ます、飼い殺しの状態となる。シーズン当初はプリマヴェーラへの練習参加が許されていたが、冬のメルカート後にはそれも許されなくなり、サンプカッサーノは終わった。来季に向けては、再びヴェローナとひと悶着を起こしているのは、このblogでも書いている通りだ。絶滅危惧種のファンタジスタは、ついに絶滅してしまうのか。元イタリア代表(0試合0分/0ゴール/0アシスト) |
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以上のメンツから、来季への動向を見てみる。私個人的に来季への願望。まず私的に来季に向けて必要な選手、そうでない選手
残留 = クアリアレッラ 未定 = シック
加入決定 = カプラーリ(←ペスカラ)、コフナツキ(←レフ・ポズナン)、ボナッツォーリ(←ブレッシャ)
放出決定 = ムリエル(⇒セヴィージャ)、ブディミル(⇒クロトーネ)
来季に向けて、今のところ残留しているのがクアリアレッラだけ。シックは個人的な予想では結局出るんじゃないかなー?8月7日に再びメディカルチェックがサンプ側で行われ、それ次第で噂になっているインテルと一応まだ興味を持っているユーヴェとの話が再燃するだろう。
新加入組のカプラーリはレギュラーとして期待大。コフナツキは将来を見据えて、去年のシックみたいに予想以上に早い段階で化ければ儲けもの。ボナッツォーリも似た状況だが、シック残留かもしくは誰かFW獲ったらレンタルに出される可能性が高い。
↓↓それらを踏まえて、現時点でレギュラーはこんな感じか?
SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ
カプラーリ クアリアレッラ(シック?)
ラミレス(プラート)
リネッティ(ヴェッレ)バッレート(ジュリチッチ)
トレイラ(カペッツィ)
ムッルー サーラ(ベレシンスキ)
フェラーリ(レジーニ)シルヴェストレ
ヴィヴィアーノ(プッジョーニ)
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*さて、ここでこれまでのメルカート情報のまとめ
IN
- FWジャンルカ・カプラーリ(23)⇒ペスカラより完全移籍。DFシュクリニアールを放出して、1800万ユーロ+カプラーリを得た。
- FWダヴィド・コフナツキ(20)⇒ポーランドのレフ・ポズナンから500万ユーロの完全移籍。
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FWフェデリコ・ボナッツォーリ(20)⇒ブレッシャ(セリエB)からレンタルバック
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MFガストン・ラミレス(26)⇒イングランドのミドルズブラから900万ユーロ+ボーナス200万ユーロで完全移籍
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MFヴァレリオ・ヴェッレ(23)⇒ペスカーラより完全移籍。昨冬の時点で獲得が決まっていた
- MFレオナルド・カペッツィ(22)⇒クロトーネから完全移籍。こちらも昨冬の時点で獲得が決まっていた
- DFジャンマルコ・フェラーリ(25)⇒クロトーネから150万ユーロでレンタル移籍。1350万ユーロの買い取りオプション付き
- DFニコラ・ムッルー(22)⇒カリアリから完全移籍。MFチガリーニ放出+700万ユーロで獲得。
OUT
- FWルイス・ムリエル⇒2000万ユーロでセヴィージャは完全移籍。
- FWアンテ・ブディミル⇒元々在籍していたクロトーネに買い取りオプション付きレンタルで戻った。
- FWジャコモ・ヴリオーニ⇒レンタルでピストイエーゼに
- FWアンドレス・ポンセ⇒レンタルでリヴォルノに
- MFブルーノ・フェルナンデス⇒ 1000万ユーロで故郷ポルトガルのスポルティング・リスボンに完全移籍。
- MFルカ・チガリーニ⇒カリアリに彼+700万ユーロを払ってDFムッルーを獲得。
- MFアンジェロ・パロンボ⇒ 引退。サンプトップチームのコーチに就任。
- DFミラン・シュクリニアール⇒ FWカプラーリ+1800万ユーロでインテル入りに完全移籍
*その他のサンプトピックス
- 昨季サンプ・プリマヴェーラの監督だったフランチェスコ・ペドーネがユーヴェのU-17監督に引き抜かれた
- 昨季スイスのルガーノにレンタルされていた20歳のヴェネズエラ人FWアンドレス・ポンセがリヴォルノにレンタル移籍
Foooooooorza Saaaaaaaamp!!
今日のカッサーノの“アフォリズム(格言)”
numero170:
Io e mio cugino in due
abbiamo avuto 703 donne.
Forse....
格言170:
俺と俺のいとこで、合計703人は女と姦っただろう
多分....