SERIE A 第37節 5/21(日) 15:00@ダチア・アレーナ(ウディネ) 主審:ピンツァーニ氏(Empoli出身)
サンプドリア 1 - 1 ウディネーゼ(前半0-1)
・(前半5分)ウディネーゼ[1] テレオー
・(後半19分)サンプ[1] ムリエル(PK)
↑↑©mondoudinese.netより
ダ・ニーロ「お前がやったんだろ。吐けよ!」
ムリエル「僕じゃありましぇ~ん」
その後何故か、両者共に退場・・・
今シーズン、アウェイ最終戦。10位を争う戦いは先制を許すが数的有利となり、ムリエルの復活ゴールでドロー
[試合前情報]
ここ6試合勝ちが無いサンプ。相手は勝点3差でサンプの下につけているウディネーゼ。10位争いの直接の相手だ。順位や得失点差、またスタメン選手のレベルも結構似ている両チーム。監督はサンプで4位となり、CL出場権をもたらしたデル・ネーリ。高いラインの4バックを敷く攻撃サッカーの使い手だ。前回はクリスマス直前のゲーム。ホームで0-0の引き分け
⇒http://blog.goo.ne.jp/shussissi/e/fc3d7703a26ad7f6cd78a8eff7f09094
さてサンプはジャンパオロの4-3-1-2。GKはプッジョーニ。DFではレジーニが出場停止の為、パヴロヴィッチが左SBに入る。中盤はトレイラ、バッレートは変わらないが残り2人に変化が。リネッティとブルーノに代わってトップ下にプラートの左MFにジュリチッチが起用された。FWは前節傷んだクアリアレッラに代わってムリエルが遂にスタメン復帰。シックとコンビを組む。レジーニ、クアリアレッラがいない為キャプテンマークはシルヴェストレが巻く。元ウディネーゼ勢はムリエル、ブルーノ、クアリアレッラ。特にムリエルはすっきりした去り方をしなかったので、ウディネーゼティフォージからはかなり槍玉に挙げられている。
一方のウディネーゼはデルネーリ監督の4-3-3。GKは遂に覚醒しつつあるイタリア期待の若手のスクフェット。今後ドンナルンマとアズーリの正GKの座を争う事になるだろう。DFはガブリエウ・シルヴァ、フェリペ、そしてキャプテンのダニーロのブラジル人トリオ。+アンジェッラ。中盤はプロレスラーみたいにいかついハルフレッドソンをアンカーに、チェコでシックと誕生日も近い21歳のヤンクト、そしてそれよりさらに若い20歳のクロアチア人バリッチが固める。FWはゴリラみたいなサパタをCFに左にベテラン・テレオーと右に10番デ・パウルが固める。元サンプ勢は監督のデルネーリだけか
★日曜日15時00分、レギュラー時間で行われた試合。シーズン通して勝率が極端に悪い3rdユニで試合に臨む
SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ
ムリエル■65分シック
プラート(79分リネッティ)
ジュリチッチ バッレート
(54分フェルナンデス) (81分ブディミル)
トレイラ
パヴロヴィッチ サーラ
シュクリニアール シルヴェストレ(Cap)
プッジョーニ
ベンチ:GKクラピカス、カヴァニャーロ DFシミッチ、ドド、ベレシンスキ
MFアルヴァレス、チガリーニ FWクアリアレッラ、テッシオーレ
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Udinese(4-3-3) 監督:ルイジ・デルネーリ■66分
サパタ
テレオー(61分マトス) デ・パウル■47分
ヤンクト バリッチ(60分バドゥ)
ハルフレッドソン(90分エヴァンドロ)
フェリペ G・シルヴァ
ダニーロ(cap)■65分アンジェッラ
スクフェット
ベンチ:Karnezis, Kums, Altameeni, Parpinel, Evangelista.
*
備考:退場:後半2分デ・パウル,20分ムリエル、ダニーロ,21分デルネーリ監督;
警告:前半30分トレイラ,後半11分サーラ,20分ムリエル,48分ヤンクト;芝状態完璧では無い
<あらすじ>
前半5分 テレオーGoal:0-1
→左サイドタッチライン際でシルヴェストレとの争いをパワーで突破したサパタ。そのままペナ内まで侵入して、ゴール前にグラウンダーでラストクロス。GKも触れないボールを、ファーでテレオーが合わせて先制・・・
前半7分 チャンス!シックのスルーパスから抜け出したジュリチッチがゴール前に折り返してムリエルがシュートを狙うが、ブロックにあう⇒こぼれを再びジュリチッチが拾いドリブルシュート⇒わずかにニア左に外れる
28分 右サイドからのクロスの処理をサーラが誤り、ペナ内でフェリペがボールを持つ。フェリペが懸命に取り返しに行ったサーラに倒されてPKを要求するが、これはノーファール
30分 テレオーを倒したトレイラにイエロー■
33分 カウンターからシックの左足ミドルシュート⇒良いシュートだったが、GKパンチングで反応
ロスタイム0分。そのまま終了
↑↑©il secolo XIXより 前半、シルヴェストレとサパタの1対1は2勝0敗で後者に軍配。その点このシュクリニアールは負けなかった
前半は0-1。ポゼッションはウディネーゼ11分47秒:サンプ16分06秒。そんなに支配していた感じはしなかったが、早々に先制された事によりアウェイとは言えサンプが攻める展開となった。しかしウディネーゼも肝心なところはしっかり守って、なかなかチャンスは作らせない。そして前線で強靭な身体を誇るサパタに預けて、そこから周りが押し上げると言った展開。しかしムリエルへのブーイングはすごいな
後半2分 トレイラに足裏を見せてスライにいったデパウル、一発退場■
9分 ジュリチッチに代わってブルーノ・フェルナンデス投入。プラートが
左MFに下がり、ブルーノがトップ下に
10分 プラートの絶妙なクロス⇒わずかにムリエルにあわず
11分 サーラにイエロー。次節出場停止■
15分 バリッチに代わってバドゥ、テレオーに代わってマトス投入
18分 左からブルーノのクロス⇒ペナ内でこれを折り返したムリエルがアフターでG・シルヴァに倒されてPK
後半19分 ムリエルGoooooL:1-1
→このPKをムリエルが右下に落ち着いて決める。ブーイングを受け続けたムリエルは相手ティフォージをやや挑発するような過剰なゴール後の喜びパフォーマンス。それに対してウディネーゼ・キャプテンのダニーロが起こり、ムリエルの首を掴みにかかりもみ合いに⇒結果、ムリエルとダニーロが退場。さらにその判定に不平を唱えたデルネーリ監督も退場■
↑↑©ilsussidiario.netより
ここから試合は10人対9人に
32分 プラートに代わってリネッティ投入
36分 バッレートに代わってブディミル投入。数的有利を生かすべく攻撃的パワープレーに
40分 ハルフレッドソンに代わってエヴァンドロ投入
ロスタイム6分
48分 ブルーノ倒したエヴァンドロにイエロー■
そのまま終了。1-1
(ポイント)
・ポゼッションはウディネーゼ19分00秒:サンプ31分32秒
・シュート数はウディネーゼ6本(枠内3本):サンプ7本(枠内5本)
・ポゼッションは圧倒したが、正直そこまで一方的だった感じは全然しない
・↑イコール全く前節と同じコメント
・特に数的有利になってから、それを生かすような攻撃的なチャレンジがほとんど見られなかった
・ムリエルとダニーロの退場は可哀そうだった。両者イエローでも良かったのでは?
・これでサーラとムリエルが一足早くシーズンを終える事になった
・勝てばほぼ10位を決められたが、決められず。まだ自力では決められる状況ではあるが
↑↑©udinesecalcio twitterより
試合内容より、ムリエル対ウディネーゼサポの方がクローズアップされてしまった試合。サンプサポとイカルディみたいに、今後も遺恨は残るんだろうなぁ。結局3rdユニは未勝利のままシーズンを終える事となる。去年の黄色ユニもあまり勝率は良くなかったけど・・・
さていよいよ最終戦。意外と貰える金額に差はあるので何とか10位で終わりたい。元々それがシーズン開幕前に公言されていた最低限の目標であるし。その後は代表戦に突入。サンプからはすでにベレジンスキ、リネッティ、パヴロヴィッチ、シック、ムリエルの5人がそれぞれの代表に選ばれていおる。宿敵ナポリ戦に勝って、すっきり代表戦に向かいたいものだ
Foooooooorza Saaaaaaaamp!!
次節:セリエA 第38節 2017年 5/28(日) 対ナポリ@ジェノヴァ 現地18:00Kick Off(日本時間深夜1:00)
16-’17 SERIE A
37試合 12勝12分13敗 勝点48 得点47 失点51 得失点差-4 現在10位
今日のカッサーノの“アフォリズム(格言)”
numero155:
Il mio amico Ronaldo e' il piu forte con cui ho giocato.
Si vede che mi piacciono gli attaccanti di peso...
格言155:
俺の友達のロナウド(ブラジルのフェノーメノ)は、俺が一緒にプレーしたFWの中で一番強かった
どうやら俺は体重が重いFWが好きなようだ