2020-21 SERIE A 第20節 SAMPDORIA-逆賊Juventus マッチプレビュー!

2021-01-30 19:51:56 | ほぼ週刊サンプ通信 '20-'21
さて後半戦初戦は逆賊ユヴェントス戦!
ユーヴェは1/28(木)のコッパイタリアのSPAL戦、クリロナを温存したりターンオーバーを敷きながら4-0で快勝。
カンピオナートも前節のボローニャ戦に快勝しており、上り調子ではある。
 
ただ、やはり9連覇中の無敵の逆賊に比べるとやはり隙はある。
これで有観客なら自信を持って勝てる!と言いたいところだが、無観客なのが残念。
いずれにせよ勝てない相手では無い!
 
Serie A 第20節 1/30(土) 18:00@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)  主審:ファブリ氏(Ravenna出身)

サンプドリアー逆賊ユヴェントス 

得点者: -

⇈©machesanno.itより

写真はホームで3-0で快勝した1995-96のサンプvsユーヴェ。キエーザ親父とセードルフが喜んでいる

月日は流れ、息子が逆賊に束縛され・・・


さて、勝点26で10位のサンプと勝点36(1試合少ない)で4位の逆賊ユーヴェの対戦。

開幕戦で対戦してその時は0-3で負けた。まぁその試合はパロンボの友人でもある青年監督ピルロの初陣だった。だから花を持たせてやった事に、逆賊は気付いているのだろうか?

今回はもう特にしがらみは無い。それから前半戦も色々あって、さすがにそこそこの勝点を叩き出している逆賊ではあるが、絶対王者の雰囲気は無い。まぁそもそもアレグリを解任したのも良くわからないし、その後サッリも失敗だとしてもスクデット取っているわけだから、その後をしかもセリエA初挑戦で率いるのは並大抵の事ではないだろう。その急いては事を仕損じるパターンで上手くいく監督もいるが、ダメだとその後全然監督として檜舞台に出てこなくなってしまう。セードルフとかがそのパターンか

ちなみに昨季のホームでの対戦は1-2で惜敗だった。C・ロナウドの世界一滞空時間の長いヘッドにやられた↓↓

2019-20 Serie A 第17節 SAMPDORIA 1-2 逆賊Juve 善戦、惜敗 - ブログ di ”サンプドリアクラブ東京”~blog di "SAMPDORIA CLUB TOKYO"~

セリエAは5/18から全体練習を再開サンプも久々にボリアスコに選手達が元気な姿を見せている今のところ恐る恐る全体練習を再開と言う感じで、サン...

2019-20 Serie A 第17節 SAMPDORIA 1-2 逆賊Juve 善戦、惜敗 - ブログ di ”サンプドリアクラブ東京”~blog di "SAMPDORIA CLUB TOKYO"~

 

以下がサンプvsユーヴェにまつわるデータ集↓↓

直近5試合 ホームでのユーヴェ戦(SERIE Aのみ)

ULTIMI 5 PRECEDENTI IN SERIE A:
2019-2020 Sampdoria-Juventus 1-2 前半19分ディバラ、35分カプラーリ②、45分C・ロナウド

2018-2019 Sampdoria-Juventus 2-0 84′ Defrel (S), 90′ Caprari (S)
2017-2018 Sampdoria-Juventus 3-2  52′ Zapata (S), 71′ Torreira (S), 79′ Ferrari (S), 91′ Higuaín (J), 94′ Dybala (J)
2016-2017 Sampdoria-Juventus 0-1  7′ Cuadrado (J)
2015-2016 Sampdoria-Juventus 1-2  17′ Pogba (J), 46′ Khedira (J), 64′ Cassano (S)

※ここ5試合2勝3敗。順位では近年は圧倒されているが、ホームでは互角の戦いをしている。

通算成績 サンプvsユーヴェ(セリエAでのサンプホーム)

試合:62
サンプ勝利:21
引き分け: 18
ユーヴェ勝利:23
サンプGol:73
ユーヴェGol:75

※私もホームでのサンプVSユーヴェは覚えている限り2回現地で観てる。

オルテガがFK決めたが、インザーギにロスタイムで決勝点を奪われて1-2で逆転負けした1998-99シーズン。

goal Ariel Ortega Sampdoria-Juventus

gran goal di ariel ortega su punizione alla juventus

youtube#video

 

生で観たサンプvsユーヴェの中では、だいぶ古いがこのゴールが一番印象に残ってるなー

ゴール裏で観ていたのでちょうどオルテガの蹴った球が私の方に向かってくる感じで、メチャクチャ興奮した

それからエデル、デ・シルヴェストリ、イカルディが決めて3-2で勝った2012-13シーズン最終戦。

そう言えばその試合はユーヴェのクアリアレッラにゴールを決められたんだっけな

通算成績 サンプvsユーヴェ(SERIE A全部)
試合: 125
サンプ勝利:26
引き分け:37
ユーヴェ勝利:62
サンプGol:121
ユーヴェGol:200

※通算はかなり負け越してはいるが・・・・・・まぁ逆賊だからな・・・八百長もたくさん含まれてるだろう


<予想スタメン>

さてサンプはガッビアディーニが怪我で不在。

前節良かったジャンPフォーメーションの4-3-1-2ではあるが、おそらくユーヴェの攻撃力を警戒して使ってこないだろう。

ラニエリ監督は4-4-1-1、良くて4-4-2で来ると思う
DFは右がベレジンスキ。トネッリもまだ本調子では無いのでセンターは吉田麻也コリー。左はアウジェッロ
MFはカンドレーヴァを右、ヤンクトを左にと言う予想。左はダムスガールの可能性も有る。ダブルボランチは前節の活躍で株が急上昇中のアドリエン・シルヴァがおそらくスタメンで、その相棒をエクダルトルスビーが務めるであろう

FWは再び予想と言うか願望でケイタクアリアレッラの2トップ。トップ下的にラミレスヴェッレが出てくる可能性も有る。トッレグロッサもまだ途中から出場であろう

元ユーヴェはクアリアレッラ、アウデーロ、エクダル、カンドレーヴァ、そしてラニエリ監督。何気に多い。また、ガッビアディーニはユーヴェが保有権を持っていた時代も有ったが、ユーヴェでプレーはしていない

SAMPDORIA<4-4-2> 監督クラウディオ・ラニエリ

 クアリアレッラ(cap) ケイタ・バルデ

 (ラミレス)(ヴェッレ)

ヤンクト(ダムスガール) カンドレーヴァ

 エクダル(トルスビー) アドリエン・シルヴァ

アウジェッロ     ベレジンスキ

   コリー    吉田

     アウデーロ

ベンチ:GKラヴァーリア DFロシャ、レジーニ、トネッリ

MFトルスビー、ヴェッレ、アスキルドセン、レリス、ダムスガール FWトッレグロッサ、ラミレス、ラ・グミーナ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

逆族ユーヴェはピルロ監督の4-4-2

コッパのSPAL戦は完全に控え組だったので、レギュラーをサンプにぶつけてくるのだろう。相手にとって不足は無い

ただクルゼフスキが出場停止、ディバラが怪我で不在はまことにありがたい

GKは安定感抜群のシュチェスニー

DFはボヌッチの相棒がおそらくデリフトでは無く”キラー”キエッリーニ。そして右にクアドラードの左がダニーロ

MFは昔のロナウドそっくりなマッケニーが右で、左がキエーザ息子なのかな?

 ジェノヴァ出身、サンプユース出身の生粋のドリアーノであるエンリコ・キエーザであるが、フィオレンティーナに在籍している時に息子が小学生になる

そこでフィオレンティーナユースに入ったので、サンプとの縁が無くなってしまった。最大の損失だ。ちなみに親父がサンププリマヴェーラの監督時代に、ヴィオラユースにいたフェデリコと対戦している

⇈©Gianluca Di Marzioより

ダブルボランチはトレイラやラミレスの同胞ベンタンクールアルトゥール

FWはCR7モラタ

ちなみに元サンプはいない。プリマヴェーラにピータースがいるぐらいか

あとユーヴェについて詳しくは、親しくさせて頂いている月刊ユヴェントスさんの紹介でも見て下さい(笑)

【さぁ、シーズン折り返しだ!】2020-21シーズン第20節 vs サンプドリア戦 プレビュー | 月刊ユベントス

  思い返せば4ヵ月前。新生ピルロユベントスは第1節のサンプドリア戦からスタートしました。 誰もが新人監督であるピルロに期待と不安...

月刊ユベントス

 
 

逆賊ユーヴェ(4-4-2) 監督:アンドレア・ピルロ

 モラタ C・ロナウト

キエーザ     マッケニー

 アルトゥール ベンタンクール

ダニーロ      クアドラード

 キエッリーニ ボヌッチ

   シュチェスニー


(私的キープレイヤー ):アウジェッロ

 クアドラードの右SBの攻撃力は驚異的だが、その裏を突きたい。アウジェッロのクロスの質の高さはそんなにバレてないはずだから(セリエAレベルでそれは無いかw)

。ユーヴェのCBのおじさん2人も高さは強いが、右のカンドレーヴァも古巣相手に燃えているだろうし、クロス供給人は揃っている。何とか同点で耐えて、トッレグロッサ投入してから左右からのクロスで点取って勝つ!そんな感じになれば

(私的勝利確率 ):勝利98% 引き分け1% 敗北1%

・まぁ大して負ける要素は見当たらない

・クリロナだけやっかいだから、吉田さんにまず一発股間に蹴り入れてもらって・・・

正直そこの対戦は不安しかないが・・・まぁチームで守るしかないだろう


試合前のラニエリ監督の会見↓↓

Sampdoria-Juventus: le parole di Ranieri

Le parole del tecnico blucerchiato Claudio Ranieri alla vigilia di Sam...

youtube#video

 

「ユーヴェは監督も代わって新加入選手も多いが、巧く馴染んできている。今は首位から少し下にはいるが、当然スクデット候補の強豪だ」

「しかし我々も開幕戦で当たった時とは状況が全然違う。あの試合は私が望んだプレーが全然できてなかった。その時と比べると新加入選手もたくさんいるし状況は全然違う」

「ユーヴェ相手では完璧な試合をして、それに加えて少しの幸運が無ければ勝てない。それがチャンピオンチームと対戦するという事だ。しかし1本バーやポストが助けてくれたり、アウデーロがファインセーブをすれば大丈夫だろう」

「カルチョは面白い。我々は昨季は試合の前半全くゴールを決められなかった。今季はゴール数も増えたし12人もの選手がゴールを決めている」

などとコメント


サンプニュース
・前半戦終了時点で、サンプは最もツイているチームに?!サンプの対戦相手のシュートがバーもしくはポストを叩いた本数が14本。これは現在のところセリエAのトップだ
・ケイタ・バルデはセリエAでスタメンを務めたここ16試合で14得点。これはかなりの確率だ。ユーヴェ相手にもスタメンとゴールが期待される
・サンプは今季すでに12人もの選手がゴールを決めている
FWクアリアレッラ、ケイタ、トッレグロッサ MFカンドレーヴァ、ヤンクト、ダムスガール、ヴェッレ、トルスビー、エクダル DF吉田、コリー、アウジェッロ
・サンプはホームでインテル、ウディネーゼと2連勝中。3連勝となるとジャンパオロ時代の2019年に4連勝を記録して以来となる
・サンプからレンタル中のトリノFWボナッツォーリが構想外となっている。クロトーネ移籍が噂され、あとは本人次第
・同じくサンプからレンタル中のFWダミーコがプロセストへ、FWスティエポヴィッチがグロッセートに引き続きレンタル移籍
 
前半戦、勝点26で終了した。勝点3制度かつ20チームにセリエAがなってから、サンプが前半戦で上げた平均勝点が24.73
今季はそれは上回ったという事だ

以下が前半戦のサンプ勝点ランキング:
Sampdoria 2014/15 33点 (最終勝点: 56点)
Sampdoria 2017/18 31点 (最終勝点: 54点)
Sampdoria 2018/19 29点 (最終勝点: 53点)
Sampdoria 2005/06 28点 (最終勝点: 41点)
Sampdoria 2004/05 28点 (最終勝点: 61点)
Sampdoria 2020/21 26点 (最終勝点: ????点)
Sampdoria 2010/11 26点 (最終勝点: 36点)
Sampdoria 2009/10 26点 (最終勝点: 67点)
Sampdoria 2007/08 25点 (最終勝点: 60点)
Sampdoria 2006/07 24点 (最終勝点: 49点)
Sampdoria 2016/17 23点 (最終勝点: 48点)
Sampdoria 2015/16 23点 (最終勝点: 40点)
Sampdoria 2013/14 21点 (最終勝点: 45点)
Sampdoria 2012/13 21点 (最終勝点: 42点)
Sampdoria 2008/09 20点 (最終勝点: 47点)
Sampdoria 2019/20 19点 (最終勝点: 42点)
 
興味深いのが、同じ勝点26で並んでる2009/10と2010/11が、最終的にこの期間で最高勝点と最低勝点をたたき出していると言う事
後半戦だけで31点も差がついている
2009/10は後半戦で勝点41をたたき出してCL出場権を勝ち取った。その翌年はカッサーノがリカルド・ガッローネと喧嘩して追い出され、パッツィーニも冬のメルカートでミランに放出されてチームが崩壊。後半戦で10点しか勝点を積み上げられず、最終的にセリエB落ちした屈辱のシーズン
つまり、まだ後半戦次第で天国にも地獄にもなるという事だ

前号でも言ったが、ここで目標を高く持たないと現在の順位は上も下も目指せなくて(下は目指さなくて良いのだが)、シーズン終盤で目標が無くなる可能性が高い。

その為にもこのユーヴェ戦は良い指針となる。ここで勝てれば選手も自信が付いて本格的に上が目指せるだろう。

逆賊討伐!!

Foooooooorza Saaaaaaamp!!

次節:SERIE A 第20節 2021年 1/30(土) 対逆賊ユヴェントス@ジェノヴァ 現地18:00Kick Off(日本時間深夜2:00) 

’20-’21 SERIE A  

19試合 8勝2分9敗 勝点26 得点30 失点29 得失点差+1 現在 10位


2020-21 SERIE A 第19節 Parma 0-2 SAMPDORIA 吉田麻也、初ゴール!

2021-01-25 21:46:22 | ほぼ週刊サンプ通信 '20-'21
 
Bella Vittoriaaaaaa!!!!!


吉田麻也のサンプにとって日本人初ゴールで先制!
そしてラミレスのアシストからケイタ・バルデがすぐに追加点!!
 
そのまま逃げ切って、第4節のラツィオ戦以来久々今季2試合のクリーンシートで前半戦最終戦を飾った。
前半戦は勝点㉖の10位で折り返し
 
Serie A 第19節 1/24(日) 20:45@エンニオ・タルディーニ(パルマ)  主審:マンガニエッロ氏(Pinerolo出身)

パルマ 0- 2サンプドリア

得点者:前半25分吉田①、34分ケイタ・バルデ③

↑↑©tuttomercatoweb.comより

この日の勝利の立役者の2人。

先制ゴール&完封の吉田麻也と、ファインセーブ連発&クリーンシートのアウデーロ!

[試合前情報]
サンプはガッビアディーニ、トネッリ、フェラーリが怪我で不在。プレレッチはプリマヴェーラの方で試合に出ていた

さてやっと私の声が届いたか、ラニエリ監督は2トップにしてくれた。しかし、やや驚きのトップ下でラミレスを起用してジャンパオロフォーメーション「4-3-1-2」
DFは右がベレジンスキ。トネッリも不在でセンターは鉄板で吉田麻也とコリー。左はアウジェッロ
MFは怪我明けのエクダルでは無くアドリエン・シルヴァをアンカーに、カンドレーヴァを右、トルスビーが左。そしてトップ下がラミレス

FWはついに実現したケイタクアリアレッラの2トップ。

元パルマはレジーニラニエリ監督

SAMPDORIA<4-4-2> 監督クラウディオ・ラニエリ
 ケイタ・バルデ クアリアレッラ(cap) 

(58分ダムスガール)  (70分トッレグロッサ) 
    ラミレス(70分ヴェッレ)

トルスビー  カンドレーヴァ(82分ヤンクト)
  アドリエン・シルヴァ(82分エクダル)

アウジェッロ     ベレジンスキ
   コリー    吉田
     アウデーロ

ベンチ:GKラヴァーリア、レティカ DFロシャ、レジーニ
MFアスキルドセン、レリス FWラ・グミーナ

イエロー:ケイタ・バルデ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

パルマはダヴェルサ監督の4-3-3。

ブルグマンじゃなくてグラッシだった以外はプレビューの予想が当たった。
DFのイアコポーニとガリオーロが怪我していたが、間に合った。また冬のメルカートでミランから獲得したばかりのコンティがいきなり先発。左は若手のペッツェッラ
MFはブラジル人のエルナニが出場停止から帰ってきて左。スロヴェニアのクルティッチがアンカーで右にグラッシ
FWはデンマーク代表の巨漢FWコーネリウスをセンターに、元祖スピードスターのジェルヴィーニョと💩ぇノア臭がするクツカが両ウィングを固める

元サンプはダヴェルサ監督

Parma(4-3-3) 監督:ロベルト・ダヴェルサ
   
    コーネリウス
ジェルヴィーニョ(cap) クツカ

エルナニ      グラッシ(65分ブルグマン)
(46分カラモ)(80分ミハイラ)   

    クルティッチ
ペッツェッラ(86分リッチ)  コンティ

 ガリオーロ  イアコポーニ

      セペ

ベンチ:コロンビ、デジ、ソーム、デイエルクス、ブルネッタ、カマラ、ブージ、スプロカーティ

イエロー:クツカ

*備考:無観客試合;芝状態良好
★日曜20:45キックオフのナイター。ポスティチポ

この試合の両チームのキャプテン、クアリアレッラとジェルヴィーニョは共に背番号27番。27番対決と言えば、昔の西武伊東とヤクルト古田が思い出される…


<あらすじ>

ハイライト動画

Parma 0-2 Sampdoria | Yoshida & Balde on target as Sampdoria see off Parma | Serie A TIM

Maya Yoshida and Keita Balde were on target as Sampdoria saw off Parma...

youtube#video

 

完勝に見えるが、最初のチャンスはパルマだった。実写版”パイレーツオブカリビアン”のジェルヴィーニョのカットインからの強烈なシュートで目が覚める。

しかし、この日当たっていたアウデーロがかすってポスト

すると、先制点はサンプ

25分、右から”クロス供給マシーン”カンドレーヴァのクロス⇒コーネリアスがブラインドになって自殺アシスト⇒目の前にこぼれてきた球を、吉田麻也が左足ボレーで蹴りこみ先制!!

↑↑©PrimoCanaleより

吉田麻也にとって嬉しいサンプ初ゴールは、サンプにとっても嬉しいアジア人初ゴールとなった。FW柳沢でも成し遂げられなかった記録をDFの吉田麻也が達成!

ジェノヴァ市のクラブに在籍した日本人得点ランキング

1.1得点=吉田麻也(サンプドリア)

  1得点=三浦知良(💩ェノア)

3.0得点=柳沢敦(サンプドリア)

さらに攻め立てるサンプは34分、敵のパスをカットしたラミレスがすぐさまショートカウンターからケイタ・バルデにラストパス

”ジェノヴァの稲妻”ケイタ・バルデが絶妙なファーストタッチでDFを振り切ると、左足で角度薄いところからゴール!追加点!!

その後クツカの適当なシュートがバーに当たる場面も有ったが、サンプ2-0で前半終了

前半のポゼッションはサンプ53.1%:パルマ46.9%

アウェイながらボールも支配して、サンプの4-3-1-2は機能していた。またラミレスの先発起用も大当たり!

さすがに若手の台頭や新加入選手のあおりを食ってお尻に火が付いたか、この日はラミレスやケイタもDFもしっかりこなしていた

後半はやや守勢に回るが、それほどペースは変わらず

ケイタを下げてダムスガールを投入して、4-4-1-1にフォーメーションを変更

最終的にフォーメーションはこうなった↓↓

サンプ(後半最終)

    トッレグロッサ

  ヴェッレ

ヤンクト      ダムスガール

  エクダル トルスビー

アウジェッロ   ベレジンスキ(cap)

  コリー   吉田

    アウデーロ

CKの崩れからダムスガールの強烈なボレーはGKセペのファインセーブ・・・

逆にジェルヴィーニョの単独突破から左足強烈なシュートはGKアウデーロのスーパーセーブ!

両チーム共にシュートは放つが両GKが頑張ったのも有り

ロスタイム3分

そのまま2-0で終了!!!

 (ポイント)

・最終的なポゼッションはサンプ51%:パルマ49%。最終シュート数はサンプ12本(枠内6):パルマ11本(枠内3)
・今季2度目、アウェイでは20試合ぶりのクリーンシート(無失点試合)で2連勝!!
・前半戦は勝点26の10位で終了。昨季前半戦終了時は勝点19で16位だった

・同盟国のパルマは覇気が無くてやや心配。この監督人事自体がパルマの危機を証明していると思うが・・・まぁそんな心配している場合じゃないか

・良かった選手はいっぱいいるが、アドリエン・シルヴァもマンオブザマッチ級の活躍。エクダルの不在を感じさせず守備でも効いていたし、テクニカルなキープから効果的にボールを散らした。この出来ならラニエリが欲しがった理由もわかる

良い形で前半戦を締めくくれたサンプ。得失点差もついにプラスに転じた。しかし上は結構差がついている。ELを目指すなら6位ナポリ7位ラツィオが勝点34で8点差。当面の目標はここか。目標を高く持たないと、現在の位置は上も下も目指せなくて(下は目指さなくて良いのだが)、残り10試合切ったあたりで何も目標が無くなる可能性が高い

昨季から思っていたが、ラニエリのサッカーは不思議と引き分けが少ない。それ自体は個人的には好きだが。前半戦はインテル、ラツィオ、アタランタには快勝しているが、ベネヴェント、スペッツィア、カリアリ、ボローニャにあっさり負け。やはり上を目指すには取りこぼしを少なくしなくては

次節は逆賊ユーヴェをホームに迎え撃つ

開幕戦の借りを返す時が来た!今はもう9連覇中の無敵の逆賊では無い。

おそるるに足らず!

Foooooooorza Saaaaaaamp!!

次節:SERIE A 第20節 2021年 1/30(土) 対逆賊ユヴェントス@ジェノヴァ 現地18:00Kick Off(日本時間深夜2:00) 

’20-’21 SERIE A  

19試合 8勝2分9敗 勝点26 得点30 失点29 得失点差+1 現在 10位


2020-21 SERIE A 第19節 Parma - SAMPDORIA マッチプレビュー!

2021-01-24 20:08:12 | ほぼ週刊サンプ通信 '20-'21
さて今晩は同盟国、パルマとの一戦
いよいよセリエA前半戦最終節だ!
 
今節、先に行われたセリエA現在1位のミランはアタランタに0-3でチンチンにやられた
そのアタランタに、サンプは3-1で圧勝 だから対ミランは実質6-1みたいなもん
2位のインテルにはサンプは2-1で完勝してるし、インテルはユーヴェに2-0で勝ってるから、ユーヴェに対しても実質4-1
というわけで前半戦優勝はサンプで良いんじゃないでしょうか?
 
ただ、どちらにせよ最終戦は勝ってすっきり終わりたい
 
Serie A 第19節 1/24(日) 20:45@エンニオ・タルディーニ(パルマ)  主審:マンガニエッロ氏(Pinerolo出身)

パルマ -  サンプドリア

得点者: -

↑↑筆者の部屋の壁より

2年前のパルマvsサンプで着用された、ジェメラッジョ記念ユニ

1年間でこのユニが使えるのは私も1年間に1回だけだ(笑)

 勝点23で10位のサンプと勝点13で19位のパルマの対戦。

昨季はダヴェルサ監督の下で11位の成績を残したパルマだったが、今季はリヴェラーニ監督に変更。しかしなかなか調子が出ず、16節にアタランタに0-3で負けるとリヴェラーニ監督は解任された。そこまで2勝6分け8敗で勝点12。そして昨季まで指揮を執ったダヴェルサ監督を再招集。元サンプの選手でもあったダヴェルサと、元💩ェノアの監督もやったリヴェラーニとの差であろう。

そして3日前の1/21にはコッパイタリア戦でラツィオ相手に1‐2で敗退した物の、良い試合をしていた。その試合はターンオーバーでそれほどレギュラーを使っていないし、チームが復活してきている感じなので侮れない

ちなみに昨季の対戦はアウェイながら0-2から大逆転で3-2で勝利。サンプがセリエA残留を決めた試合だった↓↓

2019-20 SERIE A 第34節 Parma 2-3 SAMPDORIA 大逆転勝ちで3連勝!!! - ブログ di ”サンプドリアクラブ東京”~blog di "SAMPDORIA CLUB TOKYO"~

前半はデビルサンプ。後半はエンジェルサンプ本当に別人のようなチームで、前半0-2のビハインドを後半3-0でひっくり返したそしてサンプファンな...

2019-20 SERIE A 第34節 Parma 2-3 SAMPDORIA 大逆転勝ちで3連勝!!! - ブログ di ”サンプドリアクラブ東京”~blog di "SAMPDORIA CLUB TOKYO"~

 

直近5試合 アウェイでのパルマ戦(SERIE Aのみ)

2019-2020 Parma-Sampdorioa 2-3 前半18分ジェルヴィーニョ、40分O・G(ベレジンスキ)

                                               後半3分チャボット①、24分クアリアレッラ⑪、33分ボナッツォーリ⑥

2018-2019 Parma-Sampdoria 3-3 2' Gazzola(P),27'rig.Quagliarella(S),38'Defrel(S),54'Quagliarella(S),68'rig. Kucka(P),71'Bastoni(P)
2014-2015 Parma-Sampdoria 0-2 54′ Bergessio (S), 70′ Soriano (S)
2013-2014 Parma-Sampdoria 2-0 8′ Cassano (P), 90′ Schelotto (P)
2012-2013 Parma-Sampdoria 2-1 36′ rig. Amauri (P), 53′ Amauri (P), 81′ rig. Éder (S)

※ここ5試合で2勝1分け2敗。実はアウェイのパルマ戦では4連敗中だったが、ここ3年は負けていない

通算成績 パルマvsサンプ(セリエAでのパルマホーム)
試合:21
サンプ勝利:4
引き分け:6
パルマ勝利:11
サンプGol:21
パルマGol:30

※通算ではアウェイではまだかなり分が悪い。

パルマがAに定着したのは比較的新しいが、ゾラやアスプリージャなどのスターが築いた1990年代の黄金期はかなり強かったからなぁ

通算成績 サンプvsパルマ(SERIE A全部)
試合:42
サンプ勝利:15
引き分け:11
パルマ勝利:16
サンプGol:55
パルマGol:50

※逆にホームではサンプがかなり勝ち越しており、通算成績はほぼ互角。今日勝てば勝利数で本当にタイになる


<予想スタメン>

サンプはガッビアディーニ、プレレッチ、トネッリ、フェラーリが怪我で不在。

さて、ラニエリ監督は4-4-1-1
DFは右がベレジンスキ。トネッリも不在でセンターは鉄板で吉田麻也コリー。左はアウジェッロ
MFはカンドレーヴァを右、出場停止明けのヤンクトを左にと言う予想。左はダムスガールの可能性も有る。エクダルの怪我の具合が怪しいが、無理ならトルスビーの相棒はアドリエン・シルヴァになるだろう。

FWは予想と言うか願望でケイタクアリアレッラの2トップ。人が誰と言うより、2トップの時の方が今季は機能していると思うのだが.....ただ、現実はトップ下的にダムスガールヴェッレが出てくる可能性が高い?サプライズのトッレグロッサ先発も無くはないが、今節はまだ途中から出場だと読む

元パルマはレジーニラニエリ監督

SAMPDORIA<4-4-2> 監督クラウディオ・ラニエリ

 クアリアレッラ(cap) ケイタ・バルデ

 (ヴェッレ)

ヤンクト(ダムスガール) カンドレーヴァ

 エクダル(アドリエン・シルヴァ)トルスビー

アウジェッロ     ベレジンスキ

   コリー    吉田

     アウデーロ

ベンチ:GKラヴァーリア、レティカ DFロシャ、レジーニ

MFアドリエン・シルヴァ、ヴェッレ、アスキルドセン、レリス、ダムスガール FWトッレグロッサ、ラミレス、ラ・グミーナ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

パルマはダヴェルサ監督の4-3-3。

ダヴェルサはちょうど私がイタリアに住んでいた時のセリエB時代のサンプに在籍していた。当時は左MF。バランサータイプのMFだった
パルマをセリエCから2年連続で昇格させ、その後2年連続A残留。このタイミングで呼び戻すなら、なぜ続けてやらせなかったのか意味がわからない

DFのイアコポーニガリオーロが怪我していたが、間に合わそうとしてきている。また冬のメルカートでミランから獲得したばかりのコンティがいきなり先発してくる可能性が高い。左はペッツェッラ

MFはブラジル人のエルナニが出場停止から帰ってくる。スロヴェニアのクルティッチ、そしてウルグアイのブルグマン
FWはデンマーク代表のコーネリウスをセンターに、元祖スピードスターのジェルヴィーニョと💩ぇノア臭がするクツカが両ウィングを固める


元サンプはダヴェルサ監督

Parma(4-3-3) 監督:ロベルト・ダヴェルサ
   
    コーネリウス

ジェルヴィーニョ  クツカ

クルティッチ   エルナニ

    ブルグマン(シプリアン)
ペッツェッラ     コンティ

 ガリオーロ  イアコポーニ(cap)
 (ディエルクス)     

      セペ


(私的キープレイヤー ):クアリアレッラ

 正直出場できるかはわからない。キャプテンで前々シーズンの得点王も、ケイタやトッレグロッサ、ダムスガールの台頭でポジションが約束されているわけでは無くなっている。しかし毎回もう駄目だと思われる度に驚異的な決定力でゴールを決めて復活してここまで来ているのも事実。最近のパルマ戦の7得点のうちの実に5得点に絡んでいる(4得点1アシスト)と言う相性の良さにも期待して!と言うかとにかくケイタとクアリアレッラかトッレグロッサ2トップがとにかく見たい

(私的勝利確率 ):勝利25% 引き分け30% 敗北45%

・19位のは降格が掛かっていて必死に闘ってくるのは間違いない。ものすごくサンプが取りこぼし易いシチュエーション
・20:45キックオフのゲームでは2017年8月以来、連勝が無い

・とにかく、せっかく前節良い形で勝ったので勝点に継続性を!!


試合前のラニエリ監督の会見↓↓

Parma-Sampdoria: le parole di Ranieri

Le parole del tecnico blucerchiato Claudio Ranieri alla vigilia di Par...

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「パルマ戦は物凄く重要だ。ダヴェルサは選手たちの事を良く知っているし、その彼がまた指揮を執り始めたのは大きい。我々は前節の結果と内容を継続させていかないといけない。ただ失点を継続させてはいけない」

「私がパルマを指揮した時は、去年私がサンプを指揮した時に似ていた。困難に陥っているチームをシーズン途中から率いて、残留までこぎつけた。だからパルマと言うチームには良い思い出がある

「去年はパルマにはホームで0-1で負け、アウェイでも0‐2で負けているところから何とか逆転して勝った。大変な相手なのは間違いない。この試合のカギは我々自身がこう言うサッカーをしたいと言う意思をはっきり見せられるかと言う事だ」

などとコメント


サンプニュース
 
トッレグロッサ以外はまだ動きが無い冬のメルカート。まぁトッレグロッサは物凄く大きいと思うが
FWは補強はもう無いだろうが、ラミレス、ガッビアディーニ、ラ・グミーナをどういう風にしていくかと言う難しい作業が残っている。
ケイタも買い取ってずっとサンプに残す為には出費が必要で、FW陣は今は安泰そうでもなかなか難しいセクションだと思う。今のうちにプロスペクトを1人、ユースでも良いから取っておきたいところですが・・・
 
MFもほとんど動きは無いであろう。レリスをマルセイユが狙っていると言う噂があるが、ホンマかいな!?ホントだったら「どうぞどうぞ」と言うかんじだが

DFが当然一番補強しないといけないセクションだが、噂になっていた両SBのSYはサレルニターナ(セリエB)に、サベッリはエンポリに決定した。その他、噂はちらほらあるが殆どが飛ばし記事だろう。Il Secolo XIXとSKYは特に信用ならない
今季の冬のメルカートの期限は2/1(月)の20:00まで。昨季の吉田麻也ばりの駆け込みサプライズDF補強が有るか!?
 
そんな中、何人かの選手の契約が更新された
 
・オマール・コリー⇒2025
・アルビン・エクダル⇒2022
・吉田 麻也⇒2022
 
個人的にはこの3人は共にうれしいなー
クアリアレッラは、”ユーヴェに移籍か?”とかいうアホな噂が有ったが、結局”魂の”残留宣言をしたので、近々もう1年契約更新が発表されるだろう
そういえば、この噂もSKY発信だったな・・・
これで今季で契約が切れるのがラミレス我らがレジーニだけ。ラミレスはもう無理かな?お金に変えられなかったのは残念だし、サンプでの未来も年々厳しくなってきている。好きな選手だから、選手もクラブもハッピーエンドで終われば良いが。我らがレジーニはまだ意外と若いから、セリエBあたりで現役を続けるのだろう。6年後にサンプのコーチになってる姿が見える

 

Parma omaggia Ultras Sampdoria

Tifoseria Parma omaggia i 50° anni di Ultras Sampdoria..uniti da uno s...

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↑↑サンプサポの最大派閥、Ultras Tito CucchiaroniとパルマのBoys Ultrasは1990年から友好関係に有る。上はウルトラスティトの50周年をパルマボーイズが祝ってくれた物。私も現地で観ていたが、なかなか良かった。いつまで無観客は続くのだろうか・・・

さて、ここ2回クアリアレッラがいない瞬間にPKが有ったので、カンドレーヴァが蹴って2回連続で決めているが、ラニエリが「クッキアイオはワシの心臓に悪いんじゃ!」と言ったとか言わないとかで、昨日の練習後のPK選手権で改めて序列が確認されて

1クアリアレッラ 2カンドレーヴァ 3ケイタ

になったようだ。ケイタが「蹴りたいから俺にも参戦させてくれよー」と来たが、2人には全然かなわなかったらしい。ちなみに対戦相手は2ndGKのラヴァーリア。アウデーロよりは止めていたとか・・・

 

ラニエリも言っていたが、今季クリーンシートがラツィオ戦の1試合しかない。しかもアウェイに限ると19試合連続失点中・・・その流れをまず止めて、しっかり勝点を取りたい!!

Foooooooorza Saaaaaaamp!!

Saaaaaaamp!!

次節:SERIE A 第19節 2021年 1/24(日) 対パルマ@パルマ 現地20:45Kick Off(日本時間深夜4:45) 

’20-’21 SERIE A  

18試合 7勝2分9敗 勝点23 得点28 失点29 得失点差-1 現在 10位


2020-21 SERIE A 第18節 SAMPDORIA 2-1 Udinese 逆転勝ち!

2021-01-18 23:17:46 | ほぼ週刊サンプ通信 '20-'21
ホームでのウディネーゼ戦は先制されるも2得点取って逆転勝ち!
貴重な勝点3を積み重ねた。
 
カンドレーヴァがPKでクッキアイオを決めて3試合連続弾で同点!
そして冬のメルカートで加入したトッレグロッサが途中出場から値千金の逆転弾!!
 
Serie A 第18節 1/16(土) 20:45@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)  主審:ヴァレーリ氏(Roma2出身)

サンプドリア 2ー1 ウディネーゼ

得点者:後半10分デ・パウル、22分カンドレーヴァ④(PK)、35分トッレグロッサ①

 

↑↑©Serie A News.comより

サパタ以来となるサンプでデビュー戦、即ゴールとなったトッレグロッサ

Torre=タワー、Grossa=巨大。その名の通りビッグタワーとしてサンプのFWに君臨してくれ!

[試合前情報]

 勝点20で11位のサンプと勝点16で15位のウディネーゼの対戦。

サンプはウディネーゼと比較的相性が良く、昨季も2戦2勝 

前回のホームでの対戦は2-1でサンプ勝利!↓↓

2019-20 SERIE A 第13節 SAMPDORIA 2-1 Udinese ホームで快勝! - ブログ di ”サンプドリアクラブ東京”~blog di "SAMPDORIA CLUB TOKYO"~

5/7、サンプは新たに3人のコロナウィルス陽性者と1人の1度は陰性になったものの再陽性者を確認したと発表・・・だから言ったろう今シーズンは諦...

2019-20 SERIE A 第13節 SAMPDORIA 2-1 Udinese ホームで快勝! - ブログ di ”サンプドリアクラブ東京”~blog di "SAMPDORIA CLUB TOKYO"~

 

通算成績 (セリエAでのサンプホーム)
試合:39
サンプ勝利:22
引き分け: 12
ウディネーゼ勝利:5
サンプGol: 77
ウディネーゼGol:41
通算成績 SERIE A (全部)
試合: 78
サンプ勝利:33
引き分け:23
ウディネーゼ勝利:22
サンプGol: 136
ウディネーゼ: 112

※ホームでは圧倒的な勝率。そして通算でも貯金11。この対戦数のクラブではおそらく一番相性が良いだろう。ウディネーゼも決して弱小クラブではないのだから


サンプはガッビアディーニ、トネッリ、フェラーリが怪我で不在。ヤンクトが出場停止。

さて、ラニエリ監督は4-4-1-1

前節のスペッツィア戦が良くなかったから、スタメンを3人いじってきた
DFは右のベレジンスキが復活。センターは引き続き吉田麻也コリー。左はアウジェッロ
MFはカンドレーヴァを右、ダムスガールを左に。エクダルとこの日はアドリエン・シルヴァがダブルボランチ

FWはケイタではなく、クアリアレッラとトップ下的にヴェッレが先発

元ウディネーゼはクアリアレッラ、ヤンクト

SAMPDORIA<4-4-1-1> 監督クラウディオ・ラニエリ

    クアリアレッラ(cap)(62分トッレグロッサ)

        ヴェッレ(62分ケイタ)

ダムスガール(62分トルスビー) カンドレーヴァ

アドリエン・シルヴァ  エクダル

  (73分ラミレス)     (85分アスキルドセン)

アウジェッロ     ベレジンスキ

    コリー   吉田

     アウデーロ

ベンチ:GKラヴァーリア、レティカ DFロシャ、レジーニ

MFレリス FWラ・グミーナ、プレレッチ

イエロー:アスキルドセン

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一方のウディネーゼはゴッティ監督の3-5-1-1。

そう言えば昔、野球部の後輩の後藤君のあだ名が”ゴッティ”だったなー

この試合は出場停止はいないが、怪我でフォレスティエリ、ヤヤロ、ヌイティンク、オカカ、プローディ、プッセットと大量の離脱者を抱えている

GKはアルゼンチン代表のムッソ

DFはサミルベカンのブラジル勢を中心に3バック

MFはこれもブラジル代表のワラセをアンカーに、キャプテンのデ・パウルと若手有望株のマンドラゴラ

FWは昨季チーム得点王10点のラザーニャを、シャドー気味にペレイラが支える

元サンプは”悪童じゃないバロテッリ”ことステファノ・オカカ

ウディネーゼ(3-5-1-1) 監督:ルカ・ゴッティ

      ラザーニャ

  ペレイラ

 マンドラゴラ デ・パウル(cap)

 (77分アルスラン)

ゼーヘラール   シュトリガー・ラルセン

(88分アウエヤン)         (85分モリーナ)

     ワラセ(85分ネストロフスキ)

  サミル   R・ベカン

    ボニファツィ

     ムッソ

ベンチ:ガスパリーニ、スクフェット、マケンゴ、デウロフェル、デ・マイオ

イエロー:ゼーヘラール

*備考:無観客試合;芝状態良くない=💩ェノア戦にボローニャの監督として凱旋したミハイロビッチ監督が負けた腹いせもあったか、「相変わらずマラッシのピッチはお芋畑だ」と酷評していた
★土曜20:45キックオフのナイター。アンティチポ

両チームのユニは同じメーカーで、マクロン対決でも有る


<あらすじ>

ハイライト動画

Sampdoria 2-1 Udinese | Torregrossa Scores Late Winner as Sampdoria come from Behind! | Serie A TIM

Goals from Antonio Candreva and Ernesto Torregrossa helped complete a ...

youtube#video

 

前節の最悪の出来を吹き飛ばすべく、立ち上がりからサンプのプレスは激しかった

ラニエリが、ビッククラブ相手だと全ての球際に気合が入っているが、どうも下位相手だと同じ感じで闘えてないと言っていたのが効いたか

しかし得点にはつながらずに0-0で折り返す

前半のポゼッションはサンプ53.7%:ウディネーゼ46.3%

後半、先制したのはウディネーゼ

10分に中央突破してきたデパウルがミドル⇒コリーがブロック⇒

こぼれがまた戻ってしまいシュート⇒GKアウデーロがファインセーブ⇒しかし再再度デパウルが押し込む

という事で先制を許す

嫌な流れの17分、前節選手交代が遅すぎんだろ!と言う筆者の罵声が聞こえたか、ラニエリが一気に3枚替え

ケイタ、トルスビー、そして新加入のトッレグロッサの3人を投入

そのかいもあってか

まず19分にカンドレーヴァがマンドラゴラに思いっきり蹴られてPK獲得

このPKをカンドレーヴァがトッティばりの”クッキアイオ”で決めて同点。カンドレーヴァは3試合連続弾

カンドレーヴァはそう言えば、イタリア代表でもクッキアイオやってたなー

↑↑©Corriere di Umbria.itより

ゴール後にこの謎のポーズ。”A”は何を示してるのかな!?

さらにラミレスも投入してその後も攻め立てるサンプ

最終的にフォーメーションはこのような3-5-2のような形に↓↓

サンプ(後半最終)

  ケイタ  トッレグロッサ

     ラミレス

アウジェッロ    カンドレーヴァ

  トルスビー アスキルドセン

 コリー    ベレジンスキ

     吉田

そして36分、全サンプファンが待ち望んでいた瞬間が!

ラミレスのパスから左サイドのアウジェッロが得意の巻いたセンタリング

⇒ファーに突っ込んできたトッレグロッサが首を振って強烈なヘッド

ボールはムッソも届かずゴーーーール! 2-1

ロスタイム4分

そのロスタイム中にカウンターから決定機を作り、トッレグロッサのラストパスからケイタのシュートはGKのファインセーブで無得点

その際に何故かコリーが恐怖のオーバラップで守備を忘れてゴール前まで突撃してきていたが、そこは勝ったからご愛敬

そのまま2-1で終了!!!

 (ポイント)

・最終的なポゼッションはサンプ54%:ウディネーゼ46%。最終シュート数はサンプ15本(枠内6):ウディネーゼ16本(枠内5)
・守りを固めてカウンターと言う、実は似た者同士の対戦でもあったが、珍しくサンプがポゼッションでも上回る
・3人交代してからリズムが変わった。この日ヴェッレが良くなかったのを差し引いてもやはり2トップの方が良いと思う

・トッレグロッサはまだ90分プレーできないとラニエリが言っていたので、それならクアリアレッラとケイタの2トップでも

トッレロッサはここ30年で10人目のサンプでのデビュー戦でゴールを決めた選手となった(セリエAのみ)
最後に決めたのは2017年のサパタでそれ以来3年4ヶ月ぶり。途中出場でのデビュー戦ゴールは”コブラ”ことサンドロ・トヴァリエリ以来
以下、新しい順にその10選手
 
1- エルネスト・トッレグロッサ 2021
2- デュバン・サパタ 2017
3- ルイス・ムリエル 2015
4- ファビオ・バッツァーニ 2003
5- サンドロ・トヴァリエリ 1997
6- アラン・ボゴシアン 1997
7- クリスチャン・カランブー 1995
8- ルード・グーリット 1993
9- デビッド・プラット 1993
10- グラハム・スーネス 1984
 
こうやってみるとこの中にはカランブー、グーリット、ボゴシアンを始めとして、ほとんど好きなサンプの選手達の中でも特に好きな選手が名を連ねている。やはりデビュー戦ゴールと言うのはファンに物凄い好印象を与えるという事だろう。かの中田英寿もペルージャの鮮烈な逆賊ユーヴェ相手のデビュー戦2ゴールで一気にイタリア&日本で名を轟かせたもんなぁ

この結果、順位は1つ上がって10位となり、やっと順位表の左側に名を連ねた
次節は前半戦の最終試合、同盟国のパル
私が1年半前に最後に生で観た試合が、このエンニオ・タルディーニでのパルマ戦だった。あー、イタリア行きたいなぁ・・・

Foooooooorza Saaaaaaamp!!

次節:SERIE A 第19節 2021年 1/24(日) 対パルマ@パルマ 現地20:45Kick Off(日本時間深夜4:45) 

’20-’21 SERIE A  

18試合 7勝2分9敗 勝点23 得点28 失点29 得失点差-1 現在 10位


2020-21 SERIE A 第17節 Spezia - SAMPDORIA マッチプレビュー!リグーリア対決

2021-01-11 14:05:21 | ほぼ週刊サンプ通信 '20-'21
さあ今晩はスペッツィア戦!
リグーリア州対決!!
 
短くはないサンプ(74年)とスペッツィア(114年!)の歴史の中で、セリエAでは初対戦。というか、Bやコッパイタリアを含めても初対戦。昨年、一昨年と夏の練習試合で対戦しているが公式戦での対戦は無い。これはお互いリグーリア州で近いよしみで、大体キャンプが終わった後の最終調整練習試合みたいので組まれていた
 
同じリグーリア州対決でもDERBYとあまり呼ばないのは、ジェメラッジョまではいかなくてもサンプとスペッツィアは比較的良好な関係。今や左SBのレギュラーとなっているアウジェッロもスペッツィア出身だし、逆に現在チャボットをレンタルでスペッツィアに貸し出している。そして💩ェノアとスペッツィアがあまり仲良くないので、そちらの対戦がどちらかと言えばDERBYと呼ばれるようだ。
 
ちなみに南から北上してきた時にリグーリア州の玄関口とも言える街。人口は10万人弱。街の名前は”ラ・スペッツィア”。イタリア海軍学校が有り、軍港も有る。一方そこのサッカーチーム(Spezia Calcio)は定冠詞が変わって”ロ・スペッツィア”と言う
 
Serie A 第17節 1/11(月) 20:45@アルベルト・ピッコ(スペッツィア)  主審:ピッチニーニ氏(Forlì出身)

スペッツィア -  サンプドリア

得点者: -

セリエA1年目のスペッツィアとセリエA64年目のサンプの対決!

[試合前情報]

 勝点20で11位のサンプと勝点14で16位のスペッツィアの対戦。スペッツィアは前節アウェイでナポリに快勝!勢いはついているが、昨季のセリエB時代以来1度も連勝が無い。

サンプにとってはこれが76回目のリグーリア州同士の対決となる。まぁそのうち75回は💩ェノア。29勝28分け18敗

ラニエリ監督が来てからサンプはセリエAに昇格してきたチームと7回対戦して1回しか負けていない(2-3 vs Benevento)。それ以外は4勝2分け。 

ちなみに前回の対戦は2019年の夏の練習試合。5-3でサンプ勝利!(笑)↓↓

2019年8月のブログ記事一覧-ブログ di ”サンプドリアクラブ東京”~blog di "SAMPDORIA CLUB TOKYO"~

2019年8月のブログ記事一覧です。dal 2008~ sempre FORZA SAMP!! da TOKYO【ブログ di ”サンプドリ...

2019年8月のブログ記事一覧-ブログ di ”サンプドリアクラブ東京”~blog di "SAMPDORIA CLUB TOKYO"~

 

<予想スタメン>

 サンプはガッビアディーニ、プレレッチ、フェラーリが不在。出場停止だったエクダルは戻ってくる。

さて、ラニエリ監督は4-4-1-1
DFは右のベレジンスキがついに戻ってくる気がする。そうなるとセンターは吉田麻也コリー。地元紙はコリーでは無くてトネッリの予想が多いが、トネッリはもう勘弁してくれ。左はアウジェッロ
MFはカンドレーヴァを右、ヤンクトを左に。戻ってきたエクダルトルスビーがダブルボランチ。違うとしたら左右どちらかにダムスガールを入れてトップ下ヴェッレか2トップの形

FWはついにベールを脱ぎ始めたケイタを、クアリアレッラと組ませるのか、トップ下的にダムスガールヴェッレと組ませるのか?前節機能していたので、ラニエリはダムスガールトップ下を続けると読む

元スペッツィアはアウジェッロ

SAMPDORIA<4-4-1-1> 監督クラウディオ・ラニエリ

    ケイタ・バルデ(クアリアレッラ)

       ダムスガール(ヴェッレ)

ヤンクト     カンドレーヴァ

 エクダル(cap) トルスビー(アドリエン・シルヴァ)

アウジェッロ      ベレジンスキ

  コリー(トネッリ) 吉田

     アウデーロ

ベンチ:GKラヴァーリア、レティカ DFロシャ、レジーニ、トネッリ

MFアドリエン・シルヴァ、ヴェッレ、アスキルドセン、レリス FWラミレス、ラ・グミーナ、クアリアレッラ

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一方のスペッツィアはイタリアーノ監督の4-3-3。

イタリアーノはエラスのボランチで活躍していた時に見たなぁ。渋いけど良い選手で、サンプに欲しかった。名前が覚えやすかったので覚えている。この夏にピルロとかと共にライセンスを取得したばかりの若手監督。ただセリエDのクラブから順調にステップアップしてきて、昨季からスペッツィア。4-3-3の攻撃的ポゼッションサッカーを志向して、3位に入ったプレーオフからセリエAに昇格してきた

 

この試合はDF柱のイスマイリが出場停止。怪我でアカンポラ、バストーニ、カプラドッシ、マッティエッロ、リッチが不在。また、冬のメルカートで加入したての元サンプのサポナーラもまだ召集されないようだ

GKはエンポリから加入したプロヴェデル

DFはサンプからレンタル中のチャボットと主将のテルツィがセンター。右SBに夏にずっとサンプが狙っていたフェレールがいる。今でも欲しい

MFは今ブレイクしそうな21歳ポベガと、それよりさらに若いフランスU-19代表ボランチアグメを中心に。

FWは8得点してるンゾラ。しりとりの時に力を発揮するンゴッティやンドラム的な名前のフランス人センターFW。ちなみにサッカー誌ではエヌゾラと表記されているであろう。左に昨季のチーム得点王のギャシはガーナ代表。右はイタリアで既に10クラブを渡り歩く、”さすらいの左利きブラジル人”のファリアス

非常に私好みの若手の原石が多く、サンプに欲しい選手を探すという意味でも楽しみなチームだ。

元サンプはヤコポ・サーラ、チャボット、サポナーラ

スペッツィア(4-3-3) 監督:ヴィンチェンツォ・イタリアーノ

    ンゾラ

ギャシ      ファリアス

 ポベガ    エステベス

    アグメ

マルキッツァ   フェレール

 チャボット テルツィ(Cap)

    プロヴェデル


(私的キープレイヤー ):ケイタ・バルデ

 ついにベールを脱ぎ始めたケイタが、この格下との対戦で本領を発揮するか?個人的にはクアリアレッラと2トップがどう機能するか見たいが、ダムスガールのトップ下も良かったので捨てがたい。あとは古巣との対戦でアウジェッロが成長した姿を見せられるかも興味深い

(私的勝利確率 ):勝利30% 引き分け40% 敗北30%

・当たり前だが、セリエAに楽なクラブは1つもない。格下は間違いないが、全く勝てる保証は無い。
・ただ、最低勝点1、本当は3は絶対欲しい試合だ。イスマイリがいないのと怪我が多いのが付け入る隙

・攻撃的に来て打ち合いになれば、ヤンクト、ダムスガール、ケイタのスピードが生きる。引かれると、まだ攻撃の成熟度が薄いサンプがちゃんと崩せるか?FWはンゾラとギャシの一発が怖い


試合前のラニエリ監督の会見↓↓

Spezia-Sampdoria: le parole di Ranieri

Le parole del tecnico blucerchiato Claudio Ranieri alla vigilia di Spe...

youtube#video

 

「インテル戦の勝利の後に、すぐにこのスペッツィア戦に頭を切り換えた。スペッツィアが難敵だという事がわかっていたからだ。彼らは、これまで彼らが見せてきた戦いに値する勝点を取れていない」

「チームの調子は良い。ケイタもプレーできるし、ベレジンスキも帰ってきた」

などとコメント


  緩やかに動いている冬のメルカート。
 
まず一番決まりそうなのがブレッシャ(セリエB)のFW,エルネスト・トッレグロッサの獲得

https://it.wikipedia.org/wiki/Ernesto_Torregrossa

⇈ウィキペディアのイタリア版では既に所属クラブがサンプになっていたけど、大丈夫かな?(笑)

ブレッシャのエースで184㎝の長身の左利きながらテクニックも有る。昨季のサンプとの対戦時にはキャプテンマークを巻いていた。良い補強だが噂されている100万ユーロ+買い取りオプション700万€は少し高いか?

 また、噂されていたユーヴェへのクアリアレッラ移籍は、”il Secolo XIX”の飛ばし記事で、クアリアレッラ自身がきっちり否定していた。相変わらずアホな新聞社だ(💩ェノア寄り)
 
 FWはトッレグロッサ来ればそれで良いと思うが、あとはラ・グミーナラミレスを上手く処理しないといけないのと、とにかくDFを獲ってくれーーーーー

インテル戦の前に、私の親友の兄で、サンプの職員でも有るDaniele Casagrandeが亡くなった。

まだ若いし、昨年は一緒にサッカーやったほど元気だったのに・・・本当に信じられない

インテル戦のPKをアウデーロに止めさせてくれたのは彼の力だろう。

”R.I.P. Daniele Casagrande”

Foooooooorza Saaaaaaamp!!

次節:SERIE A 第17節 2021年 1/11(月) 対スペッツィア@スペッツィア 現地20:45Kick Off(日本時間深夜4:45) 

’20-’21 SERIE A  

16試合 6勝2分8敗 勝点20 得点25 失点26 得失点差-1 現在 11位